「過去にないスタートから大きく転じて、過去にない最高の結果を生む」ことを信じて

本年度より福岡校の校舎長となりました橘田晴雄(たちばなだはるお)と申します。

この一年、生徒一人ひとりとしっかり向き合いながら、各人の成長と目標達成のため、全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、これまでにない新年度のスタートとなりました。ここ福岡校におきましても、4月7日の緊急事態宣言を受け、生徒の安全を何よりも第一に学院としてできうることを考え、いち早くオンライン授業を導入しました。例年4月上旬に実施していた開講式も感染拡大防止の観点から約1ヶ月の延期となり、それまではインスタライブによる一斉授業のほかオンライン質問対応などを随時行い、5月7日、初のオンラインによる開講式を迎えました。当日、生徒は自宅や寮などそれぞれの場所から参加し、生徒無人状態で行うという、過去に前例のない形でのスタートとなりましたが、開講オリエンテーションも無事に終えることができ、通常授業と変わらない形でZOOMを利用した双方向型のオンライン授業がスタートしました。

富士学院のオンラインゼミ授業は「双方向型授業」ですが、これは事前に収録した映像を配信する「録画配信」ではありません。個人指導や学力別・科目別少人数授業すべての授業でクラス毎にWEBカメラ付きのノートパソコンやipadなど、それぞれの授業形態に適したデバイスを設置し、専用のヘッドセットを使いながらリアルタイムで質問や会話ができる授業形態となります。また、自学習の際に質問したいときには、生徒が指定のメールアドレスに一言送るだけで教務職員が即時に科目の講師と連携し、ZOOMでつなぐという仕組みを構築しているので、生徒は自宅や寮にいながらにして、場所を問わずに質問や課題添削ができるなど、オンラインならではのメリットを最大限に活用できるよう努めています。

現在はようやく収束の兆しが見え始め、先週末の緊急事態宣言の一部地域解除を受け、感染防止を徹底しながら対面授業を徐々に再開しています。日々未知の連続ともいえる取り組みの中で、生徒の皆さんにとっても手探りで不安な状況の中であったと思いますが、生徒・保護者の皆さまの大きなご理解とご協力を頂いたおかげで、一歩も二歩も大きく前進できたと実感できる取り組みとなりました。

手指消毒剤とマスクは学院として早い段階で確保いたしましたが、宣言解除後は質問対応時の机に飛沫感染予防のための透明アクリル板も設置いたしました。また、食堂も同様にアクリル板をテーブルに設置し、密にならないよう時間帯を分けて食事を摂っています。
自習室に関しては4F大講義室だけでなく、6F大講義室と分散して窓を開けて自学習を進めています。
その他時差時間割の実施やオンライン質問対応の継続等、皆さんが少しでも安心して勉強に集中して取り組めるように次々と策を講じているところです。

「過去にないスタートから大きく転じて、過去にない最高の結果を生む」事を信じ、職員・講師一丸となって今後も全力で生徒をサポートしていきます。皆さん、共に頑張りましょう!

福岡校では安全に最大限配慮した上で校舎見学、オンラインによる学習相談や受験相談など随時承っております。ぜひお気軽にご相談ください。