順天堂大学医学部早期医療セミナーにオンライン参加しました

こんにちは。広島校の廣沢です。
秋が深まり日に日に涼しくなってきました。受験生の皆さんは体調管理に十分注意してください。

広島校は開校して間もなく2年が経とうとしています。生徒数も増え、日々、熱のこもった授業の声が響いています。来月は各国立私立医学部の学校推薦型選抜も始まり、いよいよ受験期に突入しました。

そのような中、先日10月23日、富士学院全校舎を対象に順天堂大学医学部早期医療オンラインセミナーに参加させていただきました。普段は勉強ばかりの生徒にとって、医師になるまでの経緯や医師としてどのような思いをもって取り組んでいるかなど、現役医師の話を聞くことができて大いに刺激を受けたようです。皆、授業の合間を縫って熱心に聞き入っていました。

今回、参加した生徒のアンケートの一部を紹介します。

「今まで知らなかった医療の知識を得ることができ、とても充実したセミナーでした。これから将来に向けて、“今やるべきことを全力でやる”、“世の中のニーズや変化に適応できる柔軟性を身につける”、“基本を学び既存のルールで結果を導き出す”など、今回教えていただいたことを実践できるように努力したいと思います。」

「私は海外留学する意思はなかったが、海外に行くと世界に友人ができ、師と出会い、外国の学会に出て高い知識・技術を身につけることができると知り、留学して日本に貢献しようと考えた。」

「医師になろうと思ったきっかけも、現在勉強しているのも、今の私には明日の自分を切り開くものですが、先生方にとって努力の日々は明日を生きる“人のため”です。私はこのことに対して大きな差を自覚し、今後において大きな改善が必要だと実感しました。」

「患者一人ひとりに公正で適切な治療を提供するために、一つの分野に縛られず、自分から様々な分野を学び続け、患者の期待を上回る仕事をする医師になろうと決意しました。天野先生のお話の中で“手術経験が3000例以上で一人前”とおっしゃっていて、衝撃を受けたと同時に医師の道の厳しさも知りました。それでも医師に魅力を感じ、医師になろうと改めて決意しました。」

このように新たな視点を見いだしたり、さらに決意が固まったり、個々に響いたものがあったようです。天野教授がセミナーの中で「医学部合格はゴールではないしスタートでもない。医師国家試験合格がスタート」「医学部に入学して医師になれない人は人生の敗北者」と厳しい言葉をおっしゃっていました。生徒たち一人ひとりが今一度、自分は医師になる自覚と覚悟があるのかを考えてみて欲しいと思います。そして、厳しい世界に挑もうとしている彼らを講師・職員一同全力で応援していきます。

【広島校イベント一覧】
11/6 第二回医学部実力模試
12/11 医学部受験セミナー&個別相談会
医学部受験個別相談会&学習相談会(中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

富士学院の強みである面接指導とプレテスト

こんにちは。広島校の山口です。
気が付けば10月も半分が過ぎ、肌寒い季節となりました。来月からは私立、国立の推薦入試が
随時始まります。早い大学では入試まで1ヶ月を切り、ついに今年度の入試が刻一刻と近づいてきています。今年度は新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行も懸念されておりますので、受験生の皆さんは例年以上に、体調管理には気を付けてほしいと思います。

さて、広島校では受験に向けた教科の学習と並行して、既卒生は5月から毎月、現役生は3年に上がる春休みから面接試験に向けた対策指導を行ってきました。面接指導を行うためには、まずは医学部入試における面接対策の指導に精通している人材がいた上で、生徒が目指す国公立、私立、推薦受験など、様々な志望先の面接情報があってはじめて指導を行うことができます。富士学院では全国10校舎のこれまでの受験生から行った聞き取り調査から、各大学や入試制度で面接時にどのような質問があったのかというデータの蓄積があります。こういった先輩たちの情報が後輩への面接指導に受け継がれ、それぞれの志望に沿った面接指導を可能にしています。ここから一人ひとりと向き合い、富士学院独自の各ツールを活用しながら自分と向き合ってもらい自身の考えの精査を行いながら指導していきます。

今月からは、これまでの指導に加えて実際に実戦形式で入退室含め本番を想定した指導を行いました。月初めには福岡大学でのグループ面接、15,16日には約15名の現役受験生を対象に個別に模擬面接指導を行いました。今年は開校2年目を迎え志望先も国立私立と幅がかなり広がってきました。15日は国立を中心に広島大学、愛媛大学など国立推薦志願者を中心に模擬面接を実施しましたが、一昨年前に広島大学医学部にふるさと枠で入学した本校チューターも面接指導に加わり、実際の入試体験を交えた指導、アドバイスを行いました。とくにふるさと枠では面接配点も非常に高く面接で合否が左右されると言っても過言ではなく、我々も生徒も熱の入った指導になりました。また、16日には富士学院校舎統括本部長の村田が直接面接指導を行いました。村田とは初対面の生徒も多く、普段の広島校で行う面接指導とは、また一味違った緊張感が生まれ充実した面接指導を行うことができました。これから本番に向けて、しっかり準備を整えて面接当日に自信を持って臨めるよう指導していきます。

また、同時に福岡大学学校型選抜を受験する生徒を対象に、2回目のプレテストも実施いたしました。このプレテストは実際に福岡大学学校型選抜の出題傾向を元に本番を想定した内容で作成されております。このプレテストは受験した生徒全員が今年度の学校型選抜を受験することになりますので現在の自分の現実的な立ち位置を知ることができます。受験前最後のプレテストということもあり、結果についてはそれぞれ思うところがあったようです。推薦試験受験者に関わらず、受験生の皆さんは焦りが出始めているのではないでしょうか。本校の生徒もそれぞれ不安や疲れが出てきたのか、授業や自学の合間を縫って講師・職員と話をしに息抜きに来ることが多くなってきたように思います。つかの間の安らぎの一助になればと願う日々であります。これからも最後まで最善のフォローをしてまいりたいと思います。

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