今年も大盛況となった久留米大学、福岡大学医学部学校推薦型選抜説明会

こんにちは。教務課の山口純二です。

福岡校では、久留米大学医学部学校推薦型選抜説明会、福岡大学医学部学校推薦型選抜説明会を実施致しました。梅雨時期ではありましたが、両日共に晴天に恵まれ、沢山の方にご来場いただくことができました。今回、富士学院から歩いて2分程のところに位置する南近代ビルでの開催となり、学院のゼミ生も汗ばむ陽気のなか会場に向かいました。初めてご参加いただく保護者の方も多くおられました。暑い中お越しくださり誠に有難うございました。

さて、先ずは6月12日(日)に行われた久留米大学医学部学校推薦型選抜説明会のレポートです。 久留米大学から、放射線科の安陪教授をお迎えしての特別講義「医療における放射線」では、現代の医療の最先端技術を分かりやすく説明していただきました。 教授は、まるで大学の講義のように、放射線の性質やレントゲンの仕組みを教えてくださり、最後には来場者に、実際に大学で問われるような問題を模擬試験してくださいました。 生徒達も自分が医学部生となった時に、どんな勉強が待っているのか、良い緊張感で体験することが出来たと思います。

つづいて6月26日(日)に行われた、福岡大学医学部学校推薦型選抜説明会についてです。 今回、福岡大学からは医学部事務部長、入学センター・入試課長のお二方でご参加いただきました。入学センター入試課長の講演では、CGを駆使した福岡大学の受験会場紹介があったのですが、実はこのCG、建築家志望の学生さんが作成したものとおっしゃられ、沢山の学部を擁する総合大学ならではの説明会でした。 医学部医学科における学校推薦型選抜に関する説明では、昨年度の入試結果を踏まえ、現役生・浪人生の比較、男女生徒比較、また試験科目である英語・数学の難易度の変遷など、ここまで詳しく教えてくださるのかという内容で、受験生にとってとても参考になることばかりでした。  両説明会では、久留米大学・福岡大学の説明会に続いて、富士学院福岡校校舎長橘田より『合格を勝ち取るための具体的なポイントについて』のセミナーを開催、どちらの説明会も、来ていただいた保護者様は熱心にメモを取られていました。

説明会の最後には個別相談会があり、久留米大学の教授、福岡大学の職員の方との面談を希望される方、また富士学院の職員との面談を希望される方も沢山おられました。相談会では会場のどこのブースでも、医学部受験に向けて真剣なご相談を伺うことが出来ました。

毎年開催させていただいている、両大学の学校推薦型選抜説明会ですが、改めて、大学の受験生への期待がとても大きなものであることを感じます。 久留米大学安陪教授から「大学は、大学に入って勉強をする学生を求めている」とおっしゃられたことが印象的で、当たり前のようなことですが、ともすると、大学に入るまでが目標となってしまっている生徒が多い、とのご指摘であったと理解しました。 医学部合格への道はもちろん簡単ではありません。が、そこがゴールでは決してないという事を教えていただき、その先の「良医になる」という目的感を持った生徒は、面接などで言葉として表れてくるのだと思います。

これから富士学院福岡校では、久留米大学及び福岡大学の推薦型選抜プレテスト&対策講座が行われます。 特徴ある学校推薦型選抜の学科試験対策はもちろんのこと、個人面接、またグループ面接の練習が出来る貴重な機会となり、毎年多くの参加者を迎え、その中から多くの推薦型選抜合格者を輩出してまいりました。

良医への夢と希望を叶えるため、必要な対策は富士学院でしっかりと出来るように、職員一同、真剣に取り組んで参ります。

【イベント一覧】

7/17~7/24【会場・自宅受験型】第1回福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト&対策講座
7/17~7/24【会場・自宅受験型】第1回久留米大学医学部学校推薦型選抜プレテスト&対策講座
7/31 第一回医学部実力模試
医学部受験個別相談会&学習相談会(中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

チーム会議

こんにちは。教務課の新田です。

九州地方は梅雨入り間近となりました。じめじめする日が続き、気分が沈んだり、体調を崩したりしやすい時期になりますが、生活のリズムをしっかりと整え、雨にも負けず一緒に頑張りましょう!

さて、福岡校では5/30(月)から「チーム会議」が始まりました。
富士学院では生徒一人ひとりに担任講師と教務担当が付き、その生徒を指導する各科目の講師と共に“チーム”を作っています。
チーム会議はチーム全員が一堂に集まる貴重な場であり、得意科目だけに学習は偏ってないか、生活・学習のリズムは整っているのか、課題への取り組みはどうか等、学習面の現状や生活面を踏まえ、今後の学習の進め方についてチームで共有していきます。
受験は、受験科目の総合点によって合否が決まります。1点に泣き、1点に笑う、受験においてこのたった1点というのは結果を分けるためには十分に大きな数字になります。
得意科目で点数を取れていたとしても、不得意科目で足を引っ張ってしまい、合格点に届かなければ不合格になってしまいます。総合力をつけていくためには、他の科目の状況を知るこのチーム会議は生徒にとっても、私たち講師職員にとっても大変重要なものになります。

ゼミが開講してから学院の環境にも慣れ、自分のリズムをしっかりと作り、順調に学習を進められている生徒がいる一方で、リズムを崩し、気が緩んでしまうこともあるかと思います。チーム会議を通して、今一度自分の現状をしっかりと把握し、先生方からのアドバイスを受け止め、今一度自分の目標を思い出し、一日一日を大切に過ごして欲しいと思います。チーム一丸となって受験まで一緒に走り抜きましょう。