富士学院教務課の山口です。
1月18日・19日の共通テストを終え、1月21日の愛知医科大学を皮切りに私立医学部の入試が始まりました。この時期、富士学院福岡校は、ゼミ期とは異なる活気に満ち溢れています。
福岡で受験が可能な大学では、寮生は朝食を学院で摂り、「行ってらっしゃい!頑張って!」と激励を受けて受験会場に向かいます。受験を終えた生徒は校舎に戻り、その日の問題の復習と自己採点を行います。校舎では各科目の先生が待機し、即座に解答を作成して今年の問題の傾向を分析します。生徒たちは自分が解けなかった問題をすぐに見直し、次の試験で同じミスをしないようにやり直しを行います。
一次試験の合格通知が届くと、二次面接に臨む生徒たちは喜びと共に、気を引き締めていきます。最終合格を勝ち取るために面接試験に向けた練習を繰り返しています。
富士学院は全国10校舎が強力なネットワークでつながっています。例えば関東の大学での二次面接の際は東京十条校や東京御茶ノ水校の職員とすぐに連携を取り、面接練習の予定を組んでいきます。また、福岡校には福岡大学や久留米大学の受験を控えた各校舎の生徒が追い込みのために自習に訪れるため、私たちも最大限の激励で迎えています。
さて、面接試験を迎えるにあたり、大切な心構えについてお話しします。
面接官を相手に思うように話せなかったりして落ち込む生徒もいます。確かに練習通りに話せなかったとき、「悪い印象を持たれたのではないか」と不安になることもあるでしょう。しかし、面接では「大学の6年間しっかりと勉強に向き合い、医師国家試験に合格するまで努力を続けられるか」という点が試されていることを忘れてはいけません。
面接で自分以上の自分を演出する必要はありません。大切なのは、これからどう頑張っていくのかという「決意表明」です。「何があっても6年間必死に勉強に取り組み、必ず立派な医師になります!」という強い思いがあれば、それは必ず面接官に伝わります。
これまでの経緯がどうであれ、「今の自分の決意だけは負けない!」という強い気持ちを持ち、自分らしく面接に臨んでほしいと思います。
ところで、富士学院福岡校では、福岡会場で受験が行われるいくつかの大学で、受験会場へお弁当を持参し、激励に行くことが伝統になっています。
午前中の試験を終えて不安を抱える生徒に、お弁当を渡しながら「大丈夫、頑張って!」と声をかけます。今年は講師の先生も駆けつけてくださり、心の持ち方について具体的なアドバイスをしていただきました。生徒たちにとって、非常に心強いサポートとなったことと思います。
現在、各大学から続々と一次合格、そして最終合格の発表が出ています。
まだ合格が届いていない生徒も、最後の最後まで諦めなかった人が勝つ!という気持ちで、粘り強く頑張り抜いてほしいです。頑張れ受験生!!
【福岡校イベント一覧】
【2/26〜】金沢医科大学(後期)直前対策講座
【3/3】久留米大学医学部(後期)直前対策講座
【随時】医学部面接指導
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)






福岡校校舎長の橘田です。
次に副校舎長より受験期の注意事項、指導部長の河合先生よりこの期間を乗り切っていくための大事なお話しをしていただきました。
受験期間中も校舎は活気に溢れ、生徒達は試験を終え疲れているにもかかわらず力を振り絞り次の試験のため校舎に戻り先生に質問を行います。また県外で受験している生徒も最寄りの校舎に行き、同様に質問を行うことができます。二次試験では実施される大学の最寄り校舎で面接練習を行うこともでき、これも全10校舎直営校ならではの大きな強みです。
明けましておめでとうございます。教務課の松本です。
こんにちは。教務課の新田です。
受験が終わった生徒は可能な限り校舎に戻って自己採点や復習にいち早く取り掛かります。加えてどのような問題が出題されたか、面接試験ではどのような質問があったか、面接官の人数、面接までの待ち時間など細かく受験報告書に書いて報告してもらいます。これを参考に一般選抜や来年度の入試の際に対策を行います。この「受験報告書」は富士学院の貴重な資料、データとして蓄積しております。
富士学院では「自身が何のために勉強しているのか」「医師になるということはどういうことなのか」等「医師になる」という生徒自身の強い自覚や更なるやる気を促していくことを目標に、年間を通し様々な取組みを行っています。今回は「自立講座」として、天野教授に「医師になるための覚悟となってからの責任」というテーマで、これから医学生になっていく生徒達に向けて、医師になるという自覚を高めるための意識付けを行っていただきました。
医学部入試、医師国家試験、医療業界全体の現状など、ご自身のご経験を交えてわかりやすくお話ししていただき、約1時間の講演を参加者全員が一言も聞き漏らすまいとメモを取りながら熱心に聞き入っていました。特に、今まさに生徒達がしている受験勉強が将来医師になった時に大いに役立つということが、不安や迷い、疲れを感じながら勉強している生徒達に大きく響いたようです。患者さんの病気の症状が過去の症例にそぐわない場合、似たような症例から探して治療法を考えないといけませんが、その際、受験勉強で圧倒的に多くの問題を解き、経験値を上げ応用問題を解決できる能力を養っていくことで、医師になって必要なEBM(evidence-based medicine根拠に基づく医療)の信頼度を高める、というお話を聞き、生徒達は現在している勉強が将来患者さんを一人でも多く救うことに繋がるとあらためて感じて、学習のモチベーションが高まったようでした。問題を多く解く、ケアレスミスをしない、根本的にアプローチできないような皆が解けない難解な問題には手を出さない等、医師になってからも役立つ勉強のアドバイスもいただきました。
講演後は質疑応答も行われ、生徒達は緊張しながらも熱心に質問をしていました。天野教授もそれにお応えいただき、真摯にそして熱く一つ一つの質問に答えてくださいました。天野教授のお答えに共通していたのは、患者さんを救うために失敗は許されない、失敗しないためによく学び準備をすること。生徒達も受験前の今の時期に医師への思いを強くする大変良い機会となったはずです。天野教授にはお忙しい中、このような貴重な機会をいただきまして、誠にありがとうございました。
こんにちは。福岡校教務課の内です。
プレテストの後は、福岡校の食堂にて昼食をご用意。生徒たちは午前の緊張した様子から打って変わって、リラックスした様子で食事を満喫し、対策講座の前に英気を養っていました。
さて、9月29日(日)に国公立医学部合格セミナー&面接指導が行われ、多くの方にご参加いただきました。
話は変わりますが、現在福岡校では、第2回チーム会議が進行中です。今回は、生徒を担当している各教科の先生方、校舎長、教務職員が参加し、前期、夏期講習を経て後期を迎えた生徒たちの状況を共有しています。また各生徒の志望大学と、講師の先生方からの受験形式や出題傾向がその生徒に合っているかなど、細やかに分析し、出願校を検討します。
こんにちは。校舎長の橘田です。
その後、場所を移して行った医学部情報交換会では、医学部入試に留まらず、各高校の先生方で現状における様々な情報交換を含め医学部合格に向けた取り組みや具体的な指導方法など活発な意見交換が行われ、一部、二部ともに大変有意義な勉強会となりました。
さて、福岡校では先日受験ガイダンスを実施いたしました。
そして、合格を勝ち取る上でもう一つ大切な「面接」に向けて、現在第2回面接指導が行われております。1回目よりもより具体的に面接での立ち居振る舞い等も含め、実際の面接を想定した模擬面接を行っていきます。その中でまた改めて、医師志望理由やなりたい将来像、今までの経験で得たものなど自分の想いや考えを話すことで、また改めて自分自身が医師になるという自覚と受験に向けての意識づけを促していきます。
こんにちは。教務課の松本です。
その後の私立医学部合格セミナーでは、校舎長橘田より私立医学部の推薦選抜、一般選抜における合格のポントについて解説を行いました。こちらも、皆様熱心にメモを取りながら話を聞いてくださいました。医学の道に進もうとする生徒にとって医師になる「自覚」と「志」を高めるという1日になり、今まで以上に受験生の皆さんは「医学部に合格するぞ」という気持ちが強くなったと思います。説明会終了後には、澤田教授との個別面談の他にも富士学院職員との個別相談会も実施し、医学部受験の具体的な学習アドバイスをさせていただきました。これから受験に向けていよいよ本格的にギアチェンジする時期です。今回の説明会で得たことを今後の受験勉強に大いに役立てていただきたいと思います。
その夏期講習真只中の8月5日に村田学院長による「ゼミ生自立講座」を実施しました。国公立医学部の共通テスト科目別合格平均点や久留米大学、福岡大学の学校推薦型選抜、一般選抜の合否分布等多くのデータを元に「2024年度医学入試の総括」をしていただきました。また富士ゼミ生の10月ベネッセ・駿台記述模試の結果から見る医学部合格率のデータでは、必ずしも全国模試の成績上位=医学部合格ではないということがわかりました。全国模試の結果がE判定であろうと志望する大学の医学部に合格することは大いにあり、それは大学毎の問題の出題傾向をしっかり把握し対策を取ることが鍵となります。模試の結果が思うように出なくとも決して悲観することはないということがよく分かるものでした。
こんにちは。校舎長の橘田です。
普段なかなか聞くことのできない試験に向けて押さえておくべきポイントや、解答を導くための手順や受験で使えるテクニックなど、ご来場いただいた皆様はメモを取るなど真剣に耳を傾けてくださいました。
午前中は久留米大学の説明会を実施いたしました。久留米大学医学部教務課より職員の方をお迎えし、「2025年度推薦型選抜の変更点と概要」について詳しくご説明いただきました。参加者の皆様には、久留米大学の魅力や入学後のカリキュラムについても具体的な情報を提供し、大学生活のイメージを持っていただけたようです。特に、参加した生徒からは「大学の魅力を再確認し、受験への具体的なイメージを持つことができました」との声が寄せられ、大変好評でした。説明会後の個別面談にも多くの生徒や保護者の方にご参加いただきました。特に小論文や面接対策についてのご質問が多く、これからの受験準備に対する意識の高さが伺えました。
午後には福岡大学の説明を実施いたしました。福岡大学からは入試課と医学部事務部のお二方をお迎えし、「2024年度学校推薦型選抜の総括と2025年度学校推薦型選抜の変更点と概要」について詳細にお話しいただきました。学校推薦型選抜に限らず、一般選抜における定員の変更や繰り上げ合格の具体的な動きについても詳しく説明がありました。具体的な数値を交えたお話は、受験に向けた準備を一層具体化する助けとなったようです。
各説明会の終盤には、福岡校校舎長の橘田より『学校推薦型選抜における合格のポイントについて』の解説が行われました。富士学院の卒業生の入試結果開示から得られた情報をもとに、本番での具体的な目標得点など、長年にわたり両大学に多数の合格者を輩出してきた富士学院ならではの詳細な情報提供に、皆様熱心にメモを取りながら聞かれていました。
さて、福岡校では5/30(木)から「第1回チーム会議」がスタートしました。富士学院では、生徒一人ひとりに担任講師と教務担当が付き、その生徒を指導する各科目の講師とともに「チーム」を作っています。受験は総合点によって合否が決まります。得意な科目で点数を取れていても、苦手な科目で足を引っ張り、合格最低点に届かなければ不合格となってしまいます。そこで、第1回チーム会議では、得意科目に学習が偏っていないか、生活リズムが乱れていないか等々生徒の現状や課題点を共有し、科目間の学習バランスや課題の量の調整などを行います。生徒一人ひとり目標や克服すべき課題は全く異なります。今後の学習の進め方についてチームで共有し、生徒、講師職員共に同じ方向を向いて進めていくことができるのも富士学院の大きな強みだと思います。













