広尾学園高等学校様にて医学部進学希望者対象の校内説明会を行いました。
こんにちは。教務の島田です。
昨年、東京校が開校し、全国6校舎を直営しているからこそ持てる医学部入試情報を、関東圏の高校に通う医学部を目指す生徒の皆さんに有効活用して頂こうと高校訪問を行い、進路指導担当の先生方と信頼関係を構築して参りました。その中で、広尾学園高等学校様の進路指導先生より、京都大学特色入試についてのご相談を頂き、教科や面接の指導応援を行い、見事、合格を果たす事が出来ました。
そのような、関わりをさせて頂きながら、7月11日(火)広尾学園高等学校様において、医学部進学希望者対象の校内説明会を行いました。
村田本部長より、高校1、2年生には、更なるモチベーションアップが出来ればとの観点から、医師になる為に必要な準備について、まず医学部と他学部受験の違いや医学部新カリキュラムについて等の説明を通して自立の重要性の話しをさせて頂きました。
医学部合格は目標ではなく医師になるためのスタートラインであるということをかみしめ、覚悟を決めたようなまなざしで、真剣に説明を聞いてくれていました。医学部合格へ向けた5つのポイントについて生徒に質問を投げかけると、自分なりの考えをまとめ、答えを導き出しながら、ポイントをかみしめていました。
また、今年の入試の事例をあげ、推薦入試は現役生にとって大きなチャンスであること、そのために今何をするべきか、各教科どのような取り組みをしていけばいいのかなど具体的な話にメモを取りながら集中して聞いていました。
高校3年生には、1、2年生向けの内容にさらに医学部入試の最新データをもとにした出願校の選び方や合格に向けた取り組みについてより具体的な話しをしました。学力をつけることはもちろんのこと、面接の重要性と試験の多様性等についても説明しました。
説明会終了後には、相談に来る生徒もおり、とても有意義な時間となりました。
参加した生徒の皆様、またこのような機会を与えて下さった先生方には心から感謝しています。
【東京校 8月開催のイベント】
※画像掲載につきましては高校の許可を得ております。
医学部進学フォーラム2017に出展しました!
こんにちは、東京校の奥山です。
7月17日に東京駅丸の内南口前にある『JPタワーホール&カンファレンス』で行われた『医学部進学フォーラム2017』に富士学院も昨年に続き出展しました。このイベントは、毎年この時期に国公立および私立の医科大学・医学部と予備校が一堂に会して、講演、セミナー、トークセッション、個別相談などを行う医学進学希望者の為の夏の一大イベントです。
今年は私立23大学、国公立4大学、および防衛医科大学校がブースを設ける中、富士学院も個別相談ブースを構え、終日、たくさんの受験生や保護者から医学部受験に関する様々な質問や相談をお受けしました。富士学院のブースには学院OBの現役医大生7名も応援に駆けつけてくれ、相談者に生の声として受験生活のこと、大学のことを語ってくれました。
また、富士学院のセミナー“医学部合格のための学習環境―実はこの学習環境が合否を決めている―”には、定員90名のところ500名近くのお申込みをいただきました。抽選の結果、立ち見を含め満席でのセミナーを開催し、どの参加者も熱心にメモを取りながら、学習環境の大切さについての説明に耳を傾けていらっしゃいました。
午後に行われたトークセッションでは、学院OBで日本大学・医学部3年生の須田燎平君も他の予備校OBと共にパネリストとして登壇し、「現役医学生による“私の合格作戦”」というテーマに沿って、自らの体験を熱く語ってくれました。
主催者側からの発表によると、来場者は昨年より250名多い、2,342名という熱気あふれるイベントなり、相変わらずの医学部人気を実感しました。
セミナーにご参加いただいた方、個別相談にお越しいただいた方は、どの方も真剣そのもので、私たち富士学院が医学部受験指導のプロ集団として認知されていることに喜びを感じるとともに、その期待に応えるべく更なる努力していくことを決意する一日となりました。
【東京校 7月・8月開催のイベント】
チーム全体で行う三者面談
7月突入ですね、ここ最近は随分と暑くなってきました。さすがにこの寒暖差に体調が追いついていかない生徒も多い様子ですが、朝から夜まで毎日頑張って学習に励んでいる姿には感心します。
さて、この時期、学院で行っている行事として、「三者面談」があります。学院の三者面談は「三者」ではなく、チーム全体で行っていきます。生徒を中心に校舎長、講師担当、各科目担当の先生方、教務担当者、保護者参加で、これまでの現状の再確認と今後夏期を含めてどう学習に取り組んでいくか?どう過ごしていくか?を話し合います。保護者が来るということもあって、緊張して入室していく生徒も少なくありません。しかし、生活面も含めてしっかり時間をかけて話し合いをして、最後に本人からの決意を述べてもらい、改めて医師を目指すという決意をして緊張が取れてチームとしての決意が固まり、面談が終了しているように感じます。保護者の方々からのご質問やお悩みなどにもお答えしていき、保護者の方々にも一緒になってチームとして生徒のフォローをしていく体制を整えていく場としても有意義な時間にしていきたいです。
まだ面談は始まったばかりです。一か月かけて行っていきます。さらに暑さが増してくる時期ですが、職員・講師一同暑さに負けることなく、元気に生徒と一緒に夏を乗り切っていきたいと思っています。
【東京校 7月・8月開催のイベント】
国際医療福祉大学訪問
こんにちは、東京校の奥山です。
去る6月29日に『国際医療福祉大学・医学部入試説明会及び医学部棟施設内覧会』に参加してきました。この説明会は単に平成30年度入試の概要を説明していただくだけではなく、医学教育の第一人者、北村聖医学部長より大学の取り組みや方向性について様々な角度からのお話を伺える時間もありました。
国際医療福祉大学が求める人物像としては
(1) 人の話が聞ける人
(2) 人の痛みが分かる人
(3) 医師として、人のために働ける人
(4) グローバルに問題を発見し、捉えられる人
を挙げられていました。
北村先生のお話で印象的だったのは、東京大学医学部附属病院総合研修センター総センター長から国際医療福祉大学に移られた理由として、真っ白なキャンバスに自分の抱く理想の医学教育が描けること、と仰った言葉で、その後の大学としての取り組みについてのお話、施設見学で仰ることの意味がよくわかりました。
特に、上の(4)を実践していくための英語教育は前評判通りの充実ぶりでした。
全体の3分の1は英語で授業が行われ、毎日、最後の1時間はGlobal Issueについて、英語でのコミュニケーションをとる授業が行われています。また、水曜日は『英語漬けの日』という位置づけで学ぶそうです。施設内覧会の際に訪れた3階は語学と国際交流センター、TBL室(Team Based Learning)で占められており、国際色豊かで活気ある雰囲気が満ちていました。英会話レッスンの授業風景も見学できましたが、どの生徒も積極的にコミュニケーションに参加しており、医学と英語が同時に学べる、というのは十分頷けるものでした。
施設内覧会では22のSGD(Small Group Discussion)室、同じく22の模擬診察室、医学教育シミュレータが機能的に配置され、140名の生徒が一斉に実習を行えるという画期的なレイアウトとなっておりました。まだ日本に1台しかないSECTRA社の『SECTRA Table(3D解剖台)』の実演は驚きで、参加者からため息の漏れるほどのものでした。
講演、入試説明会、施設内覧会とで3時間に及ぶイベントでしたが、得難い医学部の施設見学をはじめとして、充実した時間を過ごさせていただきました。
そしてこの恵まれた環境で学ぶに相応しい生徒を送り出せるよう学院生の指導を充実させていく決意を新たにした一日となりました。