「ゼミ生自立講座」を実施しました。

こんにちは。
副校舎長の宮川です。

7月29日に始まった夏期講習も半分を過ぎました。7月に実施した三者面談で各科目の先生方から夏期講習の間に取り組むべき課題など一人一人に具体的なアドバイスをいただきそのアドバイスを元に生徒の皆さんは有意義な夏を過ごしていることと思います。この夏も猛暑が続いています。体調管理も受験生の大切な実践の一つです。これから受験が近づくにつれプレッシャーともうまく付き合っていかなければなりません。受験まで半年を切りましたが、まだ先は長いです。体調管理と自分の気持ちをうまくコントロールする術を身に付けましょう。

その夏期講習真只中の8月5日に村田学院長による「ゼミ生自立講座」を実施しました。国公立医学部の共通テスト科目別合格平均点や久留米大学、福岡大学の学校推薦型選抜、一般選抜の合否分布等多くのデータを元に「2024年度医学入試の総括」をしていただきました。また富士ゼミ生の10月ベネッセ・駿台記述模試の結果から見る医学部合格率のデータでは、必ずしも全国模試の成績上位=医学部合格ではないということがわかりました。全国模試の結果がE判定であろうと志望する大学の医学部に合格することは大いにあり、それは大学毎の問題の出題傾向をしっかり把握し対策を取ることが鍵となります。模試の結果が思うように出なくとも決して悲観することはないということがよく分かるものでした。
また合格を手にする生徒に共通することは「感謝の気持ちを常に持つ」「意固地にならずに素直な気持ちでいる」「依存・孤立せず自立すること」という話は特に生徒の皆さんに響いたようです。講演が終わると同時に皆一斉に感想文を黙々と書き始めた姿が印象的でした。その感想文の一部を紹介します。

・勉強に行き詰った時は「この問題を解いたら将来助けることが出来る患者さんがいる」と思って前向きな考えを持ちたい。

・日々勉強を頑張っても模試などで結果が出ず落ち込んでいたがデータを見たり話を聞いて希望を持った。医師になりたいという気持ちを失いかけていたがもう一度頑張ってみようと思った。

・感謝する気持ちと素直さを持つことで、勉強や人生の過ごし方がうまくいくということを再認識した。

・自分のやり方に固執せず、先生の言うことを素直に聞いて苦手教科から逃げずに勉強を頑張りたい。

・医学部合格には学力だけでなく、医師としての適性や就職面接も兼ねて面接試験が重要であることを知った。面接で逆転合格や、一発不合格になることを知り日頃の受け答えなど生活態度が大切なことを学んだ。

多くの生徒さんからこの講演を機に、また新たな気持ちで勉強に励み受験まで一日一日を大切に過ごしたいという言葉を聞くことが出来ました。
夏期講習が終わり、後期に入れば本格的に面接指導も始まります。さらに加速をつけて気を緩めることなく受験への準備を整えていきましょう。

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