第1回 面接指導

こんにちは。東京御茶ノ水校の醍醐です。
5月6日(木)から、今年度の第1回面接指導を開始しました。高卒生だけでなく、現役生も意欲的に臨んでくれています。
現在、日本の大学には、面接試験が実施されない医学部はありません。医学部の入試で面接が必須とされているのは、医師を目指す受験生の覚悟と資質を、入学前の段階で多角的にスクリーニングする必要があるからです。人間の生死を左右する仕事であること、生涯にわたって学び続けなければならないこと、もちろん、6年間の長きにわたるハードな学習についていかなければならないこと……。他にも多くの理由があることは、お分かりいただけると思います。

このことを踏まえ、富士学院では早い段階から、オリジナルの面接ノートを活用して面接指導を行っています。面接ノートに訴えたい考えや思いをまとめる中で、生徒はじっくりと自己分析を行い、医師になるという決意をより強いものにしています。今回は1回目ということもあり、面接ノートの活用法や自分を見つめ直す材料作りが指導のメインです。これから継続して行っていく面接指導が、入試の面接対策となるだけでなく、受験勉強に向き合う原動力となるよう導いていきます。

この面接指導は将来の良医を見据えた指導と位置づけています。その中で生徒には勉強や生活面に対する意識付けをし、医師になる自覚と覚悟、医学部合格への強い意志と医師として活躍していくための資質を鍛えていると認識を持ってもらいたいと思っています。
合格のさらに先を見据え、富士学院は全力で医学部受験生をサポートしていきます。

【現在受付中のイベント】
中高生、高卒生対象『医学部受験相談会・学習相談会』ご相談随時受付中!

「リフレッシュタイム」を実施しました!

こんにちは。副校舎長の石栗です。
天候にも恵まれ、4/21(水)に今年度第一回目のリフレッシュタイムを行いました。
昨年はコロナ禍の影響で緊急事態宣言の時期と重なり、リフレッシュタイムを外で行うことが出来ませんでした。実質2年ぶりのリフレッシュタイムとなります。
もちろんコロナ禍の状況に変わりはありませんので、全員マスクを着用して運動を行いました。
東京御茶ノ水校では4月の開講から6月末までの間、毎週水曜日に近くの公園を借りて、1時間半程度の運動を行います。公園ということで、球技を行うことができませんでしたが、フリスビーを使ったドッチビー(ドッチボールのフリスビーバージョン)やバドミントンをして楽しみました。最初のうちは生徒たちも遠慮がちなプレーでしたが、すぐに生徒同士打ち解けて、笑顔で活気のある時間になりました。
中には筋肉痛になった生徒もいたようですが、それだけ体を動かしていない証拠ですので、週に一回の短い時間ではありますが、定期的に体を動かすことにより、日々のストレスを発散し、気持ちを切り替えて学習に臨んでいきます。
まだ今年度は始まったばかりですが、受験のための基礎を固めるこの時期に少しでも早く学院での生活に慣れて、1日及び1週間の学習のリズムを作ることはとても重要です。
そのためにも、今後もリフレッシュタイムを活用してメリハリのある学習を行うことで、早期に学習のリズムを作り、日々の学習をより充実したものにしてほしいと思います。

【現在受付中のイベント】
中高生、高卒生対象『医学部受験相談会・学習相談会』ご相談随時受付中!

2021年度開講式を終えて

こんにちは。校舎長の奥山です。

昨夜の大雨とは打って変わり、抜けるような青空の元で2021年度の開講式を迎えることができました。思い返してみると、昨年のこの時期は第1回目の緊急事態宣言まっただ中で、開講式も5月に延期されました。1年が経過した今も、未だ出口の見えないコロナ禍ですが、予定通り今年度のゼミ生が一堂に会し、開講式を開催できたことに大きな喜びを感じています。

開講式では講師、職員の自己紹介から始まり、講師を代表して御茶ノ水校の講師責任者である輿水先生から“模試結果などに一喜一憂しない” “遠慮しないでどんどん質問に来てください”というアドバイスをいただきました。私からはイチローの引退会見での“他人より頑張ろうと思わない。自分の限界をちょっと越えることを繰り返すことでいつの日か凄くなった自分に気付く。だから少しずつの積み重ねでしか自分を越えていけない”というコメントを引用し、粛々と努力を重ねることが合格の秘訣であると説きました。

その後、生徒全員が自己紹介と決意表明を行いました。決意表明には“必ず北海道大学に合格します”という具体的な目標から“大学合格だけではなく人間的にも成長したいです”という思いまで様々でしたが、それぞれが夢と希望をもって富士学院に入ってきてくれたことをとても嬉しい思いで聞かせてもらいました。同時に、私たちスタッフは今日出席してくれた生徒全員に所期の目的を達成させなければならない大きな責任を担っていることを肝に銘じました。

その後、オリエンテーションを2部構成で行いましたが、1部と2部の間では、用意したお弁当での昼食会と、近くの公園の芝生の上で集合写真撮影を行いました。冒頭でも述べたように本当に気持ちの良い青空の下での写真撮影会となりました。春期講習を通じて既に輪のできている生徒も多くいますが、この昼食会と写真撮影会で担任講師や初めて話すゼミ生と打ち解けあい、新しい人間関係が出来た生徒も多くいたようです。

さあ、2021年度がスタートしました。私たち職員、講師は合格率100%を目指して今年も生徒と共に成長していく決意です。頑張れ!とは言いません。一緒に頑張りましょう!

【現在受付中のイベント】
中高生、高卒生対象『医学部受験相談会・学習相談会』ご相談随時受付中!

2021年度から2022年度入試へ

こんにちは。校舎長の奥山です。

2021年度入試も一部の私立医学部、国公立後期の発表を残すのみとなりました。
この一年を振り返ると、第1回目の緊急事態宣言が発令されたため、生徒たちはリモートでの受講が余儀なくされた4月から始まり、対面授業がスタートした5月以降も様々な自粛を強いられる辛く長い1年だったと思います。しかし、富士学院の生徒達は指導に従い、学院内での感染予防に協力してくれました。そのおかげで1人も新型コロナに感染する生徒が出ることなく1年を乗り越えられたことを、本当に感謝しております。また保護者の皆様からは、フェイスシールドや消毒用アルコール、ディスペンサーのご提供まで、本当にありがたいご援助、ご協力を賜りましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。

受験指導については、医療現場の混乱、医師の過酷なまでの新型コロナとの闘いがメディアで報じられることが、医学部入試にどのような影響を与えるかは私たちにも最後まで推測できず、今までに味わったことのない先の読めない1年でした。1次の筆記試験でゴーグル着用を指示する大学、2次試験も会場内でオンラインでの面接に切り替える大学など、想像もつかない環境下での受験となりました。

生徒達には、どの受験生も同じ環境下で闘っていること、感染予防を徹底した上での5月からの対面授業開始は大きなアドバンテージであることを説き、不安に押しつぶされずまっすぐ受験に向かう指導を続けてきました。これは1クラス8名以下という少人数制のクラス編成である富士学院ならではの決断でした。

まだ受験結果がすべて出そろってはおりませんが、ふたを開けてみると共通テスト志願者数は535,245名で前年度から22,454名減、国公立医学部志願者数も20,939名で1,207名減、私立においては日本大学が前年度から484名減、東京女子医科大学445名減という状況で、私立でも複数の大学で受験者数を減らすという医学部受験の状況でした。もちろん信州大学のように昨年はなかった2段階選抜(足切り)が今年は実施されたり、志願者を増やしている私立もあったりします。決して医学部入試が易化しているとは言えない状況が今年も続いています。

そんな中、御茶ノ水校の生徒たちは今年もしっかりと結果を出してくれています。今なお、繰り上がりを待っている生徒が複数いますが、医学部専願者の合格者実数(複数の合格があっても1とカウント)での合格率は62.1%に達しています。本当に生徒諸君は最後まであきらめずに頑張ってくれました。いわゆる多浪と呼ばれる生徒たちもしっかりと合格を決めてくれ、「本当にこれまで頑張ってよかった」といううれし涙を一緒に流すことも多くありました。また前期、Ⅰ期は全く結果が出なかった生徒が、後期で初めて来た1次合格から一気に正規合格を勝ち取ったという奇跡に近い逆転劇もありました。それはまさに予備校職員として最高の喜びを感じる瞬間でした。

2020年度生が合格を決め、私物の整理や挨拶に来てくれる一方で、来年の合格を目指す生徒たちが続々と校舎にやってきてくれています。春期講習がスタートするのは3月22日ですが、早期入学特典の無料個人指導を有効に活用しながら来年の合格に向けてスタートしています。私たちもまた新たな気持ちで新年度生とともに成長していきたいと考え、入学三者面談に臨んでいます。国公立後期の発表が始まる3月20日を過ぎると一気に席が埋まってきます。富士学院への入学をご検討されている方は、定員締め切りにならないようお早めにお越しください。お待ちしております。

富士ゼミ(高卒生対象、特待生制度有。男女別専用寮・専用食堂完備※通学可。)
個人指導(中学生・高校生対象※1科目1コマからいつでもスタート!オンラインも可能)

富士学院が一丸となって受験生を支える「入試直前ガイダンス」

こんにちは。富士学院・東京御茶ノ水校の醍醐です。

東京御茶ノ水校では、大学入試共通テストを明日に控えた2021年1月15日(金)、「入試直前ガイダンス」を行いました。これは、最長で3月末の国公立大学後期日程まで続く医学部入試に臨むゼミ生を激励するもので、富士学院が一丸となって受験生を支える姿勢の表れとなるイベントです。

まず、各科目の先生方から、学習面でのアドバイスも含めた熱いエールをいただき、続いて、教務スタッフの全員が応援メッセージを述べました。緊張した時の対処法、精神力を保ち続けることの重要性、入試当日に役立つちょっとしたワンポイントアイテムなど、多彩な角度でお話しできたのではないかと思います。

最後に、教務スタッフの気持ちが込められた「お守り」と「受験票入れ」とを、校舎長の奥山からゼミ生一人ひとりに直接手渡しするとともに、ゼミ生の決意表明を聞かせてもらいました。高い意気込みを語る生徒、ユーモラスな表現で笑いを誘う生徒、緊張してしまう生徒……、それぞれにそれぞれの合格を期する思いがあふれていました。

締めは、ゼミ生代表による「勝鬨」です。生徒・講師・教務スタッフ全員で「エイ、エイ、オー!」を三唱し、散会しました。

富士学院では、生徒たちの合格のさらに先を見据えながら、ご縁をいただいた皆さんをこれからも一貫してサポートしていきます。

(追伸)今夜の学院専用食堂のメニューは、縁起を担いで「トンカツ」です!

入試直前指導(受験前日まで個々に対応)対象:高3生・高卒生
国公立医学部出願相談会(1月23日(土)~2月3日(水))無料・事前予約制(ご家庭毎に個別面談)

スペシャルディナー

こんにちは。東京御茶ノ水校の島田です。

富士学院には学院専用食堂があり、専門の栄養士が栄養管理と衛生管理に配慮した温かく美味しい食事を毎日3食提供しています。月に一度、料理長が腕によりを掛けた「スペシャルメニュー」を提供します。
12月18日(金)は月に一度のスペシャルディナー。しかも、クリスマス間近だった為メインはローストチキンでした!
ちなみに、写真の中央下がローストチキン、左からマカロニグラタン、ケーキとフルーツの盛り合わせ、コーンポタージュ、エビとアボカドのマリネです。
月に一度のスペシャルディナーを楽しみにしている生徒が多く、皆大満足でした!

このブログを書くために私も美味しくいただきました♪
特にメインのローストチキンはじっくり煮込まれていた為、簡単に骨が取れるほどホロホロで、味がしっかり染み込み噛むほどに旨味が口に広がりました。

2020年度のブログはこれが最終回です。2021年も引き続きブログを更新していきますので是非チェックしてくださいね!
2021年は「モ~」間近です。良い年をお迎えください!

面接指導から見えた成長

6月の第1回の面接指導から約3か月が経過した9月から、第2回目の面接指導を実施しています。前回の面接指導は、自分自身を見つめ直す機会としての意味合いが大きかったのですが、今回はより内容を重視した指導を行いました。

面接指導期間に入る前に、ゼミ生対象の「面接対策セミナー」を実施し、面接を受ける上でのポイントを確認しました。特に、必ず聞かれると言っていい「医師志望理由」については、「なぜ看護師や薬剤師ではなくて、医師なのか。」「医師でなければできないこととは何なのか。」という視点をもって考えるようアドバイスをしました。ゼミ生の中にも、医師になりたいと思ったきっかけまでは説明できてもそこまで掘り下げて聞かれると答えられない、という生徒は多くいましたが、このセミナーを受け、自分の医師志望理由についてより深く考え直すことができました。

こうした準備もあり、1回目に比べて2回目の面接指導での受け答えは、内容がとても良くなりました。また、内容だけでなく、入退室の所作や受け答えの態度など、印象面が見違えるほど良くなった生徒もいました。前回の面接指導で受けたアドバイスをしっかりと意識した結果だと思います。

1回目と2回目の面接指導を通して見て、何よりも実感したのは、「努力は顔に出る」ということです。ゼミ開講から約半年、様々な苦労を乗り越えてきた経験が、生徒たちの自信になり、表情に表れていたと感じます。その努力が実を結ぶよう、今後も講師・職員一同、全力で指導にあたっていきたいと思います。

《東京御茶ノ水校の実施イベント》
10/17(土)・10/25(日)・11/7(土) 東京女子医科大学学校推薦型選抜対策講座
10/25(日) 医学部合格のための小論文&面接対策セミナー
11/7(土) 聖マリアンナ医科大学学校推薦型選抜対策講座
11/7(土)・11/15(日)・11/22(日) 東京医科大学学校推薦型選抜対策講座
11/8(日) 第2回医学部実力模試・12/6(日)解説授業・模試返却会(希望者のみ)※自宅受験可能【高3生・受験生】

オンラインセミナー「Withコロナ 未来の医療を創る君へ」に参加しました

10月3日(土)、読売新聞教育ネットワーク事務局主催のオンラインセミナーに富士学院として参加しました。このプログラムはコロナ禍の最前線で奮闘する医師や看護師、臨床⼯学技⼠らが現在と未来を伝えるオンラインセミナーです。200人限定で医療に関心のある高校生を対象に、学校単位での参加形式でZOOMにて配信されました。予備校では全国で唯一富士学院が参加を認められ、全8校舎のゼミ生、来院生が参加しました。セミナーは13時から3名の先生方が各1時間、それぞれの切り口で参加者に語りかけてくれました。
講師とテーマは以下の通りです。

■ 順天堂大学心臓血管外科/中西啓介先生による“小児心臓外科医として考えるこれからの医療とは?”

■ 順天堂大学形成外科/田中里佳先生による“Never give up! Always aim the best for the patients and for the world!”

■ 順天堂大学医学部心臓血管外科教授/天野篤先生による“君たちがこれから向き合う医療とは”

セミナーでは手術現場の動画や画像を用いた臨場感あふれるトークや、ZOOMを介して参加者から投げられた質問の一つひとつに丁寧にお答えいただける内容に当初予定していた時間を大幅に超過しましたが、どの生徒も最後まで目を輝かせて参加してくれました。また講義の内容は医学に関するものだけではなく「自分に自信が持てない人へ」というアドバイスも含まれ、コロナ禍で生徒たちに明るい光を当て、希望を持たせて頂けたと思います。
以下、生徒から寄せられた感想文をご紹介します。


★私も天野先生のように「出口のないトンネルはない」と伝えられる医師になります。そのために何事にも多角的な視点を持ち続け、感謝の気持ちを忘れずに勉学に励みたいと思います。

★中西先生の「予期しないことが起こっても落ち着いて対応できるのは勉強しているから」という言葉が印象的だった。この言葉を忘れず、いろいろなことを学び続けていきたい。

★医師になりたいと望んだことで他人に感謝すること、どんな人にでも尊敬の気持ちを持つことができる、そんな人間であれる職業に就ける可能性に挑戦しようとした自分に誇りを持って目の前の目標を達成しようと思います。

このオンラインセミナーで改めて多くの生徒が“医師になる決意と覚悟”をしてもらえた、と終わった後の表情から感じています。さあ、受験本番まで100日を切りました。受験が終わるその日まで受験勉強は続きます。一緒に駆け抜けましょう。

《東京御茶ノ水校の実施イベント》
10/10(土)・11/7(土) 聖マリアンナ医科大学学校推薦型選抜対策講座
10/17(土)・10/25(日)・11/7(土) 東京女子医科大学学校推薦型選抜対策講座
10/25(日) 医学部合格のための小論文&面接対策セミナー
11/7(土)・11/15(日)・11/22(日) 東京医科大学学校推薦型選抜対策講座
11/8(日) 第2回医学部実力模試・12/6(日)解説授業・模試返却会(希望者のみ)※自宅受験可能【高3生・受験生】

医学部受験者を応援する高等学校へのサポート

9月19日(土)に、東京御茶ノ水校至近の東京ガーデンパレスにて、東京十条校と合同で、関東地区『2020年度医学部入試研究会』を開催いたしました。富士学院では、医学部を目指す生徒をお預かりしている高等学校の進路指導の先生方といっしょに、医学部入試についての勉強会を富士学院各校舎で開催しております。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県から16校、総勢18名の先生方がコロナ禍の中、ご参加くださり、今年度も大変意義のある勉強会を開催することができました。

研究会は2部構成となっており、第1部では富士学院のオリジナルデータを用いて、
・2020年度医学部入試の総括
・コロナ禍における医学部入試の現状と対策
・医学部合格のためのポイント
について、富士学院校舎統括本部長の村田よりお話しさせて頂きました。また、導入の迫る大学入学共通テストに関して、センター試験との違いにとどまらず、大学ごとに異なる英語の配点比率など、細かい部分ですが合否を左右しかねないテーマについてもご紹介致しました。

第2部では「情報交換会」として、ご参加くださった先生方が、それぞれの高校での医学部受験指導への取り組みや現状について、意見交換できる場を設けさせていただき、短い時間ではありましたが先生方と様々な情報交換を行うことができました。

お忙しい中、また、COVID-19の感染拡大による厳しい状況が続く中、ご参加くださいました先生方には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

また、富士学院では医学部を目指す生徒の皆さんを対象に、『医学部受験セミナー』を各高等学校内で開催させていただいております。このセミナーは、資料やデータなどの情報を得るためだけのものではなく、医学部を志望する皆さんの受験に向けた動機づけの場としてもご活用いただいております。具体的には、医師の仕事のすばらしさや、やりがいなどを実体験に基づきお伝えするとともに、実際の“合格事例”をご紹介することで、生徒の皆さんに医学部受験に向けてのモチベーションを上げていってもらうことなどが目的です。今なお厳しい医学部受験に勝ち抜き、一人でも多くの皆さんがご自身の目標に向けての第一歩を踏み出せるようにとの思いで、各高等学校を訪問させて頂いております。

これからも、富士学院は「医学部受験指導」のプロとして、多くの高等学校と連携させていただきながら、医学部志願者を全力でサポートし続けてまいります。

《東京御茶ノ水校の実施イベント》
10/4(日) 私立医学部(推薦・一般)合格セミナー
10/10(土)・11/7(土) 聖マリアンナ医科大学学校推薦型選抜対策講座
10/17(土)・10/25(日)・11/7(土) 東京女子医科大学学校推薦型選抜対策講座
10/25(日) 医学部合格のための小論文&面接対策セミナー
11/7(土)・11/15(日)・11/22(日) 東京医科大学学校推薦型選抜対策講座
11/8(日) 第2回医学部実力模試・12/6(日)解説授業・模試返却会(希望者のみ)※自宅受験可能【高3生・受験生】

医学部実力模試返却会&解説授業

8月30日(日)に2020年度第1回医学部実力模試返却会&解説授業を行いました。
この模試は医学部受験に特化した富士学院のオリジナル模擬試験です。受験者は富士ゼミ生だけではなく、各校舎がある地元の進学校、一般の申込者を含め、全員が医学部志望者です。問題の内容も共通テストの出題形式、国公立個別学力試験の出題形式、私立医学部の出題形式のすべてを網羅したものとなっています。いわゆる合格可能性をランクづけるものではなく、今年度の合格を目指すために現状を分析し、残りの受験勉強に向けて指針を立てられるよう設計してされています。

特に、他の模試との大きな違いは、模試受験で大きな差となる受験後の「振り返り」を重視していることです。今日はその一環として、富士学院講師による「模試解説授業」を行いました。授業は現役生を中心に、御茶ノ水校に来校し、対面での受講者と、自宅でZOOMを用いたオンラインでの受講者が混在する形で行いました。内容も単純に問題の解答解説ではなく、実際の医学部入試問題をスライドで見たりしながら、日々の学習がどのように入試問題につながるのかなどについても触れるもので、受講者は目を輝かせながら熱心にメモを取っていました。

また、授業開始前、昼休み、授業のあとの時間を用いて教務職員が個人成績表を返却しながら学習アドバイスや受験戦略の指導を行うのも富士学院の医学部実力模試ならではのものです。

今年は共通テスト元年であるだけではなく、コロナ禍による授業進度の遅れなど現役生にとっては不安材料が多いと思います。苦しいのは現役生だけではなく、既卒性も同じです。今回の模試を来春の合格に向けて前進していくための材料にして秋以降の総仕上げを行っていってもらいたいと願っています。

第2回目は11月8日(日)を予定しています。今回の受験者だけではなく、一人でも多くの医学部志望者に受験してもらい、一緒に合格へのロードマップを描いていきたいと考えています。

《東京御茶ノ水校の実施イベント》
9/6(日)・10/10(土)・11/7(土) 聖マリアンナ医科大学学校推薦型選抜対策講座
9/13(日) 国公立医学部(推薦・一般)合格セミナー
9/20(日)・10/25(日) 医学部合格のための小論文&面接対策セミナー
10/4(日) 私立医学部(推薦・一般)合格セミナー
11/8(日) 第2回医学部実力模試・12/6(日)解説授業・模試返却会(希望者のみ)※自宅受験可能【高3生・受験生】

志学館高等部様にて医学部受験校内セミナーを開催しました!

こんにちは。東京御茶ノ水校の石川です。
7月29日(水)に、志学館 高等部にて「医学部受験合格セミナー」を開催しました。

講義室で行われたセミナーには、生徒、保護者、教員合わせて約50名の皆様にお集まりいただきました。
昨年度の国公立・私立医学部の入試はどのような傾向だったか、大学毎に異なる医学部選抜の傾向や合格のポイントなど、村田校舎統括本部長が解説を行いました。

参加者からは、「個人で調べるよりも、多くの詳細な情報を得ることが出来たので良かったです。」(高校3年生)
「今日の話を聞いて、医学部に入る、医師になる、ということの印象がとても変わり、更に頑張ろうと思いました。講師の方も、生徒の心を理解し、医学部受験を後押ししてくれている様に感じ、より一層意欲が高まりました。」(高校2年生)
などなど、多くの前向きな感想をいただきました。

最後に、今回 志学館高等部様に伺って驚いたことがあります。
それは、生徒さんたちの挨拶の素晴らしさです。校内ですれ違う際に挨拶をすることはよくありますが、敷地内において車ですれ違う際にも挨拶をする高校は初めてです!高校の先生にそのことを伺うと、生徒さんたちが自発的に始めた事だそうです。
対人関係では挨拶が基本ですが、医学部受験においても基本はとても大切です。学院の生徒たちに基本の大切さを伝えていこいうと思います!

【東京御茶ノ水校】
8/9(日) 東海大学医学部入試説明会(希望の星育成・一般選抜)・個別相談会
8/16(日) 聖マリアンナ医科大学 入試説明会(学校推薦型・一般選抜)・個別相談会
11/8(日) 第2回医学部実力模試・12/6(日)解説授業・模試返却会(希望者のみ)※自宅受験可能【高3生・受験生】

私立医学部(推薦・一般)合格セミナーを開催しました!

こんにちは。東京御茶ノ水校の石川です。
7月26日(日)に、「私立医学部(推薦・一般)合格セミナー」を開催しました。

コロナ禍の中行われる2021年度入試について、以下のポイントを中心に村田校舎統括本部長が解説を行いました。

①昨年度の私立医学部入試はどのような傾向だったのか
②新型コロナウイルス感染症の影響で、2021年度入試は今後どうなる
③2021年度医学部推薦・一般選抜の最新情報
④大学毎に異なる私立医学部選抜の傾向や合格のポイントについて

セミナーの最後には、「医学部合格のポイント!」を解説しました。
2021年度入試は大学入学共通テストをはじめ、入試制度が大きく変わります。加えてコロナ禍の影響により様々な変更点も生じており、合格のためには最新の正しい入試情報を知り、自分自身と相性の良い大学を選定し、どう対策していくのかがとても大事になります。

今後も富士学院では、各種セミナーや個別相談会を開催していきます。
いつでもお気軽にお問い合わせください。

【東京御茶ノ水校】
8/9(日) 東海大学医学部入試説明会(希望の星育成・一般選抜)・個別相談会
8/16(日) 聖マリアンナ医科大学 入試説明会(学校推薦型・一般選抜)・個別相談会
11/8(日) 第2回医学部実力模試・12/6(日)解説授業・模試返却会(希望者のみ)※自宅受験可能【高3生・受験生】

第1回 面接指導

こんにちは。東京御茶ノ水校の梶原です。

6月2日(水)から始まった第1回面接指導期間が終了しました。
生徒は面接指導の準備として、富士学院オリジナルの面接ノート(30項目以上)の作成をしています。その中で生徒は面接官に訴えたい考えや思いをまとめ、担当教務職員は確認とアドバイスをしてきました。
現在、すべての医学部で面接試験が実施されています。大学の面接における目的は、医師になるという覚悟と資質を見極めることです。従って、生徒にはじっくりと自己分析を行いや医師になるという強い決意をもって面接に挑んでもらいたいと思っています。
そのために、富士学院では早い段階から面接ノートを活用して面接指導を行っています。今回は1回目という事もあり、仕上げるのではなく、生徒自身に面接ノートの活用法や自分を見つめ直す材料作りを指導しています。今後も継続して行っていく面接指導が受験勉強を乗り越える原動力になるよう導いていきたいと思います。

この面接指導は将来の良医を見据えた指導と位置づけています。その中で生徒には勉強や生活面に対する意識付けをし、医師になる自覚と覚悟、医学部合格への強い意志と医師として活躍していくための資質を鍛えていると認識を持ってもらいたいと思っています。そして受験期までに生徒自身が自信を持てるように導いていきたいと思います。

医学部合格、さらにその先を見つめて

こんにちは。東京御茶ノ水校の醍醐です。

6月17日(水)に、村田校舎統括本部長による「ゼミ生自立講座」を開催しました。COVID-19の感染防止の観点から、日本全体で学習環境が厳しい状況に置かれ、とりわけ受験生が対策にとまどう中、少しでも早く入試情報を提供・共有し、長いようで短い受験期間を固い志で駆け抜ける原動力となるイベントです。

冒頭で2020年度入試を振り返り、他学部とは異なって、必ずしも偏差値順の合否分布とならない結果になったことは例年と同じであることを示しました。これは、学力試験のみで判定されるわけではない医学部入試の大きな特徴です。面接や小論文が(一般的には二次試験で)課されることで、学力の高さだけではなく、医師という職業への熱意や適性をもスクリーニングされているわけです。倫理性と公益性が高く、そして何より、人の生死を左右しうるという重大な責務を負う職種の養成を社会から求められている大学側は、繊細に、慎重に、合否の決断を下しています。

このことは、過去に在籍した富士ゼミ生の得点開示データを紹介することでお伝えしました。学力試験の得点が高かった受験生であっても、面接の得点(すべての大学で面接が点数化されているわけではありませんが)を合算されたことによって、合否の結果は変わります。したがって、受験しようとしている大学のアドミッション・ポリシー(大学が求める入学者像)やディプロマポリシー(卒業認定要件)と、受験生の熱意や適性、志望理由とがどのようにしたら噛み合うのか、綿密な検討が必要です。これは、受験生一人で行うこととしては負担が大きすぎるので、富士学院では医学部入試に精通した複数のプロフェッショナルがサポートします。

続いて、多くの医学部進学者を育ててきた村田本部長から、合格する受験生の共通点、成長していく人のモデルケース、そして合格を勝ち取るポイントについて、また、本部長自身が入院し、手術を受けた経験をもとに、医師になるということの意味についてお話ししました。講座終了後には、生徒たちが本部長を囲んで、病院での治療や予後がどのようなものだったのか、深く掘り下げて質問・歓談する姿も見られました。

1人の医師が1年に診察する患者さんは、およそ1万人とも言われます。医師は、必ずしも定年にしばられる職業ではありませんから、診察する患者さんは生涯で数十万人にも上ることになるわけです。医師になるための学びに向けて、医学部を目指す勉強にはげむことは、いつか出会うたくさんの人を救うことへの第一歩。富士学院は一丸となって受験生を支えています。

【東京御茶ノ水校】
8/2 医学部実力模試・解説授業

模試を成長のチャンスに

東京御茶ノ水校の迎(むかい)です。

5月30日(土)に、今年度最初の模試である「大学入試 共通テスト模試」を実施しました。
26日に東京でも緊急事態宣言が解除され、多くの生徒が校舎で受験をすることを選択しました。とはいえまだまだ予断を許さない状況ですので、座席はしっかりと間隔をとっての実施となりました。

今回の模試は、昨年までのセンター試験に代わる「共通テスト」を見据えた形式での出題でした。英語はリスニングとリーディングの2部に分かれ、リーディングでは文法知識を問う選択問題がなくなり、英文の概要・要点の把握ができているかを問われる問題が多く出題されました。理科でも、知識をどう活かしていくかという思考力を問う問題が増えたようです。また、数学ⅠAの試験時間は60分から70分に変更されました。

今回の模試を受けて、共通テストがどのようなものかを体感できたのではないかと思います。同時に、マーク式ではありますが、これからの大学入試で出題されるであろう傾向を知り、そうした傾向に基づいた得点力を確認する機会になったと思います。

模試が終了すると同時に、質問ブースにたくさんの生徒が来て、先生方に模試の問題について質問をしたり、感想を伝えたりしていました。また、後日3日の夜間補習では、先生が今回の模試の解説を行ってくださり、多くの生徒が参加しました。

今後も模試の振り返りを大切にして、模試の度に大きく成長していってほしいと思います。