広島校を開校して 〜校舎への思いと広島の皆さまから感じたところ〜

教室長の奥田です。
「こんな校舎になれば」「こんな雰囲気になれば」との想いを込めながら校内のレイアウトや什器などを選びつつ、諸々の準備を整えて無事に開校を迎える事ができました。そして現在、想っていた校舎になっているかを考えると、本当に想像通りに進んでおり、想いは叶うものだと感じつつ、ここに至るまで支えて頂いた関係各位に感謝しております。

・教室については、清潔感を一番に!学院基準に準ずる指導力のある講師のもとに活気あふれる授業が行われるスペースに!
・自習室については、黙々と静まり返って、集中して勉強に励めるスペースに!
・職員、講師室については、明るく笑顔が絶えない温かみのあるスペースに!

とにかく、ここに来たいと思える、優しく厳しくメリハリある学習環境を整えたいと願って準備を整えてきましたが、想像以上に実現することができました。
特に想像を遥かに超えたのは、指導力のある講師の方々とバラエティ豊かな7名の現役医学科のチューター陣。本当に生徒一人ひとりに丁寧に向き合ってくれている事に感謝しています。自信を持って入学面談に臨むことができるのが何より有難く嬉しい限りです。
本当に、これからの生徒の成長が楽しみです。

そして、広島校で出会った方々から感じたことですが、今のところ3点。
1点目は、理科選択について物理選択者が圧倒的に多いことです。これは国立、理工系志向が高いからでしょうか??共通テストで高得点が狙えるから??なのかは分かりませんが、医学科進学後に生物のウエイトが増える事を考慮すると、もう少し生物選択者がいてもよいのではと感じています。実際に今年、富士学院全校舎でお預かりさせて頂いた既卒生では、若干、物理選択者が上回っていますが、物生選択者の割合は、ほぼ五分五分となっています。

2点目は、現役生について、休日に授業を受講するより、平日の学校帰りに受講を希望する生徒が圧倒的に多いということです。平日に精一杯頑張る生徒が非常に多く、自習室も連日訪れる現役生が数名おり本当に感心させられています。

最後は、最新の医学部入試情報を提供できる場が少ないこともあり、私立医学部入試情報に明るくない方が本当に多いことを感じます。「医学部受験は情報戦」です。質・量ともに最新の医学部入試情報を提供できる塾や予備校を選ぶことは、医学部合格を目指す上で、とても大事になります。特に学校推薦型選抜については、公表、非公表など諸々ありますが、たとえば公表されていたとしても実際に各科目、小論文、面接などで合格に必要な点数はどれくらい必要なのか?何がどれくらい重視されているのか?そして非公表であれば、問題内容、配点、対策方法はどのように行うのか?など、これらの情報を「知っているか」、「知ってないか」で大きく違います。全校舎直営校である富士学院だからこそ、全国の各国立私立医大の様々な詳細情報を提供させていただいていますが、「こんな事が分かるのですか?」「このような物を見せて頂いてもよろしいのですか?」など非常に喜んでいただける方が多いことは本当に嬉しい限りで、私共の存在意義を大いに感じてさせていただいています。

これからも地域に寄り添い、地域の方々に喜んで頂ける校舎になっていきたく精進して参りますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。

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