ゼミが開講して、約3週間が経ちました。

岡山校の太田です。ゼミが開講して、約3週間が過ぎました。ゼミ生の皆さんは良い緊張感の中、授業そして自学習の時間を過ごしています。
今日は、富士学院での取り組みを2点紹介したいと思います。
1点目は、『新聞視写』です。『新聞視写』は、医学部に精通した国語担当講師が選定した記事や設問により構成され、コンセプトとしては、『読解力強化・要約力強化・1つの文章を読み込む習慣の定着・知識量の増加・出題者、面接官の出題の意図を察する力の増強』が挙げられます。具体的にどういった取り組みなのかというと、1週間をかけて、曜日ごとに設定された設問、たとえば、月曜日は選定された新聞記事の視写(書き写し)をする、火曜日は段落ごとのタイトル付けをする、時事情報の書き写すなどであり、毎朝教務担当が確認をしています。10月下旬ごろまで実施され、上記に挙げた力の育成のみならず、最終的には、自分だけのオリジナル時事情報冊子が完成されます。実際、昨年合格した生徒の中で、新聞視写で扱った時事ネタが、面接や小論文で出題されたようで、毎日ちゃんと取り組んでいてよかったととても喜んでいました。

取り組みの2点目は、5月から実施されている『第1回面接指導』です。
面接指導は、校舎長・ゼミ生・教務担当で個別に実施されます。一般的に面接対策は、受験期か近づいてから対策をする方も多いと思いますが、富士学院では早期から自分自身の『医師になりたいという想い』を整理し、具体的に『自分の目標とする医師像』を持って、学習と面接に取り組めるような期間を設けています。また、将来医師になった際にとても重要となる『コミュニケーション力』や『相手の立場に立って考える』など、現時点での日常生活において意識できる点を明確にし、面接対策のためのみならず、医学部での生活そして医師になった自分をイメージしながら過ごせるよう導いています。また、こういった取り組みをスムーズにできるよう、富士学院では、様々な質問事項をまとめた『面接ノート』を基に進めています。面接指導期間のみならず、日々の中での気づきを大切にして随時書き止めることにより、医師になる『自覚と覚悟』を強化しています。

寒暖差のある季節で体調を崩しがちですが、引き続き講師職員一丸となってゼミ生そして来院生をサポートして参ります。

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