川崎医科大学入試直前対策講義

岡山校 教務課槇野です。

1月25日(土)岡山校にて川崎医科大学入試直前対策講義が行われました。
今年は校舎が東京校、大阪校と2校舎増えたこともあり、昨年に比べ参加者が増え、岡山校と外部会場、2会場に分かれ、合わせて総勢90名程の参加となりました。
写真のように、最後の最後まで1点でも多く勝ち取ろうと真剣に最後の授業に臨んでいました。

令和2年度の志願者は1,431名。
昨年度は同日受験日の大学が4校ありましたが、本年度は3校となったこともあり、昨年より若干ではありますが、増加となっております。

受験日より2日後の28日(火)には1次合格者の発表が行われ、本日から2日間は2次試験日です。
よって、本日も朝から他校舎の生徒も含め面接対策を個別で行っております。
富士学院では、所属校舎以外の生徒であっても、もちろん各大学の対策が可能となります。

例えば、岡山校の生徒であっても、東京にて本学受験をする際には、東京校で自学習や、面接の対策を行うことができます。つい先日も帝京大学の直前対策講義が東京校で行われましたので、岡山校の生徒が対策を受けておりますが、岡山校でもこのように、川崎医科大学に1次合格果たした他校舎の生徒が来院し、面接の対策を昨日から引き続き、本日も行い、出来る準備万端で午後の試験に元気に送り出しています。

1次合格を果たす生徒は、それが自信となり、一段とキリっとした姿に変わっていきます。
そういった成長を間近で感じることが出来るのは、とても嬉しく思います。
入試本番、今後も続々と合格発表されていきますが、最終合格を見事に勝ち取り、多くの花が咲くよう、職員・講師一同、引き続き応援しています。

入試直前指導(受験前日まで個々に対応)対象:高3生・高卒生

国公立医学部出願相談会(1月24日(金)~2月5日(水))無料・事前予約制(ご家庭毎に個別面談)

富士ゼミ個別相談会(2月8日(土)より全国20会場でスタート)無料・事前予約制(ご家庭毎に個別面談)

2/12・2/13 埼玉医科大学後期直前対策講座

2/12〜2/17 島根大学医学部受験直前対策指導

2/25・2/26 金沢医科大学後期直前対策講座

2/27・2/28 近畿大学後期直前対策講座

3/5・3/6 久留米大学後期直前対策講座

愛光高等学校「校内医学部受験セミナー」開催

カトリック聖ドミニコ修道会のロザリオ管区によって
「輝く知性と曇りなき愛。愛(Amor)と光(Lumen)の使徒たらんことを!」
との信条のもと1953年4月 愛光学園(松山市)は創立されました。
現在、2023年の創立70周年に向けたプロジェクトも進行中の同校は、ご承知の通り全国でも有数の進学校として知られており、医学部志望の生徒さんも多く在籍されています。

さて、去る11月21日(木)その愛光学園高等学校にお伺いし「校内医学部受験セミナー」を開催させていただきました。
3年生と2年生併せて40名以上のご参加を頂き、生徒の皆さんは皆真剣な眼差しで講義を聞いていました。3年生はすでに眞近に迫った医学部受験を意識し、特に熱のこもった受講態度がとても印象的でした。

セミナー終了後も予定時間を大きくオーバーするほどのご質問を頂き、盛況のうちに終えることができました。

講演内容につきましても、同校進路担当先生を初め大変高いご評価を頂き、引き続き医学部受験に関する取り組みなどでの、協力のご依頼も頂きました。
この度は「医学部受験セミナー」を開催するうえで、愛光中学校・高等学校の進路ご担当の先生を始め、関係者の皆様には大変お世話になりました。
この場を借りまして改めて御礼申し上げます。

★愛光中学校・高等学校様のHPでも当日の様子をご紹介いただいております。
ぜひご覧ください。
https://www.aiko.ed.jp/contents/chuta/?p=33614

地元 川崎医科大学の特別推薦入試出願について

岡山校の増谷です。
10月も下旬となりました。夜は寒い日も増えてきましたが、日中は晴れ晴れと気持ち良く、秋を感じる日が続いております。 岡山校では、9月に行った川崎医科大学特別推薦入試対策講座に参加して学院に入学した生徒や、国公立大や私立の他大学の推薦入試対策のために来院する現役生も増えており、更に活気が増してきました。11月に入ると推薦入試の出願を開始する大学も多く、受験生たちは、ただでさえ普段の勉強に加え、推薦入試の対策を進めていて大変なのに、出願準備は本当に大変だと思います。
岡山校の地元である川崎医科大学の特別推薦入試は、中国・四国地域枠となり、出願する地域内の高等学校出身か居住している受験生のみが出願可能な地域限定の推薦入試となります。特徴としては、4浪生まで受験が可能であること、評定値の条件がないこと、また高等学校からではなく、出願する地域枠の範囲内で医療に関わる方に推薦書を作成してもらう必要があることなどです。最近になり、川崎医科大学特別推薦入試についてのお問合せをいただく事が増えてきました。特にWeb出願についてのお問合せも多く、必要な書類の確認や出願開始となる11月1日を迎える前に何の準備をしておいたら良いかという内容です。

出願前にするべきことは、川崎医科大学HPのTOPページに掲出されている「2020年度入試情報」「web出願サイト」の確認です。まず「2020年度入試情報」では(2020年度入試概要)を確認した後、同じページにある2020年度 特別推薦入試(中国・四国地域出願者)から学生募集要項をダウンロードしプリントして確認してください。
また「web出願サイト」には(はじめに)の項目をクリックすると・web出願マニュアル・出願書類ダウンロードがありますので、これもプリントして確認してください。いずれも特別推薦入試(中国・四国地域出身者出願)【専願】になります。

2020年度学生募集要項(PDFが開きます
2020年度Web出願マニュアル(PDFが開きます)

受験や出願について何かございましたら、お気軽にご相談下さい。皆さんが目標を達成できるように、岡山校の全職員・全講師で応援しています。

【岡山校のイベント】

11/3川崎医科大学 特別推薦入試直前対策講座
毎週日曜無料開催!医学部受験相談会・学習相談会(個別相談)

2019医学部入試研究会を開催しました。(岡山校)

残暑の中、岡山県でも連日35度前後のとても暑い日々が続いていますがゼミ生・来院生の皆さんは近づきつつある受験を意識し、更に真剣な取り組みを続けています。

そんな環境下、岡山校でも8月30日(金)夕方4時から富士学院各校舎で開催している「医学部入試研究会」を開催しました。今年の研究会は昨年よりも参加校が増え、計21校 27名の進路指導担当の先生方にご参加いただきました。

研究会開催に先立ち今回初めての試みとして、ご希望された先生方に岡山校の校内見学や、その高校の卒業生で現在岡山校のゼミ生として頑張っている卒業生との面会の時間も取らせて頂きました。

校舎内見学では、授業風景を廊下側から観て頂いたり個人指導のブース・自習室や食堂・また校舎4階から上層の「専用女子寮」(モデルルーム)も見学して頂きました。

これは、ある高校の先生に「大手の予備校は、ある程度の情報があるが医学部専門予備校というのは特殊性が強そうで、「正直実態がよくわからない」というお話を頂戴したのがきっかけとなりました。
お陰様で先生方からは、「医学部受験予備校はもう少し暗いようなイメージを持っていたが、実際に来てみると非常に明るい雰囲気で認識が変わった」とか「個人指導や少人数授業を目の当たりにして、密度の濃い特化した授業が確認できた」などの感想ももらいました。

また卒業生との面会では、先生も卒業生(ゼミ生)も本当に嬉しそうに近況についての話などが出来、短時間ではありましたが、生徒にとってもとても有意義な時間を過ごす事ができました。
先生からの感想も「生徒がいきいきして、とても居心地がよく勉強できると言っていました。・・・でもあまり長居してもらってもね」と苦笑いされていました。

本編講演は当学院の校舎統括本部長 村田より以下の内容で行いました。

・2019年度 医学部入試の総括
・2020年度 入試概要・変更点などを含む今後の入試の展望
・推薦入試における合格獲得のポイント解説
・昨年度の入試の成績開示データにより、合否の結果を具体的に例示し面接・小論文の重要性についての解説。
・その他

また、この研究会の後には第2部として「情報交換会」を設定させて頂きました。

先生方も同じ場所に集う機会というのは意外と少ないそうで、参加の先生方は活発に意見交換・親睦を深めていただく事が出来たのではと思います。

今回の岡山校開催の「医学部入試研究会」は以上のように盛況のうちに終えることが出来ました。
本当にまだ夏の熱い中、片道3時間以上かけてご参加いただいた先生も多数いらっしゃいます。
改めまして、心より感謝申し上げます。

今回スケジュールの都合などでご参加できなかった先生方も含めまして、来年もご案内申し上げますので、ぜひ岡山にご足労頂き参加して頂けることを講師、職員一同お待ち申し上げています。

富士学院岡山校 医学部入試研究会 ご参加校

【岡山県】 
○岡山白陵中学校・高等学校
○岡山県立大安寺中等教育学校
○岡山中学校・高等学校
○金光学園中学・高等学校
○岡山県立操山中学校・高等学校

【広島県】 
○広島女学院中学高等学校
○ノートルダム清心中・高等学校
○広島城北中学校・高等学校
○近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校
○福山暁の星女子中学・高等学校
○広島なぎさ中学校・高等学校
○広島市立舟入高等学校
○広島新庄中学・高等学校

【島根県】 
○島根県立松江東高等学校

【香川県】 
○香川県立高松高等学校
○香川県立丸亀高等学校

【徳島県】 
○徳島文理中学校・高等学校

【高知県】
○高知学芸中学校・高等学校 ほか1校

【愛媛県】
○愛光中学校・高等学校
○済美平成中等教育学校

【福山暁の星女子中学・高等学校】様に於いて校内医学部入試セミナーを実施しました。

7月16日(火)14:00から福山暁の星女子中学・高等学校様にお伺いし富士学院各校舎が全国の高校で展開している「校内医学部入試セミナー」を実施させて頂きました。

福山暁の星女子中学・高等学校は1948年(戦後3年目)に福山市内中心部の小高い丘の上に4人の援助マリア修道会シスターによりスミレ学園として設立され、翌年(1949年)財団法人福山暁の星学院としたことに端を発する、キリストの価値観に基づいて全人教育を行うミッションスクールです。

過去にもお伺いさせていただきましたが、設立当初の校舎が残っており本当に趣のある素晴らしい学院です。

今回、同校の中学3年生から高校3年生までの医学部を志望する生徒さんにご参加いただき、富士学院統括本部長の村田から今年度の医学部入試の総括と来年度入試の概要と変更点、及び医学部合格の大事なポイントなどの解説と「医師になること」というテーマで自身の体験を踏まえた講演を行いました。
医学部を志望する生徒さんばかりということもあり、参加者全員が解説や講演を最後まで熱心に聴いていたのがとても印象的でした。
最後に今回のセミナーのアンケートで感想を頂きましたので、一部抜粋してお届けします。

■「今回、お話を聞いて一番に驚いたことは “学力だけが合格基準ではない” “どこの医学部でも面接試験がある”ということでした。・・・・中略・・・・講演の中で先生がおっしゃっていた(5つの大切な事)を心に留め医学部受験に臨んでゆきたいです」。
〈高校1年生〉

■「今日はすばらしい講演を有難うございました。私は今日の講演で改めて医者という職業のすばらしさに気付きました。・・・(中略)・・・自分は心が弱い人間なのですぐ悪い方向に流れてしまいそうで不安ですが、今日の講演を忘れず医師を目指して頑張りたいと思います」。
(高校3年生)

■「医学部入試の事を様々な角度から知ることが出来て自分の中で医学部に対する心持をより強めることが出来ました。・・・(中略)・・・今日をきっかけにもう一度自己分析からしっかり行い課題点を少しずつ解決してゆこうと思いました」。
(高校2年生)

以上ほんの一部を紹介いたしましたが、他にもすばらしい感想を多くの生徒の皆さんから頂きました。
本当に有難うございました。
今回のセミナーで一人でも多く生徒の皆さんが、「医学部に入る」「医師になる」という自覚と覚悟を持ち、将来の良医への第一歩を踏み出すことが出来たのであれば、これ以上の喜びはありません。
また今回、福山暁の星女子学院の進路指導部長、同副部長の先生方を始め多くの教員の皆様、そしてこのセミナーにご理解を賜りました校長先生に心から感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

《岡山校の実施イベント》
9/22 国公立・私立医学部面接対策セミナー
10/6 第一回医学部実力模試・10/20 解説授業

様々な地域から通う中学・高校の個人指導生たち

こんにちは。岡山校の坂手です。

過ごし易い季節になり、生徒のみなさんは個々の目標に向かって一層勉強に励んでいます。また、授業が終わってからの休憩時間や夜の自学習の時間にはゼミ生が、講師・教務職員の居る1Fフロアに足を運んで質問をしたり、学習時間バランス等についての相談をしたりする姿を目にします。今期初の模試を終え、日々の取り組みに対する緊張感も増しているとは思いますが、その結果に一喜一憂せず、『どこが自分の苦手分野なのか』『どのようなミスをしてしまったのか』等、今の自分の立ち位置を確認することを目的に、そして本番で同じ失点を繰り返すことがないよう、今のうちに一つずつクリアしていけるよう、サポートできればと思います。
 
ここで、富士学院の週末の様子を紹介したいと思います。平日の昼間はゼミ生を中心とした授業が実施されていますが、週末は、全国模試や週テストを実施しています。またそれと並行して、中学生や高校生の来院生のみなさんの授業が多く実施されています。来院生は、岡山県からに限らず、広島県、香川県、愛媛県、島根県、兵庫県 等、中国四国地方に限らず関西地方からも様々な地域から通ってきてくれています。
 
医学部受験の難化に伴い、受験生は学習時間の確保が第一となり、時間的余裕が持てない日々が続きます。余裕が無くなるほど、強いモチベーションが底力になることがよくあります。熱意ある生徒さんに少しでも大学の様子を知ってもらい、医学部進学へ、そして良医へと、その道を突き進む決意を強くしてもらえる機会の一助となればと、学院1Fのフロアに各大学のパンフレットを設置しています。様々な大学のパンフレットを閲覧できるタイミングはなかなかないと思いますので、手に取ってしっかり読んでほしいと思います。
実際、富士学院OBの合格体験記にも、「勉強がうまくいかないときに自分が行きたい大学のパンフレットを見て励みにしていた」という声がありました。
これから、受験に向けて苦しい時期もあるかと思いますが、学院で共に良医に向けての道を歩んでいきましょう。

なお、岡山校では毎週(日)に、医学部を目指す生徒・保護者のための個別相談会を実施しています。その他にも様々な医学部受験イベントを実施します。医学部を目指している方はぜひこの機会をご利用ください。

《岡山校の実施イベント》
医学部受験個別相談会&学習相談会(毎週日曜日開催・全学年対象)
6/30 川崎医科大学特別推薦入試準備セミナー

7/14 第一回医学部実力模試・7/28 解説授業

開講して約1ヶ月が過ぎました

岡山校の太田です。ゼミが開講して、約一か月が過ぎましたが、ゼミ生は良い緊張感の中、ゼミ授業そして自学習の時間を過ごしています。また、プレ春期や春期講座中と同様、質問や学習スタイルのアドバイスの時間を持つために、講師そして教務職員のところにくる生徒をよく目にします。  

さて、富士学院では毎週1週間のゼミ授業の内容を確認する『週テスト』を実施し、ゼミ生ひとりひとりに合った学習内容の理解度の確認ができるテストを行っています。ゼミ生は、毎日の授業に追われがちですがこのテストがあることで、復習が必要な分野を確認することができ1週間ごとにしっかりと見直しができます。そして今年より一層、富士学院が力をいれている取り組みがあります。それは、『新聞視写』です。
『新聞視写』のコンセプトは、『読解力強化・要約力強化・1つの文章を読み込む習慣の定着・知識量の増加・出題者、面接官の出題の意図を察する力の増強』が挙げられます。

2020年度入試は、『センター試験』から『共通テスト』へ移行されることにより、より一層の『国語力』『読解力』が問われます。また、近年の医学部受験で重視されている『面接』に置いて、『面接官は何を問うているのか』を汲みとったり、『自分の想いを与えられた時間の中でいかに伝えられるのか』といったり、新聞から社会情勢を見ることに限らず、上記に挙げた力を養う事ができます。
では、具体的にはどういった取り組みなのか、というと、1週間をかけて、曜日ごとに設定された設問、たとえば、新聞記事の視写(書き写す)をする、段落ごとのタイトル付けをする、講師が作成した論旨シートを基に記事の概要をまとめるといった取り組みを行い、それを担当講師そして教務担当が確認をしています。

ゼミ生は1限目がスタートする朝9時までに、『朝テスト』と『新聞視写』の取り組みをしていますが、ほとんどのゼミ生が1限目までに『新聞視写』の提出をしてくれています。朝に弱い生徒や1限目の準備等で朝の時間をバタバタと過ごしてしまう生徒が毎年数名はいますが、朝の取り組みの成果もあり、朝の限られた時間を計画的そして効率的に過ごせているのではないかと思います。
 
5月に入り、『第一回面接指導』も始まりました。富士学院では、『面接ノート』を基に、受験の直前のみではなくこの時期から『医師になりたいという想い』を整理し、具体的に自分の目標とする医師像を持って、学習と面接に取り組めるような期間を設けています。この『面接指導』についてはまた次回のブログでお伝えしたいと思います。

 寒暖差のある季節で体調を崩しがちですが、講師職員一丸となってゼミ生そして現役生である来院生のサポートをして参ります。
 

3年間大手予備校で過ごし、意を決し富士学院へ。そして見事合格!

国公立の後期試験も終盤を迎え、繰上げ合格や後期試験の発表を待つ生徒がいますが、今日は、今年見事合格を果たしたMさんの学院での様子を紹介したいと思います。
Mさんは、3年間を大手予備校で過ごしたのちに、富士学院に入学してくれました。
ゼミ生には入学してすぐ、去年の『生活スタイル』そして『各科目の学習状況』をじっくりと振り返ってもらいシートに記入してもらっています。さらにそのシートを元に、各科目の担当講師と個人面談を行い、『今すべき学習や今後の方向性』を生徒と相談しながら決めていきます。
Mさんは入学後そのシートを記入し、『今まであまり本気で勉強に取り組めていなかった気がする。今年は、逃げずに学習に取り組みたい』という強い意志のもと、ゼミがスタートしました。
『大手予備校での授業への欠席が目立っていた』と申告してくれていましたが、実際に朝が強くなかったので、8時半の点呼時に電話で起こしたり、寮まで様子を見に行ったりすることもありました。体調を崩してしまった場合には、学院内にある食堂さんに依頼をして、本人に合わせた食事を準備してもらったり、欠席してしまった授業の進度や課題を担当の先生が教えてくださったりと、職員全体で合格に向けて進んでいました。
講師との信頼関係も構築され、授業外の時間もたわいもない会話をしたり、質問をしたりする姿をよく目にしました。また、教務職員とも生活面の話しをしたり、5月からの面接指導をしたりする中で、面接練習に加え日常生活における相談を受ける時間も持っていました。また、ゼミ授業に加え、マンツーマンの授業も履修し、受験期の面接指導も教務職員に加え講師とも時間をとって対策をしていました。
もともとMさんは明るく、誰とでも話しができて、面接も特に問題になることはないだろうと思っていましたが、実際に面接のシミュレーションをしていくなかで、『面接となると思っていることや自分の考えがあっても、どれを選びどのように伝えたらよいのか分からなくなる。』という弱点が見えてきました。その弱点をいかに克服していくか、担当講師の力もかりて、『あふれてくる自分の意見を1つか2つに絞り、聞かれている内容に最適な答えを出す』という思考のリズムを癖づけ、入退室も含めこまめに練習を重ねていきました。
いざ受験がはじまり、一年間の頑張りが形となり一次合格を数校勝ち取る事ができました。そして、二次試験に出発する直前まで、大学のパンフレットを読み込んだり、『志望する大学に入学できたら自分は何がしたいのか』をイメージしてみたりと、ただ聞かれたことを答える面接ではなく、自分の熱意をしっかり伝えられるような面接を目指して、面接対策の時間をもちました。

医師志望理由や大学志望理由の話しをする中で、自分が興味を持っていることがより強まり、Mさんが自分の意志を明確にしている様子をみて頼もしさを感じるようになりました。無事に二次試験が終わり、学院に帰ってきたMさんに感想を聞くと『面接を受けている中でこの大学に絶対合格したい!進学したい!と想いが強くなった』と言っていました。その際の表情は今まで見てきた表情とは違い、とても生き生きとしているように見えました。
そして最終発表の結果は、見事『合格』!内面的にも成長できたとてもよい受験期を過ごすことができたのではないかなと感じています。
良医に向けての道ははじまったばかりですが、『熱意』や『感謝』の気持ちを忘れず、彼女らしく成長し続けてくれることを祈っています。富士学院では一人でも多くの生徒を職員全員で応援したいと思っています。

本日は金沢医科大学後期入試

こんにちは、教務の平松です。

岡山は少しずつ暖かくなり始め、後楽園のウメの花も今が見頃です。岡山市にいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください。ただし、花粉も飛び始めていますので、花粉症の方はご注意ください。

さて、本日は金沢医科大学の後期試験がありました。金沢医科大学は昨年度より後期試験を導入していますので、過去問が1年分しかなく、対策の仕方に困っている生徒さんや保護者の方からの相談が多くありました。
さらに、今年度は久留米大学の後期試験も新しくでき、一般入試の後期試験を実施する大学は増えてきました。しかし、受験をする生徒にとっては、受験勉強で重要となる過去問演習がしにくく、どのような勉強をすればよいのか不安になることがあるのも当然かと思います。

学院では、先生方が大学の問題を研究し、どのような難易度なのか、問題傾向がどうなのかを考えてアドバイスをしてくださいますので、ゼミ生・来院生がどんどん質問に来ています。また、直前対策講座として、岡山校では2/28(木)・3/1(金)に近畿大学3/5(火)・3/6(水)に久留米大学の後期対策を行います。後期試験を受験予定の方は参加のご検討をして頂ければと思います。

今、受験を続けている方も補欠の繰り上がりを待っている方もいらっしゃると思います。ひとりで悩まず、自分の考えや悩みを相談できるところをぜひつくって下さい。
受験状況は年々、そして日々変わっていきます。最新の情報を正しく入手して、皆さんが万全の状態で受験ができ、力を発揮できることを学院も応援しています。

近畿大学(後期)直前対策講座(※途中参加可能)
久留米大学(後期)直前対策講座(※途中参加可能)
富士ゼミ(高卒生対象、男女別専用寮・専用食堂完備※通学可)
入試直前指導(高3生・高卒生対象※受験前日まで個別に対応)
個人指導(中学生・高校生※1科目1コマからいつでもスタート)

全校舎から生徒が集結!「川崎医科大学一般入試直前対策講義」

岡山校教務課吉井です。

1月26日(土)岡山校にて川崎医科大学入試直前対策講義が行われました。粉雪がちらつくあいにくの天気でしたが、指導する先生方・全国から医学という道を志して集まった生徒達の真剣な講義への取り組みに寒さを吹き飛ばすような熱気を感じました。

そして27日(日)川崎医科大学の一般入試一次試験当日、1317人の出願者が緊張感にあふれ引き締まった表情で、この1年間の成果を活かすべく全力で試験に臨まれていました。
厳しい寒さの中本当にお疲れ様でした。

1月も後半を向かえ、受験もますます本格化していきます。また様々な結果に直面する時期にもなっていきます。体調管理はもちろんですが、いままでの自分の頑張りを信じて受験に挑み、最高の結果を掴みとられる事を心から願っています。

今年も推薦合格者が続々輩出!

教務課の満園です。推薦入試も一段落致しました。
岡山校の平成31年度の私立医学部・医科大学の推薦入試の結果をお伝えしたいと思います。

地元である川崎医科大学の平成31年度特別推薦入試の結果については、志願者が95名、一次合格者33名(一次合格倍率2.87倍)、最終合格者は20名(最終合格倍率4.75倍)でした。

岡山校では、富士ゼミ生・来院生・対策生合わせて計11名が見事合格を果たし、さらに、近畿大学医学部の推薦入試においても合格を勝ち取ることができ、計12名が医師へのスタートを無事に切ることになりました。

一般入試を見据えた授業と並行しながら、推薦入試に向けての様々な準備や取り組みを続けていき、面接指導も何度も何度も行いながら、悩み、苦しみ、粘り強く頑張り抜いた結果だと思います。皆さん、本当におめでとうございます!

物理選択者の中には、合格の喜びに浸ることなく、未履修である生物への不安からか、医学部入学する前までにある程度勉強して済ませておきたいとの希望が寄せられ、早くも生物の個人指導に取り組んでいる生徒達がいます。その姿勢・向上心・やる気を本当に立派に思います。講師の方々とも、生徒達の成長ぶりを改めて、そしてしみじみと感じているところです。

しかしながら、今回の推薦入試で思い描いた結果を出すことができずに、心の底から悔しい思いをした受験生も多くいると思います。年明けに控える一般入試に向けて、その悔しさをいかに奮起する原動力に変えていけるかが大切です。まずは、他の受験生よりも早い時期に推薦入試を実戦として経験できたことに対しての「感謝」を忘れないでください。そして、先に合格していった受験生と自分との差や違いを比較したときに、何が足りなかったのかを冷静に考えてみてください。そして、行動へと移していきましょう。きっとこの経験を活かしていくことが自分自身を次のステップへ引き上げていき、更なる成長へ必ずつながります。

さぁ、次の戦いの場が待っています。残された時間は皆同じです。試験中に頼りになるのは自分自身しかいません。数多くのライバルがいる入試会場で試験問題を目の前にする未来の自分の為に、前もってしてあげられることは全て行いましょう。「自」分が「信」じることができるようになるまで、何度でも何度でも手抜かりなく取り組んでいきましょう。それが必ず『自信』になります。全ては受験当日の自分自身の為に!

冬期講習(冬休み集中個人指導~1/7まで随時受付)対象:中学生・高校生
入試直前指導(受験前日まで個々に対応)対象:高3生・高卒生

川崎医科大学特別推薦入試が実施されました

教務課の満園です。

本日、川崎医科大学の特別推薦入試 第一次試験が実施されました。
今回の入試より中四国地域出身者に対する募集定員20名での実施となり、その定員に対して志願者数は95名となり、昨年度より23名増加しました。
志願倍率で4.75倍となり、一昨々年(2016年)並みの水準に戻ったことになります。

この特別推薦入試に向けて、富士学院では対策講座を9月9日に、そして直前対策講座を11月4日に実施致しました。
対策講座には、中国・四国地域に住む現役の高校3年生や、他の予備校に在籍している既卒生、そして保護者様からのお問い合わせも多くいただき、昨年以上に参加してくださったことから、今年は受験者も増えそれに伴い厳しい入試になるのではないかと感じておりました。

学院職員・講師一同で試験会場である川崎医科大学へ生徒の応援のために出向きました。また、昨年度の特別推薦入試で合格した学院OB生達もお菓子の差し入れを持ってわざわざ駆けつけてくれました。
OB生と一緒に、ゼミ生・来院生・対策講座の受講生に受験直前の激励をさせていただくと共に、全ての受験生に対して健闘を祈らせて頂きました。

寒さで身が引き締まる青空の下、中庄キャンパスから見える暖色に満ち溢れた紅葉が朝陽に照らされて一層鮮やかに感じられました。そして美しく目に映る山々を背に、朝早くから校舎棟玄関前に掲示してある注意事項にしっかりと目を通している生徒・保護者の姿もあり、この日にかける並々ならぬ気合いと意気込みを感じる次第でした。

引き締まった表情で受験に臨む受験生達。
私達の姿を見て、そして声掛けを受けるとホッとして笑顔がこぼれます。
職員・先生方・OB達それぞれが生徒一人ひとりに様々な声をかけてくれ、生徒たちは励まされる中、笑顔で会場に入っていきました。

医師になりたい想いで、富士学院の門を叩いた日から、今日まで一生懸命に取り組んで成長し、想いを覚悟に変えてきた姿を、そしてこれまでの頑張りを私達は知っています。
いよいよ、その頑張りを形にするときが来ました。これまでに培ったものを出し切ってくれることを願ってやみません。

2019年度の受験の矢は放たれました。
今回の川崎医科大学特別推薦入試第一次試験を終えた皆さん、本当にお疲れ様でした。17日(土)の第一次選考合格発表までは気が気ではないかもしれませんが、一般入試開始まで73日、気持ちをしっかりと切り替えて、本番である一般入試への準備を怠ることなく、これまで通りに手を抜かず、黙々と進めていきましょう。

【岡山校医学部受験イベント情報】

12/2(日) 私立医学部合格セミナー・出願相談会【高校生・高卒生・保護者】
12/9(日) 川崎医科大学プレテスト&12/23(日)個別返却会【受験生】

本番を意識した取り組み

こんにちは。岡山校の平松です。
寒さを感じるようになると、急に受験への焦りが増してきているのではないでしょうか。
推薦入試が近いこともあり、受験に向けて様々な準備を本格的に進めていらっしゃる方も多いと思います。受験はご家族を含めた団体戦です。実際に受験を受ける生徒さんだけでなく、ご家族の方もどことなくそわそわとしてしまう時期ですので、ご家族そろって睡眠時間を削って出願に向けた準備をされているということも多いのではないでしょうか。そのような時期だからこそ、いつも通りの生活やペースを思い出してみてください。ここまで受験に向かって実力をコツコツと積み上げてきたのですから、これまでしてきたことを大きく変えてしまうと調子が乱れてしまいます。自分自身の焦りをコントロールして、やる気に、そして勢いにつなげていきましょう!そのためには、受験勉強をしていく過程で「できるようになったこと」を振り返り、自分自身で認めてあげることだと思います。模擬試験の結果を受けて落ち込むこともあるかと思います。できなかったところをやり直すことが多いかと思いますが、できるようになったこともみつけてください。本番の時に「確実に」解けるようになることが重要です。自己分析は面接練習の場にも活かされます。

さて、10/20(土)には、ゼミ生を対象に川崎医科大学プレテストを実施しました。一般入試と同じスケジュールで、そして、実際の試験に近い状況で受けてもらいました。ゼミ生のなかにも結果に一喜一憂をしている生徒がいますが、大切なのは試験後の取り組みになります。これは本番の入試でも同じことが言えます。別の大学入試で出題された問題がさらに別の大学入試で同じような内容で出されるということも実際にあります。試験をやって終わりにすることはとてももったいないので、復習をしっかりして本番の入試に備えてください。今回の模擬試験で「できなかった」ということがわかったということも大きな成長になります。「できること」も「できないこと」も整理している時間がない!と思われるかもしれませんが、1度自分が解いた問題であれば、分析もしやすいのではないでしょうか。これまでの自分の頑張りをうまく使ってみてください。
また、11/4(日)に川崎医科大学、近畿大学医学部推薦入試直前対策講座、12/9(日)には川崎医科大学一般入試プレテストを実施します。2019年度の川崎医科大学一般入試を考えていらっしゃる方は、ぜひご活用ください。

【岡山校医学部受験イベント情報】

11/4(日) 川崎医科大学特別推薦入試直前対策講座【推薦入試受験生】
11/4(日) 近畿大学医学部推薦入試直前対策講座【推薦入試受験生】
12/2(日) 私立医学部合格セミナー・出願相談会【高校生・高卒生・保護者】
12/9(日) 川崎医科大学プレテスト&12/23(日)個別返却会【受験生】

秋到来

岡山校の奥田です。

秋にさしかかり、18時を過ぎると辺りは暗くなりつつある今日この頃ですが、富士学院ではこの時間帯になると大きなカバンを提げて現役生を中心に来院生達が次々とやってきます。

毎日のように来院する生徒もいれば、週末になると来院する生徒、市内、県内、県外と様々な所から合格の二文字を勝ち取る為に来院していますが、どの生徒の顔を見ても真剣そのもので、皆が夜10時の閉館近くまで学習し続ける姿を日々目にしております。

推薦入試まで約1ヶ月となり、センター試験までも残り100日を切ってきましたが、緊張感が溢れ、様々な不安等とも闘っていかなければならない季節にいよいよなってきたと感じています。

ここから入試まで、不安になった時、自信を無くした時、ではどんな心持で闘うべきか?

この答えは個々に、不安に負けないだけの勉強量をこなす、そしてこれだけやったという自信を持つ、勇気を持つなど精神論含めて様々と持っているかと思いますが、私からのアドバイスとすればプラス思考の考え方、これに尽きると思います。
常にプラスでいる人間は非常に少ないでしょう。マイナスになるのは悪い事ではありません。もし良し悪しで考えるならば、マイナスのままでいる、プラスにする方法を知らない事が悪かもしれません。

マイナスをプラスに変えるには訓練がいります。その訓練を日々積んでいく事が大事だと思います。例えば、おそらくこの言葉の後にはマイナス的な言葉がくるだろうとされる、「でも」「だって」「どうせ」。このような言葉は使わないとか、マイナスからプラスにするにはどう考えたらよいか、マイナスになる度に様々と考えてみて下さい。ピンチはチャンスとも言います。

これから医師となれば逆境の場面など日常茶飯事でしょう。今の苦難を全てこれから医師として活躍するまでの土台と考えて、プラスの考え方を学んでみて下さい。必ず受験で手が止まった時に活かせるはずです。

季節の変わり目、体調管理に気を付けて共に頑張りましょう!

【岡山校医学部受験イベント情報】

11/4(日) 川崎医科大学特別推薦入試直前対策講座【推薦入試受験生】
11/4(日) 近畿大学医学部推薦入試直前対策講座【推薦入試受験生】

一味違う!面接指導と推薦入試対策

こんにちは。岡山校教務課の太田です。
まだまだ暑い日が続きますが、岡山校のゼミ生は8月23日より後期授業がスタートし、受験に向けてより一層強い気持ちを持って授業や個人学習に取り組んでいます。

また、9月からは第2回面接指導もはじまります。第1回面接指導は5月に実施しましたが、その期間のみの単発的な対策にならないよう、日々の生活の中で教務担当を中心に、面接指導時に使用している「面接ノート」を使い、「良医になる」という熱い想いを自分の言葉で表現できるよう、個別に面接練習や考えをまとめる時間を設けています。試験で高得点を取っていても面接時に付け焼刃的な対策だったり、セリフを暗記やマニュアルに頼ったりすると面接官の質問の意図を汲めずに自分の言葉で返答ができず、すぐに面接官に見抜かれて試験に通過することが厳しくなってしまいます。
『なぜ医師になりたいのか』『医師になってどういう事をしたいのか』をきちんと整理し、『大学が求めている人材』『大学が取り組んでいる事項』等、自分自身が志望する大学についての情報をリサーチすることが大事です。だれでも、『面接』となると苦手意識があり緊張を伴うとは思いますが、難しく考えすぎず、自信を持って相手に伝える練習を何度も繰り返すことで克服できる部分もあります。面接対策でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

さて9月9日には、岡山校にて「近畿大学医学部推薦対策講座川崎医科大学特別推薦入試対策講座」が実施されます。推薦対策を実施するところは多いですが、富士学院の強みは多くの受験生からの聞き取り情報を基に、長年蓄積された出題の傾向を分析した独自の合格ノウハウにあります。これにより問題・配点が非公表の入試でも具体的な対策がとれること、そしてこれまでに多くの合格実績を出してきた岡山校精鋭のベテラン講師陣が徹底した対策授業を行い、入試本番に備えます。その結果、2018年度川崎医科大学特別推薦入試の富士学院生合格者占有率はなんと60%(全合格者20名中12名学院生)、2017年度合格占有率50%超(21名中11名学院生)※内部推薦含まずという圧倒的ともいえる実績を出すことができています。また、近畿大学推薦入試は数少ない併願の出願ができること、そして過去問題も公表されていることから、推薦入試までに他の受験生よりどれだけの情報を入手し、どのように対策をして入試本番を迎えられるかが合否を大きく左右します。

推薦対策講座には現在岡山校に通っている現役生に限らず、富士学院各校舎からも多数の参加があります。また他の塾や予備校に通っている現役生そして高卒生に至るまで、毎年多数のお申込を頂いています。定員も残りわずかとなってきました。参加ご希望の方はお早めにお問い合わせ・申込ください。また10月7日(日)には第二回医学部実力模試も実施しますので、2019年度医学部入試を受験予定の高3生、高卒生の方はぜひご参加ください。

これから受験に向けて追い込みの時期となりますが、講師職員一丸となって生徒を応援していきたいと思います。

【岡山校医学部受験イベント情報】

9/9(日) 川崎医科大学特別推薦入試対策講座【推薦入試受験生】

9/9(日) 近畿大学医学部推薦入試対策講座【推薦入試受験生】

9/23(日) 私立医学部(推薦・一般)受験セミナー(福山会場)【推薦・一般入試受験生】

10/7(日) 元祖・富士学院 医学部実力模試・10/21(日)解説授業