教務課の前田です。
4月に富士ゼミが開講して以来、ゼミ生の皆さんは連日、8時30分の朝テストから始まり、ゼミ授業では基礎力を養い、夕食後は新聞視写と夜学習で22時まで残り、そして土曜日には週テストで定着度をはかるというルーティンを3ヶ月継続してきました。その頑張りを保護者に報告し、今後の取り組みを共有する三者面談が始まりました。毎年7月に、あっという間に過ぎたこの3ヶ月間の取り組みを科目担当の先生方から報告していただき、保護者や生徒本人からも状況を伺い、今後の取り組みに反映していきます。
先日、私が担当する生徒とそのお母様が来院され、面談をさせていただきました。開講からの約3ヶ月、ハイペースな授業とそのレベルの高さに連日慌ただしく予習と復習に追われながらも、何とか踏ん張って食らいつく姿が印象的でした。我々から見れば、このままで大丈夫だろうか、また同情する声もかけたくなるような、そんな生徒でした。
三者面談ではお母様から学院では見えてこない生徒の一面をうかがうことができました。その生徒は富士学院への入学当初は目標も決まっておらず、実は「とりあえず医学部を目指そうか」というくらいの姿勢だったようです。それゆえ、毎日の勉強の大変さに現実を見せられ、睡魔と格闘しながら心が折れそうになる日々も。それでもめげずに苦手に挑戦し続けていた6月下旬に風邪をひいてしまい、数日、実家に戻ることになりました。看病中、今の勉強の状況など改めて親子で話す機会があったそうで、そのとき本人が口にした言葉に驚かれたようです。「頑張って挑戦し続ければ、難しかった問題も意外とわかるようになるもんやね」と。その言葉をお母様が嬉しそうに話してくださいました。当初は目標も定まらずに飛び込んだ富士学院。厳しい環境に揉まれながらもたどり着いた「わかる喜び」。
私たちはその言葉に、驚きとともに、安心と希望を見いだすことができました。また、どこかで生徒の可能性を決めつけてしまっているのかもしれないと反省もしました。富士学院の理念の中に「教え羽ぐくむ(育む)」という言葉があります。まさに親鳥がヒナを育むことに由来しています。そこには厳しい現実の中を悪戦苦闘しながらも前に進む生徒をわが子のように大切にし、信じ、一緒に成長していくという意味が込められています。
また、ある先生から「最近の彼はわからないときに積極的に質問に来てくれるようになって、そのおかげでクラスの他の生徒とも打ち解けて会話が弾んでいるんです」との報告に、これまでの中高生時代の生活を振り返って、わが子の変化を喜ばれたお母様から「他の予備校であれば、集団の中に埋もれて勉強にもついていけなかったかもしれない。富士学院で少人数で見ていただいて本当にありがたい」とのお言葉をいただきました。
三者面談は、単なる現状報告や機械的な情報交換の場ではなく、学院、生徒、保護者が心を通わせ、呼吸を合わせていくための機会です。そのときが次へのスタートであり、私たちの合格への伴走が再び始まります。生徒を信じ、励まし、そしてゴールまで決してあきらめない。盛夏の7月、七夕にはもちろん「すべての生徒が医学部に合格し、立派な医師になりますように」と願いを込めます。
【福岡校イベント一覧】
【7/12】第1回 福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト&対策講座
【8/2】第1回 久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト&対策講座
【8/23】産業医科大学入試説明会&私立医学部(推薦・一般)合格セミナー
【9/27】国公立医学部(一般・推薦)合格セミナー
【随時】医学部面接指導
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)




















