久留米大学推薦入試を皮切りに受験モード突入!
学務課の陣内です。11月17日(日)に久留米大学医学部の推薦入試が実施されました。
富士学院福岡校でも、生徒への応援を兼ねて職員が現地までお弁当を持参し、午後からの面接に備えました。
また、当日は富士学院を卒院した久留米大学の現役OB医学生も応援に駆けつけてくれ、最後まで後輩を励まし、全員が心を一つにして健闘を祈り、生徒たちを送り出しました。
さて、2019年度の久留米大学医学部の志願者数は、一般推薦入試が104名(前年128名)、地域枠推薦入試が93名(前年116名)となり、それぞれ約25名の減少となりました。この状況から併願者の重複を考慮した受験者実数も昨年度の130名より減少する可能性が見込まれます。とは言え、一昨年度以前と比べるとやはり倍率は向上しており、依然として医学部の人気が高いことが伺えます。
九州の医学部では、この久留米大学の推薦入試を皮切りに、今週末には福岡大学の推薦入試、来月頭には佐賀大学の推薦入試と続き一気に受験モードに突入します。
医学部を目指す皆様方が、最後まで医師になるという強い意志を持って、持っている力を本番で出し切れることを祈念しております。
富士学院でも様々なサポートを行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。
【福岡校医学部受験イベント情報】
12/2(日) 国公立・私立医学部合格セミナー・出願相談会【受験生・保護者】
今年もあと二か月をきりました
教務課の宮川です。
11月に入り推薦入試、AO入試の出願が始まりました。
学院でもPCを前に出願する生徒たちがインターネット出願をする際に、PC操作や必要事項の入力の間違いが無いようにサポートしています。
また本番を想定した面接の指導を同時進行で行っています。学科試験と同様に面接試験も大事な得点源となります。大学によってはグループ面接が設定されているところもあり、個人面接とはまた違った視点での対策が求められますので、しっかりと面接官の質問の意図を捉え、本番で発揮できるようなるべく多くの回数模擬面接を行っています。
さて、11月3日にはゼミ生対象の福岡大学医学部プレテストを実施しました。福岡大学は地元の医学部ですので、ここ福岡校からかなり多くの生徒が受験を予定しています。こちらも本番同様のテストに臨みました。テストの結果に一喜一憂する姿が見られましたが、あくまでも「プレテスト」です。今の段階での弱点が見つかれば今から修正をすればよいのです。まだ間に合います。失点したことに落ち込んでいる余裕はありません。弱点が見つかったことを逆にラッキーと捉えて次回は必ずそこで得点しましょう。
受験校を絞る三者面談も始まり、いよいよ今年も二か月をきりました。
食事と睡眠はしっかりとり、健康管理には充分注意をして一日一日を後悔なく大切に過ごしましょう。
【福岡校医学部受験イベント情報】
12/2(日) 国公立・私立医学部合格セミナー・出願相談会【受験生・保護者】
2019年度医学部医学科の推薦入試・AO入試について
福岡校の高嶋です。
推薦入試・AO入試の出願時期となりました。一部の大学では既に出願、試験が終了している大学もありますが、多くの私立大学、また、年内に個別学力検査を実施する国公立大学では11月1日からの出願開始となっています。また、インターネット出願の大学も多くなってきています。「インターネット出願サイト」で出願登録をした後、入学検定料を納入し、出願書類を郵送という流れが一般的ですが、各大学の募集要項・ホームページでしっかり確認し、出願に遺漏なきよう留意する必要があります。
福岡校では、地元の福岡大学・久留米大学の推薦入試を受験する生徒も多く、パソコンでのインターネット出願に取り組む生徒もみられ、いよいよ2019年度入試が始まるという、良い意味での緊張感が出てきました。昨年度は日頃の一般入試に向けての勉強に加え、推薦入試に特化した対策に挑む中、学院全体で、推薦入試では福岡大学に12名、久留米大学に10名の合格を生徒と共に勝ち取りました。また、国公立大学では佐賀大学3名・熊本大学1名・山口大学1名・名古屋市立大学1名・福井大学1名・群馬大学1名が推薦入試で合格を勝ち取ることができました。
昨年度の推薦入試は国公立43大学・私立19大学、AO入試は国公立8大学・私立4大学で行なわれました。国公立医学部医学科の推薦・AO入試では、募集人員1,335名に対し、志願者数は5,041名で、4,284名が受験し、1,292名が合格、実質倍率は3.3倍でした。また、私立大学医学部医学科では、募集人数452名に対し志願者数は3,118名で、3,080名が受験し、481名が合格、実質倍率は6.4倍という実施状況でした。
推薦入試は、各大学が提示する出願要件(卒業年度・学業成績・出身地や出身校の地域制限等)を全てクリアしないと受験できない制限がありますが、逆に制限が設けられるという事は、受験できる層が絞り込まれるという事なので、出願要件を満たす受験生にとっては、一般入試よりも倍率が低い推薦入試はチャンスが拡がる入試と言えます。
2019年度医学部医学科推薦・AO入試ですが、国公立大学では、新たに大阪市立大学が推薦入試(地域医療枠:大阪府内高校出身者等対象、募集人員10名)、AO入試(スポーツ・文化活動等において卓越した能力を有する者対象、募集人員5名)、徳島大学がAO入試(四国4県の高校出身者対象、募集人員8名)を導入します。推薦・AO入試を実施する国公立大学は48大学となり、実施しないのは千葉大学・九州大学の2大学のみとなります。
また、私立大学医学部での推薦・AO入試は、杏林大学・東海大学が新たにセンター試験受験を要件とするAO入試を実施することとなり、23大学で実施されます。なお、2019年度の主な変更点は以下の通りです。
①川崎医科大学は昨年度までの岡山県地域枠(約5名)は廃止し、中国・四国枠を約15名から約20名として、一括して募集する。
②関西医科大学は、推薦入試特別枠(10名募集)に加え、特色入学試験(英語型・国際型・科学型、若干名募集)を新規導入。現役生・1浪生を対象とし、推薦入試特別枠と同一の日程、試験科目で選考。
③愛知医科大学は推薦入試の募集人員を5名減の約20名、地域特別B方式約5名と合わせ計約25名とした。
④新しい名称のもと、さらなる医学・医療のイノベーションに挑む姿勢と使命を表明するとともに、その存在を広く社会に浸透させていくということで、10月から旧藤田保健衛生大学から名称変更された藤田医科大学。推薦入試を廃止し、AO入試のみの実施とした。高3生と高卒生に試験区分を分けて選考し、合わせて約15名を募集。1次:学習能力適性検査(英語・数学・小論文)、2次:課題・面接。
⑤金沢医科大学は指定校・指定地域推薦入試の募集人員を3名から5名に増員。
⑥東海大学は「希望の星育成」AO入試を新規導入。本学医学科を第一志望とする者に出願資格が与えられるが、併願は可能。10月12日に出願締め切り済み。募集人員5名。全体の評定平均値3.8以上の現役生、そして、出身高校教員やクラブ顧問の2名以上よりの「人物評価書」を提出できる者、かつ2019年度大学入試センター試験において、指定された教科・科目を受験する者が対象。本学医学部医学科の指定した教科・科目(英語250点・数学ⅠA100点・数学ⅡB100点・物理、化学、生物から2科目選択、各100点・合計650点)の得点率が80%以上であることが条件となっている。
⑦杏林大学はAO入試を新規導入。現役生・1浪生が対象。第1次試験:書類審査、第2次試験:大学入試センター試験(本学が指定した教科・科目(英語200点・数学ⅠA100点・数学ⅡB100点・物理、化学、生物から2科目選択、各100点・合計600点)・個別学力検査(小論文・面接)
⑧埼玉医科大学:昨年度までの一般公募枠・指定校枠・特別枠から、一般推薦枠(10名)・埼玉県地域枠(18名)・特別枠(2名)という試験区分での募集とした。現役生・1浪生で、全体の評定平均値4.0以上で、数学・理科・外国語の評定平均値がそれぞれ4.0以上の者(指定校は3.8以上)が対象。更に埼玉県地域枠は「埼玉県地域枠医学生奨学金」の貸与を受け、卒業後、埼玉県並びに本学が指定する医療機関又は特定診療科に医師として勤務することを誓約できる者、特別枠は英語資格検定試験の好成績取得者、あるいは科学オリンピックなどに参加し好成績を収めた者が対象。試験は適性検査Ⅰ(英語系分野・理数系分野)・適性検査Ⅱ(小論文)・面接。
以上、推薦要件・選考方法等、各大学の募集要項でしっかり確認することが大事です。
11月からは推薦入試対策も追い込み時期となり、受験するゼミ生達、また、来校している現役生達にとっては勝負の時期となります。学院OBの先輩たちも頑張り続ける中で「絶対に医師になる」との覚悟が強まっていきました。どうか、自分自身の可能性を信じて、自信を持って推薦入試受験に取り組んで欲しいと思います。我々職員・講師も生徒諸君共々、全力で取り組んでいきます。
【福岡校医学部受験イベント情報】
11/11(日) 第2回久留米大学医学部推薦入試プレテスト&対策講座【推薦入試受験生】
11/11(日) 第2回福岡大学医学部推薦入試プレテスト&対策講座【推薦入試受験生】