大盛況の富士学院×朝日新聞「受験対策セミナー」と推薦合格のあふれる喜び

教務課の橘田です。

11月26日(日)にJR博多シティにおいて朝日新聞様との共催で「医学部受験のいまがわかる!医学部合格のための受験対策セミナー」を開催いたしました。

当日は多くの参加者にお越しいただき、大盛況となりました。

セミナーは三部形式で行われ、第一部では富士学院福岡校校舎長の楠生による「医学部受験対策講座」を行いました。富士学院が分析する最新の医学部入試の現状と合格のためのポイントについて解説を行い、「学力だけではない面接の重要性とその対策」、また出願校に対しては「大学の難易度だけではなく各科目の相性等、医学部受験における特徴あるポイント」について細かく解説致しました。多くの方が真剣にメモを取られ、大きく頷かれる姿が印象的でした。

そして第二部は朝日新聞ご担当者様から、「医学部受験に役立つ新聞活用講座」を行っていただきました。新聞を読むことで「どのようにそれを活用」していくか、また「論理的思考をどのように養っていくか」など、医学部入試の面接、小論文対策にも役立つ情報を分かりやすい説明で、「新聞を読んでいくことの重要性」について講義していただきました。

第三部からは富士学院OB・OGの現役医大生によるトークセッションでした。富士学院を卒院したOBたち3名(福岡大学医学部医学科1年のC・Nさん、Y・C君、久留米大学医学部医学科1年のK・O君)に登壇してもらい、それぞれ「合格までの道のり」「高校での生活」「合格の要因」「現役合格するためのアドバイス」などについて語ってもらいました。また、当日はスケジュールの都合で登壇できなかった鹿児島大学医学部医学科4年のS・Tさんにも写真とアンケート形式で参加していただきました。

様々なトークで盛り上がる中、医師を目指したきっかけについて話してくれた久留米大学医学部1年のO君の事例を一部ご紹介します。O君は今年で27歳なのですが、医師になりたいという思いはあったものの、自分が本当は何になりたいのかが定まらず、高校卒業後はニート、フリーターと経験したそうです。転機が訪れたのは、富士山の山小屋スタッフのアルバイトをしているとき。低体温症で呼吸困難に陥った登山者の方を目の当たりにし、「助けてください」と言われるもその時何もできず、この出来事がきっかけで「自分は本当は医師になりたかったんだ」と強く決意し、富士学院に入学。見事1年で合格しました。受験を乗り越えた4名の言葉には大変重みがあり、本ブログ上ではとてもすべてを紹介しきれません。年齢も出身地も違う4名の医大生が中高生から現役合格又は浪人生から合格に至るまで、それぞれどのようなきっかけで医師を目指し、何をモチベーションにして受験を乗り越えたのか、何としても医師になるという強い覚悟が大事だということを彼らの自信に満ち溢れる表情から見てとれました。

こうして笑いあり感動ありの第三部は予定時間を過ぎてしまうほど大盛況の中、終了しました。

その後は個別面談を行いましたが、多数の面談申込をいただいたのでOBの皆さんも協力してくれました。

OBの皆さん、そして本セミナーに参加してくださった高校生、既卒生、保護者の皆様、本当にありがとうございました。

そして受験対策セミナーが開催された翌日、福岡校に喜びの声が上がりました。

その日は久留米大学医学部推薦入試の合格発表日。
福岡校の1Fにてそわそわした空気が流れる中、午前10時「やったーー!!!」見事合格です。

まだ信じられないという表情をしていたその生徒は何度も合否を確認し、合格通知を見てやっとほっとした表情になりました。

彼は開講した4月から誰よりも朝早く来院し、遅くまで自学習を重ねていました。黙々と地道に学習する生徒でその頑張りを職員、講師も知っていたので本当にうれしかったです。

Iくん。君のそんな大きな声初めて聞いたよ!本当におめでとう!

受験生は皆大きな不安と緊張があります。それでも彼らを見ていると、信じ、重ね続け、一歩踏み出していくことが大切だと教えられる日々です。

さて、医学部入試もこれからが本番です。そんな彼らの努力が報われるように私達職員も全力でサポートしていきます!

 

【福岡校 今後のイベント】

12/9(土) 医学部現役合格を目指す受験生と保護者のための“知っ得”セミナー

12/10(土) 久留米大学医学部プレテスト・12/24(日) 個別添削会

12/17(土) 福岡大学医学部プレテスト・12/24(日) 個別添削会

12/10(日)・12/17(日) 医学部を目指す生徒・保護者のための個別相談会
(国公立・私立医学部出願相談会も同時開催)