国公立・私立医学部(推薦・一般)面接セミナーを開催しました。

岡山校の富田です。
9月26日(日)、国公立・私立医学部(推薦・一般)面接セミナーを岡山校において開催しました。当日は、高校3年生を中心に多くの高校生とその保護者の皆さんに参加していただきました。
まず、第一部は小論文対策セミナーを行いました。

医学部入試における小論文のポイント
①「良医」を目指すことのできる人間にふさわしい考察をおこなう。
②論文のルールを守り相手に伝わりやすい構成、表現で記す。
与えられた課題を論理的に考察し、大学が望む人物であることをアピールできるものを記すことが必要となります。出題者の意図、コンセプト、段落構成を考えてから書き始める事が重要です。第二部の面接対策セミナーでは、医学部入試の現状から、各大学の合否に係る面接の重要性を、事例を用いて説明しました。医学部入試は偏差値どおりに合格しないケースが多く、これは単に科目試験の得点だけでなく、面接、小論文の評価が重要であることを理由とあわせて説明しました。参加者の方々は、面接の重要性について興味深く聞き入り、メモも取って頂きました。そして、面接試験で問われる3つのポイントについて、実際に質問された事例などを交え説明しました。
①コミュニケーション能力について
②志望熱意はあるか
③医師としての「適性」をみられる
受け答えでは、質問の意図を正しく把握し、自分自身の言葉でしっかりと伝えられるかどうかが重要です。
そして、最後に模擬個人面接を行いました。特に医師志望理由・本学志望理由・将来の医師像はしっかりと説明できるようにアドバイスをさせていただきました。
各大学はアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)を定めており、その定め基づき、各種能力、意欲及び適性等の評価・判定するにあたり、学力の3要素「①知識・技能の確実な習得、②思考力、 判断力、表現力、③主体性を持って多様な人々 と協働して学ぶ態度」を踏まえて総合的に評価・判定されます。これらの能力・態度などの評価・判定は、面接や小論文が行われ、面接方法も各大学様々な方法で実施しています。面接の評価が低くて合格にならないケースもありますので、面接に向けた準備・対策をしっかり行っておくことが重要です。

参加者からは、今回のセミナーで体験した医学部受験の面接を終えて、「大変参考になった、今後もセミナーを受けてみたい」などの意見が多くありました。
医学部受験にあたり受験大学のアドミッション・ポリシーをしっかりと理解して、本日のセミナーで体験したことを参考にしていただき、合格を勝ち取っていただきたいと思います!
富士学院岡山校では、今後も各種セミナーを開催いたしますので、ホームページで確認いただきお申込みいただければと思います。

【現在受付中のイベント】
10/24 国公立・私立医学部を目指すための面接&小論文対策セミナー
10/31 川崎医科大学総合型選抜直前対策講座
11/7 第2回医学部実力模試&解説授業
医学部受験個別相談会&学習相談会(中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)
※平日は17:00以降でも可能です。