オンラインセミナー「未来の医療を創る君へ」に参加しました!

富士学院福岡校教務課の山口純二です。

先日、10月23日 日曜日に富士学院福岡校においてオンラインセミナー「未来の医療を創る君へ」が実施されました。
本セミナーは、「上皇陛下の執刀医」として知られる順天堂大学医学部の天野篤教授と読売新聞教育ネットワークが連携し2015年に【早期医療体験プログラム】としてスタートしました。
医学部を目指す現役高校生が、実際の医療現場で医師と共に患者さんへの対応や治療、手術に立ち会うなど、とても貴重な体験型のイベントです。
コロナ禍になり大学病院での体験はなくなりましたが、一昨年からは、天野篤教授をはじめ順天堂大学の医師がオンラインで講演され、リアルタイムで生の声を聴くことが出来るイベントとなり現在に至ります。
富士学院も予備校では唯一このオンラインセミナーに参加しており今年で3年目となります。

セミナーは日本全国の高校と共に富士学院の各校舎がオンラインでつながり、講演の最後には出演した医師へ直接質問をすることも出来ます。それに応じて先生方から医療現場のリアルなお話しを伺うことも出来るのですが、今回代表として富士学院福岡校の生徒が、天野篤特任教授へ向けた質問をさせていただきました。

今回のオンラインセミナーは「医師ってなに?」というテーマで開催。天野篤特任教授をはじめ、同じく順天堂大学の田端実主任教授(心臓血管外科)、中西啓介准教授(心臓血管外科)、山本祐華准教授(産婦人科)が登壇され、ご自身の医師になるまでの経歴に加え、今実際の医療現場で起きていること、そして医師として働くやり甲斐や、医師としての信念などを、率直にお話してくださいました。また、医師という夢を追いかけ奮闘している受験生へ大きなエールを送ってくださいました。
強調されていたのは、医師としての覚悟、大事なのは物事に対し能動的であるということ、そして、様々な人生経験であるとのことでした。先生方の言葉からは、若い世代を育てようとされている使命感がひしひしと伝わってきました。
福岡校の生徒達も食い入るようにモニターを見つめ、時折大きく頷きながら拝聴していました。今回のセミナーは生徒達にとって、医師になるという将来に向けた最高のモチベーションになったと思います。

生徒達の感想をいくつか抜粋し紹介します。

「先生の話の内容は聴いていて自分とは見えている世界が違うなと感じた。~まだ医師ではない私にも分かりやすく、人間や社会の基本的な部分の話がとても核心を射ていて尊敬した。この体験を自分のものとし、患者さんの為、世界の為になる医師になろうと思った。」

「偉大な功績を持っている先生方が、今までどのような努力をし、経験を重ねてきたのか詳しく知れたことを、これからの自分が目指す医師への道のりに生かすことが出来れば良いなと思いました。他人に流されることなく、しっかりと自分の意志を貫いていきたいです。」

「患者さんを助けたい、という奉仕の精神をどの先生も共有して持ち、その一心でより良い医療を届けるために日々進化されていると知り尊敬した。私もこれから私なりのPassionや信念を探し、未来の医療の力となる医師になりたい。」

「どの先生も、苦しいことを乗り越えてきた自信があり、話し方から何から何までかっこよかった。将来は先生方のような医師になりたいと思った。」

「自分の弱さが分かり強いショックを受けましたが、それでも僕は医師になりたいです。天野先生をはじめ、本日お話しくださった先生方のように、強い意思で、医師を目指したいです。」

「今後、ただ医師を目指して勉強をするのではなく、「必ず医師になる」という強い思い、エビデンスを持って勉学に励んでいきます。」

・・・生徒達の情熱が伝わってきて、私も更に感動しました。

さて、富士学院福岡校は4月の開講式から、夏期講習を経て、現在、ゼミ後期の対策演習期に入りました。今までクラス別授業で、高校3年間の学習をじっくりと行い、毎週土曜日の週テストで苦手な教科、単元を明確にし、克服してきました。対策演習期に入ると、いよいよ各大学医学部の出題傾向に沿った具体的な対策に入って行きます。
生徒達は朝の7時30分から、様々なカリキュラムをこなしながら、課題に取り組み、自習室でも夜22時まで真剣に自学しています。
一日のほとんどを机に向かい大変な毎日ですが、同じ目標を共有する多くの仲間と一緒に、100%勉強に集中できる。そして、自身の限界、壁を破る。それこそが、将来医師として頑張って行く為の、人生における最高の経験になると確信しています。
合格を勝ち取る確信、その裏付けとなる根拠、すなわち『自分はやり切ったという自信』を持って、本番の受験会場に送り出せるよう、1月までの演習期間を生徒と共に走り抜いて参ります。

【福岡校イベント一覧】
11/6 第二回医学部実力模試
11/26 福岡大学医学部学校推薦型選抜直前グループ面接対策
医学部受験個別相談会&学習相談会(中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

「チーム会議」

こんにちは。教務課の安部です。
10月に入り、朝晩は涼しくなってきました。日中との寒暖差に体がついていくのは大変ですが、受験生にとっては直前期前の大切な期間なので、皆でサポートしていきたいと思います。

さて、福岡校では9月末から第2回チーム会議が始まりました。富士学院のチーム会議は、その生徒を教えていただいている各科目の先生と、教務担当と、校舎長が入ります。「チーム」では常に生徒の状況を把握しながら、合格に向け、またチームとしての目標に向けて、今やるべき課題や必要なことを生徒と共有しながら指導を進めていきます。

第2回目のチーム会議では、それに加え一般入試出願校の検討をします。大学毎で問題の難易度や出題の傾向が違う中、本人との相性を含めた出願先の選定は合否を左右します。合格を目指す上で、本人に一番合った出願先を選定するには、まず大学毎の最新の入試情報が必要です。但し、入試情報だけあってもその情報を生徒一人ひとりに活かせる学習環境が無ければ、その情報はただの情報だけで終わってしまいます。正しい出願先の選定には、その入試情報と共に生徒の現状や今後の伸びしろを含め生徒一人一人を正しく把握することが不可欠です。正しい入試情報があり、そのうえで生徒一人一人を正しく把握することで、初めて生徒に一番合った出願先を選定することが可能になります。
科目毎にも大学との相性があり、英語が合う大学では数学が合わない、理科系が合う大学が英語では全く合わない等がある中、すべての要件を総合的に判断し、合格の可能性の高い出願先をチームで決定します。

出願校が決まると、授業の中で対策がどんどん具体的になっていきます。福岡校は10月17日から対策演習期に入ります。演習中心の授業内容に変わっていきますので、ここから実戦力を養い、更に大きく成長してくれることを願っています。
最後まで一緒に頑張りましょう!

【福岡校イベント一覧】
10/9 第2回久留米大学医学部学校型選抜プレテスト&対策講座
10/16 第2回福岡大学医学部学校型選抜プレテスト&対策講座
11/6 第二回医学部実力模試
11/26 福岡大学医学部学校推薦型選抜直前グループ面接対策
医学部受験個別相談会&学習相談会(中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)