こんにちは。広島校の森重です。
11/6に女学院中学校高等学校にて、11/28に県立広島高等学校にて、「医学部入試の現状と合格を勝ち取るための準備と対策」と題してセミナーを開催しました。
広島女学院中学校高等学校では中1から高3までの生徒保護者様約40名にご参加いただき、県立広島高等学校では約30名にご参加いただきました。セミナーでは医学部入試において、受験勉強は単に手段ではなく、医師になったときにどのように役立っていくのかを意識しながら進めていくことが重要であることや複雑な医学部入試の現状について、昨年の開示されたデータをもとに分析し、解説させていただきました。また面接試験でも学科試験と同程度に重要視されてきています。将来医師にふさわしいかどうか、また、医師になるということについてどれだけ真剣に考えているかを入試段階で見極められます。特に現役生は情報不足、対策不足が懸念されます。多くの大学においては面接試験の結果が大学の設定した基準以下だった場合、学力試験の結果に関わらず不合格となることもあるため、面接試験に対してどのような傾向、対策が必要であるかを知るよい機会になったのではないかと思います。両校ともセミナー後は質問対応させていただき、多くの生徒が集まり、村田学院長を囲んで質問など尽きない様子でした。また女学院では受験大学の内容に合わせた模擬面接を実施しました。実際の面接を想定して面接試験会場への入退室から行い、緊張した面持ちでしたが、本番に生かせる留意ポイントを個々にお伝えすることができました。
以下、セミナーに参加していただいた方の感想を一部抜粋して紹介いたします。
・今日のお話で受験へのモチベーションを上げることができました。偏差値ごとの合格率から、自分の現状を知ることができたので参加してよかったです。面接についても具体的に熱意を伝えねばならないと実感しました。受験勉強にとっては合格がゴールという考えでしたが、10年後20年後にどのような医師でありたいかまで考えていこうと改めて感じました。(女学院・高3生)
・医学部は面接試験が合否に大きくかかわることを初めて知りました。私は漠然と「医師になりたい」と考えていましたが、今後は理想の医師像を明確にして、その目標を達成するための小さい目標を着実に努力し乗り越えて夢を叶えたいです。(女学院・高1生)
・先生のお言葉を一言一句聞き漏らさないように聞いておりましたら、あっという間に時間が経ち、最後は涙が出そうでした。大学生になっても自分の将来が見えにくい中、高校生のうちに自分の進路を覚悟をもって決め、その夢に向かってできる限りの努力をするのは本当にすごいことだと思います。夢に向かって努力し続ける人の背中を押す周囲の言葉は、やはり実体験に基づいた言葉が大きく影響するのではないかと思います。面接において、実体験に基づいた言葉には本物の熱意が伝わってきます。夢に向かって挑戦できる環境を整え、行動に移せるような言葉がけを心掛けていきたいと思います。(女学院・保護者)
・まず娘が医師を目指そうと思ったことが誇らしいです。2月にもセミナーに参加し、今回は2度目となりましたが、前回よりも現実的なお話を聞くことができました。今日のお話を聞いて娘の行動が変わってくれるとうれしいです。以前は「医師」になれるはずないと思っていましたが、今日からは叶えられる目標になりました。(女学院・保護者)
・今回のセミナーで特に感じたことは理系科目だけでなく国語も重要であること、面接が意外にも合否の鍵となることです。医学部志望の科目別の平均点を見たときに理系科目はもちろんですが、それと同じくらい国語の平均も高いことに少し焦りを感じました。また大学受験において面接が重要であることに驚きました。まだ志望大学は決まっていませんが、面接のポイントを念頭に置いて決めていこうと思います。セミナーでの「命を救うために勉強する」という言葉が印象に残りました。これから勉強で悩んだときは、「将来、命を救うための第一歩だ」と考えながら日々努力していこうと思います。(県立広島・高1生)
・今回のセミナーでは医学部受験についてだけでなく、医師になることの意味や重要性など他ではなかなか聞けないような貴重なお話をいただいた。医師は本当にすごく素敵な職業だけど、並々ならぬ努力が必要だと思うが、なった後も自分で自身を磨いていく精神力が必要だと感じた。今の自分はまだまだ足りないと思うけど、高1の時点でこのようなお話が聞けたことにとても感謝している。(県立広島・高1生)
・今日の講演会で医師を目指してみることで様々な面で向上できると感じました。再生医療の技術は本当に素晴らしいものだと思っていて、いつか自分もその現場に携わりたいので、将来像を描きながら一つ一つ精いっぱい頑張りたいです。自分のしたいことは何かを明確にして人々を助けられる職業につけられたらと思います。困っている人に寄り添って頼ってもらえる素晴らしい医師を目指して頑張ります。(県立広島・高2生)
・今日のセミナーで最も印象に残ったのは医学部受験における面接の重要性です。お話を聞くまでは面接といっても学力試験で僅差だった生徒の優劣をつけるにすぎないだろうと漠然と考えていましたが、面接の基準点が設けられていることや、基準点を満たしていなければ、どれだけ学力試験で良い結果でも不合格になる実例があることにとても驚きました。医学部受験に必要な情報だけでなく、向かっていく姿勢についてのアドバイスを受けたのは初めてで、本当に収穫の多いセミナーでありがたかったです。うまく情報をキャッチしていきながら、残り一年少しの受験勉強を悔いの無いよう頑張っていきたいと思います。(県立広島・高2生)
これから本格的に受験シーズンが到来します。あと少ししかないと諦めるのではなく、残された時間を活用し、最大限の努力をしていけるように、われわれもサポートしてまいります。受験生の皆さんも体調管理を万全にしながら、悔いが残らないように残りの時間を過ごしてください。
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