2021順天堂大学オンライセミナー「未来の医療を創る君へ」

富士学院福岡校教務課の山口純二です。

10月3日の日曜日に2021順天堂大学オンライセミナー「未来の医療を創る君へ」と題して、上皇陛下の心臓手術を執刀した天野篤特任教授、先天性心疾患治療の専門医中西啓介医局長のほか、免疫療法の国際共同研究リーダー安藤美樹准教授、そして順天堂医院コロナ対策チームの担当医松下靖志医師による早期医療セミナーが、Zoomを使ったオンラインで行われました。

昨年より予備校の中では富士学院のみ招待されている本セミナーで、福岡校では昨年、医師志望理由が定まらず悩んでいた生徒が、実際に天野教授の言葉に励まされ、見事医学部合格を勝ち取ったドラマもありました。

今年は、富士学院の生徒から天野教授への質問の機会をいただいたり、松下靖志医師が、福岡校生徒の出身高校の先輩であったりと、より身近にセミナーを拝聴することが出来、生徒たちは医師の言葉に真剣に聞き入っていました。

最前線で活躍されている医師の言葉には、素晴らしい説得力と、患者さんの命を預かる「覚悟」があり、生徒たちの胸に響いてきました。
終了後のアンケートには、とても沢山の感動と決意の言葉が寄せられましたので少し紹介いたします。

「患者さんの事を第一に考えられる医師になるという初心を取り戻すことができました。」
「今の勉強への向き合い方について改めて考えることができた。」
「医学部合格がゴールではないということが分かった。」
「入試が特別な日ではなく、いつも通りの一日として自分のペースで頑張ろうと思った。」
「コロナ治療の現場で働く心構えを知り、これから自分もその渦の中に飛び込もうとしていることを意識できた。」
「今日の話を自分が医師になった時に心に刻んで努力したい。」
「医師を目指す理由を再確認することができた。」
「この講座を受けて自分はやはり医師になりたいと強く思った。」
「これから先、自分が医師になって働くことを見越して生活していきたい。」
「受験が苦しくても、今回の講座の事を思い出して努力しようと思いました。」
「全国の志の高い高校生の存在を強く実感し、負けないように一生懸命に勉強していきたいと思いました。」

など、一人ひとりが新たな気持ちで再スタートが切れた素晴らしいセミナーとなりました。

またセミナーの中で、天野教授から「何故勉強をしなければいけないか?」という受験生にとって根本的な心構えを教えていただきました。

~例えば、数学は複雑なことを簡単にまとめる力を養うが、医師となった時に複雑な問題に遭遇した時、冷静な判断で問題解決が出来るため。また、国語は患者さんに分かりやすく症状を説明し安心を与えていく為に豊かな想像力と正しい日本語を身に付けるため絶対に必要な能力であること。
そして何回も何回も、同じことを繰り返し演習し、実際の試験に臨むことは、完璧に準備をして仕事に臨むことに通じていく~

このようなお話しから、今自分達が挑戦している医学部受験の勉強と、実際の医師の仕事とが強く結びついていることを実感させていただきました。

受験生の皆さんが志望校に合格した後には、大学の6年間の勉強、医師国家試験、研修医時代、それから医師になってからと、この先ずっと勉強をしていくことが必要です。

「勉強を普段の生活の一部に出来れば、あなたは勝利者です。」
という言葉は、受験生にとってとても大きな人生の指針になったことでしょう。

富士学院の全生徒が、将来人の為に思いきり働ける、素晴らしい医師となっていってくれるよう、私たち職員も全力で応援して参ります。

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