医学部受験に特化した小論文、面接対策セミナーを実施しました!

こんにちは。広島校の山口です。
暑い夏も終わりめっきり秋めいてきました。朝晩の冷え込みをだんだんと感じる季節になってきましたので受験生の皆さんは体調管理に十分注意してください。

広島校は昨年11月に開校して間もなく1年が経とうとしています。開校当初と比べて生徒数も格段に増え、日々、授業の声がにぎやかに響いています。各国立私立医学部の学校推薦型選抜を受験する生徒は、来月には受験です。いよいよ本格的に受験期に突入し、生徒、講師、職員共に日々熱がこもってきていることを実感しています。

そのような中、先日10月3日、富士学院全校舎を対象に順天堂大学のオンラインセミナーに参加させていただきました。普段は勉強ばかりで、医師を目指しているが実際の医療現場に触れる機会がないという生徒たちにとって、現役医師から実際の映像を交えての講義は大いに刺激を受けたようです。興味津々に食い入るように見つめる姿が印象的でした。特に最後の天野教授のお話では、医師としての心構えの話を受け、医師を目指すことの意義と責任を感じ、思いを新たにしたようでした。

さらに、10月17日は外部イベントもおこなわれました。「医学部を目指すための面接・小論文セミナー」と題しまして、医学部受験に特化した小論文、面接対策について学院講師よりお話しいただきました。小論文対策講座では、結論よりも結論までの道筋、論証の方法に重きを置くべきであるという話がありました。課題文に対して主体的な問題として捉え、考えることができるかどうかが評価に直結するとのことです。知識をつけることも大事ですが、知識の量にも限界があります。課題に対して与えられた情報をもとに時間内にどう論理的に解決するか、というトレーニングを繰り返すことが小論文対策では重要なようです。参加者が時折、深くうなずきながら聴講する様子が印象的でした。

面接対策のパートでは富士学院校舎統括本部長である村田がこれまでの富士学院生の入試結果をもとに話をしました。今では医学部全大学で面接試験が行われていますが、その扱いはや評価方法はそれぞれ違います。どれだけ学力試験で点数が取れていたとしても、面接試験で低評価を受けるとその時点で不合格になるという大学もあります。特に現役生においては面接を甘く見て、それほど対策をせずに受験を迎え、結果不合格になってしまうというケースが多々あります。2次試験においては英語、数学の10点と面接の10点の価値は変わりません。面接対策の重要性を深く認識していただけたようです。セミナー後には、集団形式の模擬面接を行いました。頭で考えていても、実際にできるかどうかは別問題です。模擬といっても、本番さながらの形式で進行し、集団討論も行いました。ほかの受験生との知識の差を実感した人、思うように発言できず歯がゆい思いをした人、受講生によって感想は様々でしたが、もれなく「練習できてよかった。」という声を聴くことができたのが何よりでした。このタイミングで面接。小論文について考える機会となったことが良かったと思います。今一度、なぜ医学部を目指しているのかを立ち止まって、考えてみてほしいと思います。

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