「2021 未来の医療を創る君へ」オンラインセミナーに参加しました
こんにちは。校舎長の奥山です。
10月3日(日)、読売新聞教育ネットワーク事務局主催のオンラインセミナーに富士学院として参加しました。このプログラムはコロナ禍の医療現場で奮闘する医師や研究者らが高校生に現在と未来を伝えるオンラインセミナーです。全国の医療に関心のある高校生を対象に、学校単位での参加形式でZOOMにて配信されました。予備校では全国で唯一富士学院が参加を認められ、全9校舎のゼミ生、来院生が参加しました。セミナーは13時から4名の先生方が各30分、それぞれの切り口で参加者に語りかけてくれました。この日は順天堂大学の心臓血管外科/血液内科/コロナ対策チームから「心疾患、悪性リンパ腫、コロナ対策-命の現場から伝えたいこと―」というテーマでのセミナーでした。
講師とテーマは以下の通りです。
❏ 順天堂大学 心臓血管外科 中西啓介医局長による“医師の仕事の一端を垣間見て欲しい”
❏ 順天堂大学 安藤美樹准教授による”iPS細胞を活用して悪性リンパ腫を治療する免疫療法”
❏ 順天堂大学 松下靖志医師による”COVID-19 医療の現場から”
❏ 順天堂大学 医学部 心臓血管外科 天野篤特任教授による“これから医学・医療を目指す人たちに伝えたいこと”
セミナーでは手術現場の動画や画像を用いた臨場感あふれるトークや、ZOOMを介して参加者から投げられた質問の一つひとつに丁寧にお答えいただける内容に当初予定していた時間を大幅に超過しましたが、どの生徒も最後まで目を輝かせて参加してくれました。また最後の質問コーナーでは東京御茶ノ水校のゼミ生である西梨里子さんが天野教授に受験生として「厳しい局面を乗り越えるためにどう集中されているか」についてのアドバイスを求め、先生から「すべてのことに考えて行動はしない。勉強することに意味を考えず日常に取り入れる」というアドバイスをいただき、彼女のこれからの勉強の励みとなったようです。
また講義の内容は医学に関するものだけではなく「自分に自信が持てない人へ」というアドバイスも含まれ、コロナ禍で生徒たちに明るい光を当て、希望を持たせて頂けたと思います。
以下、参加した生徒から寄せられた感想文をご紹介します。
★浪人のこの時期のため、つい入試の勉強のことばかり考えてしまっていたが、今日の講演で医学部そして医師を目指すうえで最も大切にすべきことを改めて認識することができた。
★中西先生、安藤先生、松下先生、天野先生の今の活躍する姿を拝見し、私が進みたいと思っている道は間違ってはいなかったと確信したと共に、医療という社会活動に対する責任感の強さや誇りを先生方から感じることができた。
★天野先生のお話しの中で、今、目の前にある勉強を一生懸命に取り組んで、受験という壁を乗り越えることが大切であり、明日が受験だと思って緊張感を持って勉強していける人は強い、という言葉がすごく響きました。
★今日の講座を聞いて、自分に自信を持つために、常に前向きに自分でもがんばればできる、というように思考を転換して、今までの努力を結果として残したいと思った。
★「努力は結果を伴ったときにのみ、努力と認められる」との至言は、外科を専門とする天野先生が語る言葉として非常に重みにあるものであり、自分の現状認識や意識等がまだ甘い段階なのだな、と改めて気付かされた。
このオンラインセミナーで、改めて生徒たちが“医師になる決意と覚悟”をしてもらえた、と終わった後の表情から感じています。さあ、受験本番まで100日を切りました。受験が終わるその日まで受験勉強は続きます。一緒に駆け抜けましょう。
【東京御茶ノ水校 現在受付中のイベント】
10/24・10/31・11/7 聖マリアンナ医科大学学校推薦型選抜対策講座
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