医師を目指すうえでの意識づけの一環として、「ゼミ生自立講座」を開催しました。

教務課の石橋です。

富士学院では、生徒を医学部合格へと導くため、学習面にとどまらず年間を通して様々な取り組みを行っております。

先日福岡校では、医師を目指していく上での意識付けの一環として「ゼミ生自立講座」を実施し、「医師になるということ」というテーマで村田学院長が講話を行いました。医学部受験に関する様々なデータをもとに合格基準の捉え方、そこに到達するために日々の学習にどう取り組んでいくかといった心構え、医師だからこそのやりがいなどを生徒達にお話しました。
ゼミでの生活に慣れてきた生徒達にとっても、医学部受験における有意義な情報に触れ、良い緊張感の中でさらに意識が高まる契機となったようです。以下、生徒の感想文の一部を紹介します。

「模試の結果と、本番の結果を照らし合わせたデータを見て、高い偏差値を出している人でも、大学に落ちている現状を知って、驚いた。それと同時に、大学側が面接と小論文を通じて、いかに受験者の人間性を重視しているかが分かった。」

「わからなかった部分などを後回しにするのではなく、ゼミ内で解決するというアドバイスを聞いて、生物の先生が授業で常々仰っていた『今理解して今覚える』という言葉を思い出した。今も実践しているつもりではあったが、次回の授業からより意識して取り組もうと思った。」

「『この目の前の問題一問を解けるようになることが、将来患者を助けられるようになることに繋がる』と教えていただいたように、私が今過ごしている毎日が、私の将来のなりたい姿に直結していることを常に意識して、感謝を忘れずに日々励んでいきます。」

「自分一人で頑張っているのではなく、周りの人々のおかげで自分が頑張れているということに感謝の気持ちを持ち、先生や友人のアドバイスを素直に受け止めるように意識したい。一年間という短い期間だが、感謝・素直・自立の三つを忘れずに、合格に向けて日々、努力していきたい。」

上記は生徒の感想文の一部です。生徒達の感想文の内容は実に多岐にわたり、いかに今回の「ゼミ生自立講座」の内容が幅広く、かつ生徒にとって心に響くものであったかを改めて認識しました。生徒達が今回感じた思いを大切に、気持ちを新たに医学部合格に向けてより一層励んでいくことを切に願っております。職員一同、一丸となってサポートして参ります。
秋には、富士OB会顧問である順天堂大学医学部心臓血管外科特任教授 天野篤先生にも「ゼミ生自立講座」で生徒達に直接お話しいただく予定です。富士学院には学習面にとどまらず、医師になる覚悟や自覚をも養う機会があります。引き続き医学部受験に向けて更なる意識の向上を図ってまいります。

【福岡校イベント一覧】
【7/13】第1回 福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト&対策講座
【8/3】第1回 久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト&対策講座
【8/17】産業医科大学入試説明会&私立医学部(推薦・一般)合格セミナー
【9/28】国公立医学部(一般・推薦)合格セミナー&面接指導
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