開講して約1ヶ月が過ぎました
岡山校の太田です。ゼミが開講して、約一か月が過ぎましたが、ゼミ生は良い緊張感の中、ゼミ授業そして自学習の時間を過ごしています。また、プレ春期や春期講座中と同様、質問や学習スタイルのアドバイスの時間を持つために、講師そして教務職員のところにくる生徒をよく目にします。
さて、富士学院では毎週1週間のゼミ授業の内容を確認する『週テスト』を実施し、ゼミ生ひとりひとりに合った学習内容の理解度の確認ができるテストを行っています。ゼミ生は、毎日の授業に追われがちですがこのテストがあることで、復習が必要な分野を確認することができ1週間ごとにしっかりと見直しができます。そして今年より一層、富士学院が力をいれている取り組みがあります。それは、『新聞視写』です。
『新聞視写』のコンセプトは、『読解力強化・要約力強化・1つの文章を読み込む習慣の定着・知識量の増加・出題者、面接官の出題の意図を察する力の増強』が挙げられます。
2020年度入試は、『センター試験』から『共通テスト』へ移行されることにより、より一層の『国語力』『読解力』が問われます。また、近年の医学部受験で重視されている『面接』に置いて、『面接官は何を問うているのか』を汲みとったり、『自分の想いを与えられた時間の中でいかに伝えられるのか』といったり、新聞から社会情勢を見ることに限らず、上記に挙げた力を養う事ができます。
では、具体的にはどういった取り組みなのか、というと、1週間をかけて、曜日ごとに設定された設問、たとえば、新聞記事の視写(書き写す)をする、段落ごとのタイトル付けをする、講師が作成した論旨シートを基に記事の概要をまとめるといった取り組みを行い、それを担当講師そして教務担当が確認をしています。
ゼミ生は1限目がスタートする朝9時までに、『朝テスト』と『新聞視写』の取り組みをしていますが、ほとんどのゼミ生が1限目までに『新聞視写』の提出をしてくれています。朝に弱い生徒や1限目の準備等で朝の時間をバタバタと過ごしてしまう生徒が毎年数名はいますが、朝の取り組みの成果もあり、朝の限られた時間を計画的そして効率的に過ごせているのではないかと思います。
5月に入り、『第一回面接指導』も始まりました。富士学院では、『面接ノート』を基に、受験の直前のみではなくこの時期から『医師になりたいという想い』を整理し、具体的に自分の目標とする医師像を持って、学習と面接に取り組めるような期間を設けています。この『面接指導』についてはまた次回のブログでお伝えしたいと思います。
寒暖差のある季節で体調を崩しがちですが、講師職員一丸となってゼミ生そして現役生である来院生のサポートをして参ります。