広島女学院中学高等学校医学部面接対策セミナーを開催しました。

こんにちは。広島校の福重です。
11月5日(水)、広島女学院中学高等学校にて「医学部入試の本質と合格を勝ち取るための準備と心構え」と題してセミナーを開催しました。
セミナーでは、複雑化する医学部入試の現状について、昨年に開示されたデータをもとに分析・解説を行い、受験勉強だけでなく、将来医師として求められる人間性や、日々の生活の中で培われる姿勢の大切さについても触れながら、面接試験の重要性についてお話ししました。
面接段階では、将来医師にふさわしいかどうか、また、医師になるということについてどれだけ真剣に考えているかを見極められます。特に現役生は情報不足、対策不足が懸念されます。多くの大学においては面接試験の結果が大学の設定した基準以下だった場合、学力試験の結果に関わらず不合格となることもあるため、面接試験に対してどのような傾向、対策が必要であるかを知るよい機会になったのではないかと思います。
さらに、医師を目指すうえでは、日々の生活習慣や意識の持ち方も非常に重要です。
例えば、学習においては「反復学習」が効果的であり、繰り返し復習することで、復習しない場合と比べて3~4倍の定着率の差が生まれると言われています。
具体的には、①予習、②授業、③復習、④宿題、⑤テスト前の学習、⑥テスト後の見直し、⑦長期休暇の総復習という、7回の学習サイクルを意識することで、知識の定着がより確かなものになります。
また、授業のノートの取り方にも工夫が必要です。見た目きれいなノートよりも、先生の話した内容をしっかりと記録し、後で復習に活用できるノートが望ましいとされています。
最後に、成長する人とそうでない人の違いについても紹介しました。成長する人には「感謝」「素直」「自立」といった共通点が見られます。一方で、これらが欠けている人は、中々成長が難しい傾向にあります。
このように、学習面に加え、日々の生活習慣や意識の持ち方を見直すことで、成績向上にもつながっていきます。今日からできることを少しずつ始めていき、将来は良医として活躍されることを心から期待しています。
また、講演終了後では高校3年生を対象に受験大学の内容に合わせた模擬面接を実施しました。実際の面接を想定して面接試験会場への入退室から行い、緊張やうまく話せないあまり涙を流す生徒さんもいらっしゃいました。それでも、最後までやり遂げたことは今後に大きくつながると思います。模擬面接を通して、話すことの難しさや初対面での面接の緊張感などを実感できたのではないかと思います。今回の模擬面接を活かして本番でも力を発揮してくれることを願っています。

以下、セミナーに参加していただいた方の感想を一部抜粋して紹介いたします。

・医師は頭の良さだけでなれるものではないことが分かりました。私が医師に憧れをもったのは自分の人生を、他人の命に使っている姿が、私の目指す誇れる自分に近いと思ったからです。先生が仰った、「1人の人間の止まりかけた人生を復活させるのが医師だ」という言葉に深く共感し、ますます医師が素晴らしい職業であることを実感できました。
(高校3年生)

・去年もこの説明会を聞いて、医学の道に進みたいという思いが強くなりました。少しずつ受験に向かっていくための勉強や準備を進めていきたいと思いました。これから自立した生活をしていきたいと思います。
(高校2年生)

・祖母が認知症になってから、「認知症は人類を滅ぼす」を信条に、これを解決したい、毎日泣いていた私を助けたいという思いで医学部を目指しています。
現在は単純に人間ってすごいな、面白いなという感心から勉強をしている日々です。今日、本セミナーにおける「とまった人生を直接未来につなげる」という言葉にガンと胸をうたれました。医師になる覚悟と自覚が…とまではいかないけれど、昨年よりも目の前がクリアになっている気がします。とても面白かったです。ありがとうございました。
(高校1年生)

・今回のお話を聞かせていただいて、大学がいかに難しいか分かりました。早くから大学について知れたことで、対策や、反復学習などをして、今から対策していこうと思いました。最近は英語が1番大事だと言われ、自分の1番苦手科目が英語なので、今から、頑張って対策していきたいと思いました。そして、留年が大学だとこんなにも身近なものだと分かりました。今日これを聞けて良かったです。ちゃんと、未来を見て、大学を頑張ろうと思いました。今日はありがとうございました。
(中学生)

・とてもいい時間になりました。現在娘は高1で、先月開催された進路の説明会で今後の文理選択~大学学部選択までを聞き、家庭内で何度も話をしました。日々の授業の大切さ、定期テストなど今から準備すべきこと、そして、面接=人間性の大切さが、重要視されることにびっくりしました。学力のみというイメージから医師に必要なことを知り親として嬉しかったです。またご相談させていただきたく思いました。
(保護者)

・勉強に関するお話だけでなく、面接の重要性をしっかりお話下さったのがとてもありがたかったです。赤本に配点が書かれていないというのも知らなかったので、知ることができて良かったです。医師になるという目標から逆算して、きちんと学力を積み上げていく必要があること、色々な経験を積むことが、面接でも役に立つことを、教えていただくことができました。貴重なお話を聞けて本当によかったです。
(保護者)

・現在の医学部入試について、改めて考えさせられるお話でした。基本的な学力の大切さ、大学選びの難しさ、子供とこれからもっとしっかり情報を集めて話し合っていかなければと思います。医学部入学=医師となる。その為の人間形成を今から、意識して生活していかなければと思います。まずは、朝、自分で起きられる様に声かけをしていこうと思います。本日は、とても刺激を受けました。ありがとうございました。
(保護者)

これから本格的に受験シーズンが到来します。あと少ししかないと諦めるのではなく、残された時間を活用し、最大限の努力をしていけるように、われわれもサポートしてまいります。受験生の皆さんも体調管理を万全にしながら、悔いが残らないように残りの時間を過ごしてください。

【広島校イベント一覧】
【12/14】冬休みから始める医学部受験セミナー&個別相談会(中・高生)
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

広島城北高等学校で校内セミナーを実施しました。

こんにちは、広島校の福重です。
10月23日(木)、広島城北高等学校にて「医学部合格を目指すための面接対策セミナー」を開催いたしました。
本セミナーでは、医学部入試における現状や面接試験の重要性について、各種データを用いて詳しく解説いたしました。また、終了後は高校3年生を対象に個別で模擬面接指導も実施いたしました。医学部入試では、面接試験が学科試験と同様に重視されております。将来医師として地域医療を担う人材にふさわしい人物かどうか、また医師になる覚悟や真剣さがあるかを見極める重要な試験となっています。しかし、現役の受験生の中には、情報や準備が不足しているケースが多く、面接を軽視する傾向が見受けられます。インターネットで得た即席な知識だけで面接に臨む例も少なくありません。多くの大学では、面接の評価が一定基準に達していない場合、学科試験の成績が優れていても不合格となる可能性があります。そのため、面接に対する正しい理解と十分な対策が不可欠です。今回のセミナーに参加された生徒の皆さんは非常に前向きで、医師を志す強い意志が感じられました。一方で、模擬面接では、自分の考えや気持ちを言語化することに苦戦している様子が共通して見受けられました。特に少し踏み込んだ質問になると答えに詰まり、的外れな返答をしてしまう傾向が見受けられました。これは、準備不足や対策の甘さが原因であり、面接官の意図を正しく理解し、的確に応答する力が求められます。どれほど熱意を持って話しても、的を射た回答でなければ評価にはつながりにくいのです。今回のセミナーを通じて、医学部を目指す生徒たちに面接の本質や対策のポイントを直接伝えることができ、彼らにとっても新たな気づきがあったようです。

以下に、セミナー参加者の感想を一部ご紹介いたします。

・本日は面接セミナーという貴重な時間ありがとうございました。受験まで日数が減っていく中で、教科学習だけでなく面接対策も気になっていたところでした。医学部の面接というのは就職面接という意味合いを含んでいるという話が非常に印象に残っています。また、高3ということで模擬面接もして頂きありがとうございました。面接の良かった点また改善した方が良い点を知ることができ大変参考になりました。
(高校3年生)

・私はこのセミナーを受けるまでは医学部に合格するためにはただ学力が必要だとしか考えていませんでした。しかし受けてからは学力があっても自覚や覚悟がなければどんなに本番で合格点を超えていても合格できないという理由もふくめてしっかりと分かりました。
(高校2年生)

・本日は私たちのために講演してくださりありがとうございます。村田さんの話を聞いて、特に、面接で問われやすいネタ、面接ノートに用意すべき項目などを知れたことがうれしかったです。ネタの中でも直美やACPなどについては少し考えを述べられそうなので、今年にでも富士学院の面接体験に行ってみようと思います。また、面接に用意すべき項目の中に20年後の自分と自己PR出来るよう準備しようと思います。
(高校2年生)

・それぞれの大学の合格者数や、得点の開示など、過去のデータなどもあってとてもわかりやすかったです。医学部受験独特の合否判定や模試との関係、面接においての評価方法やポイントなど、今まで知らなかった内容が多く、とても有意義な時間になりました。
(高校1年生)

・面接マナーや振る舞いに加えて、アドミッションポリシーに合わせていくことが大切だなと感じました。今日の村田先生のお話の中で、面接は就職試験と同じとおっしゃった事にはっとさせられました。何度か入試についての説明会に行ったり自分で調べたりしていますが、何を見ればいいかも分からず息子が志望している道なのに理解することが難しかったので、面接という視点から入試を見る事でより、何をしていくべきなのか少し見えたように思い希望が持てました。
(保護者)

・3割強は推薦で受験、募集されるとの事を子供とも話合いをしてみようと思いました。
また、子供は全国どこでも自分が受かればどこの医大でもいいと覚悟はある様子。担任の先生と相談しながら問題の相性のよい大学を選びたいと思いました。医学部試験は医師なるための試験と同時に就職試験の意味合いも含むと前回も聞きましたが大人になる覚悟も普通の大学生より必要だと思いました。
(保護者)

【広島校イベント一覧】
【11/9】滋賀医科大学学校推薦型選抜直前対策講座
【〜11/15】兵庫医科大学学校推薦型選抜直前対策講座Ⅱ
【〜11/21】関西医科大学学校推薦型選抜・特色選抜直前対策講座Ⅱ
【11/23・30・12/7】滋賀医科大学学校推薦型選抜対策講座
【11/23〜1/10】私立医学部出願相談会
【随時】医学部面接指導
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

医学部入試研究会を開催しました。

こんにちは。広島校の福重です。
9月26日(金)、ホテルグランビア広島にて「医学部入試研究会」を開催いたしました。今年度で6回目の開催となり、広島県と山口県から10校31名の先生方にご参加いただきました。例年を上回るご来場を賜り、最新の医学部入試情報を共有できましたことを、心より嬉しく思っております。ご多忙の中お越しいただいた先生方に、改めて深く御礼申し上げます。

第1部では、学院長村田より、昨年度の医学部入試の総括と今年度入試の変更点、今後の展望について、具体的なデータを交えてご説明いただきました。特に、面接や小論文の重要性、面接指導の要点、面接官が注目するポイントなどについては、実際の事例を交えながらの講演となり、先生方が熱心に耳を傾け、メモを取られているご様子が印象的でした。

第2部では、「情報交換会」を行いました。多くの先生方に残っていただき、各校の取り組みや学校での生徒の様子、本校でお預かりしている生徒の近況などについて、和やかな雰囲気の中で活発的な意見交換や情報共有を行われました。昨年までは、場所を移動して2部制にて、22時まで開催しておりましたが、今年は会場内にて20時30分までに変更したこともあり、名残惜しい中での閉会となりました。少し時間は短くなりましたが、時間いっぱい有意義に過ごしていただくことができました。
ご参加いただいた先生方からは、「うちの生徒を合格に導いていただき感謝しています」「自身の面接指導が間違っていなかったことを再確認できました」「今回の講演内容を面接指導に活かしていきたい」「面接や小論文の重要性に気付かされました」など、ありがたいお言葉を多数頂戴しました。
第1部で先生方からいただきましたご感想をご紹介させていただきます。

・面接で入室から着席までの様子も見られているとのこと。確かにそうだと思いました。やりとりのみでなく所作も日常の様子がでるので、重要視されているということを生徒へしっかり伝えようと思います。

・医学部志望選択が増えている本校においては、この資料を参考に、進路指導をさせていただいております。現役生、浪人生を問わず、お世話になる生徒も増えてきています。今後も多方面から御指導いただきますよう、よろしくお願い致します。

・自分で得られる医学部入試の情報を遥かに超える情報をいただけた。

・昨年も参加させて頂きましたが、今年の状況の変化などもわかりやすく、丁寧に説明して下さり、今年も参加して良かったと心から思っています。

・面接の重要性は聞いていましたが、成績開示を見て、面接の評価でかなりひっくり返ることが分かりおどろきました。

ご満足いただけたことが伺えるうれしいお言葉を多数いただきました。
今後も、医学部を目指す生徒の皆さん、そして日々ご指導されている先生方のお力になれるよう、より一層尽力してまいります。

【広島校イベント一覧】
【10/5】愛知医科大学学校推薦型選抜プレテスト②
【10/19】福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト②
【10/19】久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト②
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

順天堂大学の天野篤教授にご来院いただき広島校にて講演会を開催いたしました。

こんにちは。広島校の福重です。
9月23日(火祝)に、順天堂大学医学部心臓血管外科学特任教授で、富士学院OB会の顧問をしていただいております天野篤教授にご来院いただき、生徒・保護者を対象に講演会を開催させていただきました。昨年と同様、祝日開催ということもあり、既卒生・高3生を中心に保護者の方にも多数参加を頂きました。
講演会では「医師になるための覚悟となってからの責任」という題で、受験勉強への心構えや国家試験合格を目指す大学生活などを踏まえながら、時に自身の経験を交え、これから医師を目指す生徒に医師として大切にすべきことをご講演いただきました。貴重な手術映像なども見せていただき、日本の最先端で活躍する医師の生の声に参加者一同、心揺さぶられました。生徒にとっては医師になる決意を強くする貴重な時間となったようです。特に「自分ほど医師に向いている者はいない」「患者さんのために妥協しない」というお言葉が印象に残っており、生徒の感想にも多数の振り返りがありました。また、受験勉強だけでなく国家試験に向けた大学生活の過ごし方、勉強への姿勢やルーティンの重要性、また大学選びの大切さなどについて触れられ、今の努力が医学部合格のためだけでなく、医師としての未来に繋がっていることを改めて考えさせられる内容でした。
ご講演の後は質疑応答の時間を取らせていただきました。質問では、「診療科の選択時に注意することはありますか。」「今後、ロボット支援手術等がより進歩する中で、人間の外科医だからこそ果たせる役割は何であるとお考えですか。」「患者さんと向き合う時に大切にしていることは何ですか。」などの質問に対して、丁寧に真摯にご回答いただきました。
ご多忙の中時間いっぱいまでお答えいただき、大盛況の中終了いたしました。閉会後、参加したみなさんに感想を書いていただきましたので一部をご紹介させていただきます。

〇私が本日の講演で学んだ事は、自身の医師になるという覚悟の不足を感じたことです。私は今年から理転浪人を決めた人間で、理解が足りていなかったり、認識が甘いと感じたりする日々を送っています。だからなのか、医師になるために医学部受験を決断したことには全く後悔していませんが、私が医師に本当になれるのかと弱気になってしまうことがあります。今回、天野教授の講演を拝聴し、今の私にできることは、医学部受験に挑戦できる環境に感謝し、日々の努力量を妥協せずに継続することで、医師に必ずなるという覚悟を早く、より強固なものにし、最速で医学部に入学することだと改めて実感しました。(既卒生)

〇先生が「患者さんのために妥協をしない」とおっしゃっていたことが1番印象に残りました。このことは患者さんに対して医師になってから心がけるだけでなく、勉強においても、常に満足せず、上を目指して努力し続けることが重要だと感じました。今日の講演をきっかけに自分の勉強方法を見直したり、生活スタイルを見直したりしてもっと頑張りたいなと思いました。(現役生)

〇去年も講演を聞かせていただいたのですが、今年は去年よりも更に重く言葉を受け取ることができました。天野教授の「自分ほど医師に向いている人はいない」という言葉がとても胸にささりました。自分に今そこまで自信が持てるほど勉強できているのかと言われると、断言はできないなと感じました。これから日数も少ないので自信を持って受験にいどめるよう、日々の生活から更に意識していきたいと思います。そして天野教授のどこまでも謙虚な姿勢がとても心に残りました。患者さんを診る時に心がけていることで患者さんの後ろからサポートするということを聞き、自分もそのように患者さんと同じ立ち位置、目線になり、治していける医師になりたいし、ならないといけないなと思いました。教授の姿からたくさんのことが学べました。本日は本当にありがとうございました。(既卒生)

〇今自分が興味のあることをたくさん学ぶことができると知ることができました。受験する上での意識の持ち方がどれくらい大切かを知ることができました。勉強において、既知の事象でのミスは準備不足、技術不足など、心あたりのあることがたくさんありました。今の勉強だけでなく、ずっと続くものだと知ることができて良かったです。今が医学部に入るうえでの訓練段階であると聞き、もっと頑張ろうと思うことができました。どの分野の学びにおいても誰かの立場に立って、相手の気持ちを考える、尊重することは本当に大切なことだと気づかされました。完璧さを忘れず、ポジティブに、自分ほど医者に向く人はいないというマインドで、これからも精進していきます。(現役生)

〇私は昔からあまり自分に自信を持てる性格ではありませんでしたが、医学部を目指すようになってから、自信のない医師が患者さんを救えるはずがないと思うようになり、少しずつ自信が持てるようになりました。しかし浪人してから勉強をすればするほど、入試に対する不安が大きくなり、また自信がうすれていました。でも今回の講演でその言葉を聞き、自信を失い始めている自分にハッとさせられ、また初心を思い出しました。これから入試まで勉強するにあたって、天野教授の言葉をずっと忘れないようにいようと思いました。(既卒生)

いただいた感想文からも参加者全員にとって学びと発見がある貴重な講演会となったことが伺えます。特に、11月から推薦入試が始まり、緊張感のあるこの時期にお話を聞けたことは生徒にとっても刺激になったようでした。天野教授には大変お忙しい中、広島校の生徒のためのお時間をいただきまして、この場をお借りして感謝申し上げます。

【広島校イベント一覧】
【10/5】愛知医科大学学校推薦型選抜プレテスト②
【10/19】福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト②
【10/19】久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト②
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

安田女子高等学校で校内セミナーを行いました!

こんにちは。広島校の中尾です。
6/28(土)に安田女子高等学校にて、「合格を勝ち取るための準備と心構え」と題してセミナーを開催しました。
安田女子高等学校は昨年12月に中高生対象にセミナーをさせていただきましたが、今回は高校生を対象に医学部入試の概要や面接対策を中心にお話をさせていただいております。
セミナーでは、学院長の村田より、日々の過ごし方や定期試験への取り組み方、面接試験に向けて日頃から意識できることなど勉強への姿勢についてお話しすると共に、複雑な医学部入試についてデータを交えながら現状を説明させていただきました。

以下、セミナーに参加していただいた方の感想を一部抜粋して紹介いたします。

・自分の覚悟について改めて考えさせられました。学力はもちろんのこと、面接もとても重要であるということを知り、色々な人とコミュニケーションをとっていこうと思いました。自分の気持ちのもちようで結果はかわっていくと思うので、今からコツコツ勉強し、医学部に合格することを目標にするのではなく、医師になることを目標にして頑張っていこうと思いました。(高校1年生)

・前回のセミナーも参加しましたが、またお話を聞くことができたことで今日からの勉強のモチベーションになりました。医学部入試で求められていることは「学力だけではない」こと、意外に面接で不合格になる場合があり、「コミュニケーション能力」が重要視されていることなど大切なことを再認識できました。今日学んだことを常に意識しながら「将来の患者を救う」という気持ちで勉強を頑張りたいと思います。(高校3年生)

・去年と今年続けてセミナーを聞きに来ました。勉強方法や面接の大切さが分かりました。国語力が弱い時の勉強方法を具体的に聞きたいと思います。また、来年もあれば教えてください。聞きに行きます。よろしくお願いいたします。(保護者)

・去年に引き続き医学部受験の難しさ、心構えの大切さを聞くことができて良かったです。娘は中学に入学したころからずっと医師になりたいという目標を持って頑張っているので、どうにか医学部に入学してほしいと願っています。そのために、親ができることは情報を集めること、健康管理くらいしかないのでこれからも色々お話を聞いて娘に協力できればと思っています。今日もためになる情が聞けて良かったです。ありがとうございました。(保護者)

その他沢山のご感想をいただきました。ご参加ありがとうございました。

セミナー終了後は広島校教室長奥田より、面接指導を高校3年生対象に希望された生徒の皆さんに行わせていただきました。面接対策について、より具体的な準備の仕方や考え方、入退室の仕方を説明させていただいた後、一人ひとり実際に模擬面接をさせていただきました。初めて面接を体験するという生徒さんもいらっしゃったようで、まだ準備が十分にできていない中で人を前にしたときに「いかに話すことができないか」を実感できたようです。一朝一夕でできるようにならないこと、十分な対策をしないと伝えられないことを体験することで、今後の面接対策にも生かせるのではないかと思います。

例年にない早さで梅雨もあけ、本格的な夏が到来する季節になりました。7月には福岡大学医学部推薦プレテストをはじめ、模試も順次実施して参ります。今年も暑くなるという予想が出ておりますので、体調をしっかり管理し、有意義な夏を過ごせるよう職員一同サポートをして参ります。

【広島校イベント一覧】
【7/13】夏休みから始める医学部受験セミナー&個別相談会(中・高生)
【7/13】第1回福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト
【7/27】総合型選抜・学校推薦型選抜個別相談会(川崎・福大・久留米)
【8/3】第1回久留米大学医学部学校推薦型選抜プレテスト
【8/17】第1回愛知医科大学学校推薦型選抜プレテスト
【9/15】国公立・私立医学部総合型・学校推薦型選抜個別相談会
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

新年度が始まって一か月が経ちました。面接指導が始まります。

こんにちは。広島校の中尾です。

新年度が始まって早くも一か月が経ちました。多くの生徒が新しい生活のリズムに慣れてきたようです。GW中も自習室で黙々と自学習に取り組む姿が見られました。

広島校の既卒生は他校舎よりも一足早く、4月1日(火)にオリエンテーションを行い、即日授業がスタートしました。オリエンテーションでは、これから合格までの心構えと、一日の流れや自習室の使用ルールなどを教室長から話した後、富士学院全校舎の既卒生で取り組んでいる朝テストや新聞視写などの進め方を確認しました。その後は今年一緒に頑張るメンバー同士で自己紹介をし、みんなで頑張ろうと団結の気持ちを共有しました。受験は一人ひとりが目標に向かって厳しい競争に臨みます。しかし、ただライバルとしてだけではなく、同じ道を目指す仲間として互いに切磋琢磨しながらよい距離感を保って共に頑張っていけるという環境が富士学院の強みではないかと私たちは考えています。自習室で頑張る姿を見たり、講師やチューターに積極的に質問している様子を知ったりする中で、刺激を受けることができます。卒院生からも「自習室で周りが頑張っていたから自分も頑張らないといけないと思った」という声がありました。長いようであっという間の期間になると思いますが、みんなで一丸となって頑張っていきたいと思います。

5月からは既卒生の面接指導も始まります。
医学部の試験には、面接試験が必ず実施されます。直前になって慌てて対策をしようとしても、話し方や考え方が一朝一夕で身につくものではありません。そのため富士学院では、早期から面接指導を行っています。ただ面接の対策をするのではなく、現在の自分を振り返り、自立と自律ができるように生活習慣や学習態度を見直しながら「医師になるということ」を繰り返し考えていきます。勉強で忙しい中ではありますが、広島校では毎月面接指導の時間を取り、じっくり向き合っています。面接指導を重ねながら自分と向き合い、また医師について考えることで勉強への姿勢も変わってきます。
現役生も春休みから面接ノートを配布し、早速取り組みを始めています。GW中も生徒が次々と面接ノートの相談に来ていました。学校での授業や行事などもある中で限られた時間ではありますが、少しずつでも進めていくことができるように一緒に取り組んで参ります。

【広島校イベント一覧】
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

合格祝賀会が開催されました!

こんにちは、広島校の中尾です。

先月末、3/25(火)に岡山駅すぐ側のANAクラウンプラザホテルにて、岡山校・広島校合同合格祝賀会が開催されました。開校4年目を迎えた今年度は、4月1日時点で15名の医学部合格者が誕生いたしました。合格実績は以下の通りです。


【2025年度入試 広島校合格実績】(4/1 現在)

〈私立医学部推薦入試〉
・川崎医科大学 3名合格
・福岡大学 2名合格

〈国公立大学医学部前期試験〉
・鳥取大学 1名合格
・奈良県立医科大学 1名合格
・山口大学 2名合格

〈私立医学部1次合格発表〉
・国際医療福祉大学 1名
・杏林大学 2名
・川崎医科大学 6名
・獨協医科大学 2名
・金沢医科大学 2名
・北里大学 1名
・久留米大学 3名
・東京女子医科大学 1名
・福岡大学 3名
・岩手医科大学 1名
・関西医科大学 2名
・兵庫医科大学A 1名
・東邦大学 1名
・順天堂大学 1名
・大阪医科薬科大学 1名

〈私立医学部2次合格発表〉
・川崎医科大学 正規合格2名
・金沢医科大学  正規合格1名
・北里大学 正規合格1名
・国際医療福祉大学  繰り上げ合格1名
・順天堂大学 繰り上げ合格1名
・福岡大学 繰り上げ合格1名
・久留米大学 正規合格3名
・兵庫医科大学 繰り上げ合格1名
・岩手医科大学  補欠1名
・獨協医科大学  正規合格1名/補欠1名
・東邦大学 正規合格1名
・関西医科薬科大学 正規合格2名
・大阪医科薬科大学 正規合格1名
(補欠合格者は補欠番号保持者のみ掲載)

入学前は期待と不安でいっぱいだと思いますが、広島校・岡山校で同じ大学に進学する生徒同士の交流もでき、不安を軽減することもできたのではないかと思います。校舎の垣根を越えて楽しそうにしている姿を見られて大変喜ばしく思いました。また、祝賀会では生徒一人一人に挨拶をしてもらいましたが、その中で指導して下さった先生方や家族、また職員の私達にまで感謝の言葉を述べる生徒たちの姿に成長を感じました。

医学部に合格したことはゴールではなく、医師を目指すためのスタートラインです。ここで終わりではなく、入学後も医師になるために努力をしていくことはずっと続いていきます。苦労も今まで以上にあるかもしれません。実際に、年々医学部の留年率、放校率が上昇し、卒業が難しくなっているという実態があります。また、卒業できたとしても国家試験合格にも大きなハードルがあり、いわゆる国試浪人になってしまう場合もあります。しかし、どれだけ勉強しても「必ず合格できる」という確証のない受験期間の中、ひたすらに努力を続け合格を勝ち取った皆さんなら、きっと今後立ちはだかるであろう壁もきっと乗り越えられると信じています。そして医師になってからも研鑽を重ね、患者の皆さんに「先生でよかった」と思われるような素敵な良医になってください。富士学院では、合格後もOB会を通して引き続きサポートをして参ります。卒院しても変わらず応援しています。
合格おめでとう!

医学部受験に向けての塾・予備校選びのポイント 2025

こんにちは、広島校の中尾です。
共通テストが終了し、息つく暇もなく私立大学医学部の一般入試がはじまりました。今はほとんどの大学の一次試験が終了し、結果を待ちながら後期試験や国公立大学入試へ向けて準備を進めている状況です。
広島校では現在、一般選抜において以下のような実績が出ております。

【2025広島校合格実績】(2/17 現在)
<私立医学部1次合格発表>
・国際医療福祉大学 1名
・杏林大学 2名
・川崎医科大学 6名
・獨協医科大学 2名
・金沢医科大学 2名
・北里大学 1名
・久留米大学 3名
・東京女子医科大学 1名
・福岡大学 3名
・岩手医科大学 1名
・関西医科大学 1名
・兵庫医科大学A 1名
・東邦大学 1名
・順天堂大学 1名

<私立医学部2次合格発表>
・川崎医科大学 正規合格2名
・金沢医科大学  正規合格1名
・北里大学 正規合格1名
・岩手医科大学  補欠1名
・獨協医科大学  補欠1名
・国際医療福祉大学  補欠1名

後期試験までの日程を考えるとまだまだ入試は続いていきます。合格を掴む最後の最後まで、しっかりとサポートしてまいります。また、多くの1次試験の日程が終了し、受験校すべての結果が出そろった生徒もおります。残念ながら最終合格を掴めなかった生徒、補欠合格で順番待ちの生徒、状況はそれぞれですが、すでに来年度を見据えて学習を続けております。この期間は後期受験に向けて対策を行ったり、苦手科目を重点的に強化したりといった過ごし方をしておりますが、受験後も淡々と学習を継続して行う生徒ほど、補欠の順番が回ってくるという印象があります。いずれにせよ、受験結果がかなわず4月から再スタートを切る生徒と、今からすでに始めている生徒を比べると、スタートに2か月の差が生まれます。この差は大きく、特に推薦入試を考えている生徒にとってこの2か月は貴重です。本校としても少しでも早い合格を後押しするため、すでに次年度に向けた取り組みが始まっております。

さて、受験期も後半に差し掛かっていますが、国公立の二次試験に向けての対策、あるいは最悪の場合を想定して浪人した場合の予備校選びを考えられている方も多くいらっしゃると思います。弊方にも2月に入り少しずつ問合せも増えつつあります。現在、通われている塾・予備校もあるかと思いますが医学部受験指導に対して不安を感じた際、どのような点をご確認していただきたいかについて、広島校から伝えたい塾・予備校選びのポイントをお伝えします。

①生徒、保護者の体験談などを確認。
よく読むと何をどのように具体的に指導、応援してもらったか、感謝の度合いなどが一目で分かります。本人が本当に書いているのか?あまりに具体的な内容がないと思えるようなものもあります。

②ブログなどの情報発信が頻繁に更新されているか。外部(高校等)との連携がとれているか。
ただ授業を繰り返しているだけで発信できる内容がない、職員などの手が十分に回っていない、など考えられます。また、熱心な指導がされている予備校では生徒の出身高校とも密に連携を行っており、情報共有がされています。とくに結果を出している予備校などとは強い連携があるので進路指導の先生などに相談することもよいかもしれません。

③合格実績の見せ方。
合格実績は、一次、二次、補欠、医歯薬学部全体など見せ方によっては多くみえてしまいます。合格実績について延べ人数と実数が正確にわかる形で公表しているかどうかにご注目ください。また、学力の高い生徒が複数校合格した場合、必然的に合格実績の大学レベルも高く見えてしまいます。年度が替わっても実績の更新がない、複数年度の合否を合算して発表しているといった出し方もありますのでよくご確認ください。

④全科目の講師を確保できているか?面接指導ができるかどうかを確認。
とくに個人指導においては全ての科目で素晴らしい講師を数多く確保できている塾、予備校などは少ないと思います。単科で相性の良い先生がいても受験は総合点での勝負となります。また、医学部入試では面接試験がない大学はありません。指導できる職員や講師がどれくらい常駐しているのか?などに注意して確認してみてください。

⑤費用対効果を考える。
追加料金がどのくらいかかるか?よく分からない項目の請求はないか?など精査して比較しながら金額を抑える事が必要です。

⑥他校舎間での連携が可能かどうか、推薦入試の受験、合格実績について確認
フランチャイズの塾・予備校では全国に校舎があっても、校舎間での連携をとることができず、移動先での指導ができない場合が多くあります。推薦入試に関しても情報を持っているかどうかで指導可能かどうかが決まります。中には推薦入試を否定して受けさせないという塾・予備校もあり注意が必要です。

医学部受験指導を中心に行う塾・予備校はたくさんあると思いますが、その中からご自身に合った塾・予備校を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

【広島校イベント一覧】
【受験日前日まで】医学部直前面接指導
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学校推薦型選抜・総合型選抜が一段落し、私立大学医学部の結果が出ました。 安田女子高等学校、広島城北高校で校内セミナーを行いました!

こんにちは。広島校の中尾です。
いよいよ年末となり、広島大学ふるさと枠の面接試験も先日終わりました。11月初旬から続いていた学校推薦型選抜、総合型選抜が一段落したところではありますが、一般選抜に向けた対策が間髪入れず行われています。今年度の学校推薦型選抜、総合型選抜を振り替えると、広島校では以下のような実績を残すことができました。

【川崎医科大学総合型選抜】
一次試験合格 5名
最終合格 3名

【福岡大学医学部学校推薦型選抜A方式】
最終合格 2名

【東京医科大学医学部全国ブロック別学校推薦型選抜】
一次試験合格 1名

【関西医科大学医学部一般枠学校推薦型選抜】
一次試験合格 1名

国公立大学に関しましては、島根大学1名、鳥取大学1名、広島大学ふるさと枠1名が受験しています。結果は共通テスト以降となりますのでまだまだわかりませんが、どの生徒も面接試験は手ごたえを感じることができたようです。
面接については、推薦選抜では医師になるということの熱意や意欲はもちろんですが、地域医療の現状や課題など知識理解を問われるようなかなり踏み込んだ内容も質問されることが多く、付け焼刃の知識や準備では対応が難しい傾向にあります。本校の生徒も、最初はうまく答えることができず黙してしまうこともありましたが、その都度アドバイスを行いながら生徒自身に考えてもらい、何度も練習を重ねてきました。本番前には様々な質問に臆することなく答えることができるようになり、生徒達も自信を持って本番へと向かう姿を見て大変頼もしく感じました。面接試験終了後には、「とても和やかな雰囲気で話をすることができました」「練習したことを活かして、想定外の質問にも落ち着いて答えることができました」との感想を述べており、これまで頑張ってきた成果がしっかり発揮できたのだと嬉しく思いました。あとは、共通テストでの点数が合否を分けることになりますので、最後まで気を引き締めて学習を頑張ってほしいと思います。

また、12/6に安田女子中学・高等学校、12/14に広島城北中学・高校にて、「医学部入試の本質と合格を勝ち取るための準備と心構え」と題してセミナーを開催しました。
安田女子高等学校は生徒保護者合わせて60名ほど、広島城北中学・高校では生徒保護者合わせて40名ほどのご参加をいただきました。
今回のセミナーは、高校3年生はもちろん、中学生~高校1年生など受験までまだある程度時間がある学年の生徒さんも大勢参加してくださっていました。セミナーでは、医学部受験の勉強が医師としての将来にどのようなつながりがあるのか、といったことをはじめ、日々の過ごし方や定期試験への取り組み方、面接試験に向けて日頃から意識できることなど勉強への姿勢についてお話しすると共に、複雑な医学部入試についてデータを交えながら現状を説明させていただきました。熱心にメモを取られながら聞いている方も多く、セミナー後に個別の質疑応答のお時間を取らせていただきましたが両高校とも多くの生徒が集まり、村田学院長を囲んで質問など尽きない様子でした。また広島城北高校では受験大学の内容に合わせた模擬面接を実施しました。実際の面接を想定して面接試験会場への入退室から行い、想定される質問を中心に実践的な指導を行わせていただきました。生徒からの質問も多く、予定時間を超えての実施となりました。

以下、セミナーに参加していただいた方の感想を一部抜粋して紹介いたします。

・今日の講演会で、医師になるために必要なことは頭のよさだけではないことを知ることができました。そして、自分が医師になる決意を確認することができ、なぜ医師になりたいのかを考えることができました。自分は中一で知っていることは少ないため、今日のような講演会を何回も聞きたいと思いました。(城北中学1年生)

・今、中学3年生の保護者ですが、今何が大切か、何に向かっていけばいいのか、また、今やっていることが将来の大学だけでなく、仕事にどう繋がっていくのか具体的なイメージが描けたと思います。まだ息子は何となく医学部という段階で、私もまだ何も調べることもありませんでしたが、今日の講演をきっかけに親子で共有し、話し合ってみようと思います。先生の熱い思いが心に響いた素晴らしい時間でした。(城北中学保護者)

・私はこれまでなぜ医師になるのに国語や社会をこれほど勉強しなければならないのかと疑問を抱きながら勉強していたが、今日の話を通じてすべては医師になった後のコミュニケーションに関わってきて、医師になるにあたり必要なことだからか、と合点がいった。また面接に関して、それから医師になるという自覚があるのかを問うためにあるので、今自分の覚悟をしっかり伝えられるように頑張ろうと思う。これからも勉強を頑張ることはもちろんであるが、少しやる気がなくなったときは、未来の自分が医師として患者と向き合うために必要なスキルを身に付けるのだという考えを持って勉強しようと思った。(城北高校3年生)

・家族の影響で医師になりたいという気持ちが小さいころからありましたが、今日のセミナーを聞いてなんとなくではなく一人の人間として医師になりたいと思いました。特にセミナーの中で聞いた人の止まりかけた生命、人生を未来へつなぐ仕事という言葉が心に残りました。これから生活で感謝、素直、自立することを忘れず、人生経験を積んで、患者さん一人一人に寄り添える医師になれるように頑張ります。(安田中学1年)

・各科目それぞれに受験だけでなく実際医師として働いているときに活躍するというお話がとても印象強かったです。今まで目の前の成績や受験のために勉強があると思っていたけれど、自分が医師になったときに生きてくると思ったらモチベーション高く勉強できそうです。自分はまだ苦手科目を避けていたり、毎日コツコツ勉強できていなかったり、たくさん改善するべきことがあるなと改めて感じました。貴重なお話しありがとうございました。(安田高校2年)

・勉強面だけでなく、なんでも人間性と言われますが、医学部というのはまた深く考えていくべきところがあるのを実感しました。親のサポート面も大変だと思いますが、何よりも子ども自身の強い気持ちが特に問われる学部だと思います。かえって娘と話題にしたいことが沢山見つかりました。ありがとうございました。(安田高校保護者)

その他沢山のご感想をいただきました。ご参加ありがとうございました。

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広島女学院中学校高等学校、県立広島高等学校で校内セミナーを実施しました。

こんにちは。広島校の森重です。

11/6に広島女学院中学校高等学校にて、11/28に県立広島高等学校にて、「医学部入試の現状と合格を勝ち取るための準備と対策」と題してセミナーを開催しました。

広島女学院中学校高等学校では中1から高3までの生徒保護者様約40名にご参加いただき、県立広島高等学校では約30名にご参加いただきました。セミナーでは医学部入試において、受験勉強は単に手段ではなく、医師になったときにどのように役立っていくのかを意識しながら進めていくことが重要であることや複雑な医学部入試の現状について、昨年の開示されたデータをもとに分析し、解説させていただきました。また面接試験でも学科試験と同程度に重要視されてきています。将来医師にふさわしいかどうか、また、医師になるということについてどれだけ真剣に考えているかを入試段階で見極められます。特に現役生は情報不足、対策不足が懸念されます。多くの大学においては面接試験の結果が大学の設定した基準以下だった場合、学力試験の結果に関わらず不合格となることもあるため、面接試験に対してどのような傾向、対策が必要であるかを知るよい機会になったのではないかと思います。両校ともセミナー後は質問対応させていただき、多くの生徒が集まり、村田学院長を囲んで質問など尽きない様子でした。また女学院では受験大学の内容に合わせた模擬面接を実施しました。実際の面接を想定して面接試験会場への入退室から行い、緊張した面持ちでしたが、本番に生かせる留意ポイントを個々にお伝えすることができました。

以下、セミナーに参加していただいた方の感想を一部抜粋して紹介いたします。

・今日のお話で受験へのモチベーションを上げることができました。偏差値ごとの合格率から、自分の現状を知ることができたので参加してよかったです。面接についても具体的に熱意を伝えねばならないと実感しました。受験勉強にとっては合格がゴールという考えでしたが、10年後20年後にどのような医師でありたいかまで考えていこうと改めて感じました。(女学院・高3生)

・医学部は面接試験が合否に大きくかかわることを初めて知りました。私は漠然と「医師になりたい」と考えていましたが、今後は理想の医師像を明確にして、その目標を達成するための小さい目標を着実に努力し乗り越えて夢を叶えたいです。(女学院・高1生)

・先生のお言葉を一言一句聞き漏らさないように聞いておりましたら、あっという間に時間が経ち、最後は涙が出そうでした。大学生になっても自分の将来が見えにくい中、高校生のうちに自分の進路を覚悟をもって決め、その夢に向かってできる限りの努力をするのは本当にすごいことだと思います。夢に向かって努力し続ける人の背中を押す周囲の言葉は、やはり実体験に基づいた言葉が大きく影響するのではないかと思います。面接において、実体験に基づいた言葉には本物の熱意が伝わってきます。夢に向かって挑戦できる環境を整え、行動に移せるような言葉がけを心掛けていきたいと思います。(女学院・保護者)

・まず娘が医師を目指そうと思ったことが誇らしいです。2月にもセミナーに参加し、今回は2度目となりましたが、前回よりも現実的なお話を聞くことができました。今日のお話を聞いて娘の行動が変わってくれるとうれしいです。以前は「医師」になれるはずないと思っていましたが、今日からは叶えられる目標になりました。(女学院・保護者)

・今回のセミナーで特に感じたことは理系科目だけでなく国語も重要であること、面接が意外にも合否の鍵となることです。医学部志望の科目別の平均点を見たときに理系科目はもちろんですが、それと同じくらい国語の平均も高いことに少し焦りを感じました。また大学受験において面接が重要であることに驚きました。まだ志望大学は決まっていませんが、面接のポイントを念頭に置いて決めていこうと思います。セミナーでの「命を救うために勉強する」という言葉が印象に残りました。これから勉強で悩んだときは、「将来、命を救うための第一歩だ」と考えながら日々努力していこうと思います。(県立広島・高1生)

・今回のセミナーでは医学部受験についてだけでなく、医師になることの意味や重要性など他ではなかなか聞けないような貴重なお話をいただいた。医師は本当にすごく素敵な職業だけど、並々ならぬ努力が必要だと思うが、なった後も自分で自身を磨いていく精神力が必要だと感じた。今の自分はまだまだ足りないと思うけど、高1の時点でこのようなお話が聞けたことにとても感謝している。(県立広島・高1生)

・今日の講演会で医師を目指してみることで様々な面で向上できると感じました。再生医療の技術は本当に素晴らしいものだと思っていて、いつか自分もその現場に携わりたいので、将来像を描きながら一つ一つ精いっぱい頑張りたいです。自分のしたいことは何かを明確にして人々を助けられる職業につけられたらと思います。困っている人に寄り添って頼ってもらえる素晴らしい医師を目指して頑張ります。(県立広島・高2生)

・今日のセミナーで最も印象に残ったのは医学部受験における面接の重要性です。お話を聞くまでは面接といっても学力試験で僅差だった生徒の優劣をつけるにすぎないだろうと漠然と考えていましたが、面接の基準点が設けられていることや、基準点を満たしていなければ、どれだけ学力試験で良い結果でも不合格になる実例があることにとても驚きました。医学部受験に必要な情報だけでなく、向かっていく姿勢についてのアドバイスを受けたのは初めてで、本当に収穫の多いセミナーでありがたかったです。うまく情報をキャッチしていきながら、残り一年少しの受験勉強を悔いの無いよう頑張っていきたいと思います。(県立広島・高2生)

これから本格的に受験シーズンが到来します。あと少ししかないと諦めるのではなく、残された時間を活用し、最大限の努力をしていけるように、われわれもサポートしてまいります。受験生の皆さんも体調管理を万全にしながら、悔いが残らないように残りの時間を過ごしてください。

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川崎医科大学総合型選抜では広島校から5名中5名が1次試験を突破し、好発進です!

こんにちは。広島校の中尾です。

11月9日(土)は川崎医科大学にて2025年度総合型選抜一次試験が実施されました。本校からも今年は5名が受験しました。現役生にとっては同級生の誰よりも早い入試を迎え、ひときわ高い緊張の中、本番を迎えたようです。川崎医科での総合型選抜を皮切りに、各大学で総合型選抜、学校推薦型選抜が随時行われていきます。今年度は昨年同様に推薦選抜、総合型選抜を受験する受験生も多く、本校から20名を超える生徒が推薦選抜を受験いたします。受験校も多岐に分かれており、川崎医科大学以降、私立では久留米大学、兵庫医科大学、帝京大学、近畿大学、昭和大学、福岡大学、関西医科大学、東京医科大学を受験します。国公立では広島大学、島根大学、鳥取大学、筑波大学の学校推薦型選抜を受験します。入試まで早い生徒は一週間、遅い生徒ではあとひと月ほどとなりましたが、それぞれの受験校に合わせて対策を進めております。

早速ですが、本日12日、川崎医科大学総合型選抜の一次試験合格発表がありました。本校生徒からは受験生5名に対して現役生2名、既卒生3名の計5名全員が一次試験を見事突破しました。嬉しい限りですが、一次試験を合格したからといって、これは本合格ではありません。16日に行われる面接試験を含めて評価されることになります。総合型選抜は特に面接での評価を重要視している入試制度です。合格生徒に対しては本日から毎日面接対策に取り組み、全員の合格を目指して指導、サポートしてまいります。

また、広島校では三者面談も始まりました。富士学院の三者面談は、教室長をはじめ、各教科担当講師と担当教務職員、保護者の方と生徒本人が一堂に会し、これまでの様子や課題について共通認識を図ると共に、先生方に選定していただいた受験校について話をします。医学部入試はただやみくもに対策をするだけでは、合格は難しい状況があります。受験校との相性を見て、適切な対策をすることで、合格の可能性がぐんと高まります。この相性を見るためには、全大学全教科の過去問を見て傾向を掴むことが必要となりますが、受験生にそのようなことはほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。富士学院では講師がこの相性を生徒毎に選定し受験校を決定しています。これらの情報をもとに、一般選抜に取り組んで参ります。生徒全員の合格を目指し、講師職員一丸となって取り組んで参ります。

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順天堂大学の天野篤教授にご来院いただき広島校にて講演会を開催いたしました。

こんにちは。広島校の中尾です。
10月14日(月祝)に、順天堂大学医学部心臓血管外科学特任教授で、富士学院OB会の顧問をしていただいております天野篤教授にご来院いただき、生徒・保護者を対象に講演会を開催させていただきました。祝日開催ということもあり、既卒生・高3生を中心に保護者の方にも多数参加を頂きました。
講演会では「医師になるための覚悟となってからの責任」という題で、医学部入試や医師国家試験の現状などを踏まえながら、時に自身の経験を交え、これから医師を目指す生徒に医師とはどのような仕事なのか、医師として必要なことなどについてご講演いただきました。貴重な手術映像なども見せていただき、日本の最先端で活躍する医師の生の声に参加者一同、心揺さぶられました。生徒にとっては医師を目指す理由をそれぞれ再確認する貴重な時間となったようです。特に「『自分ほど医師に向いている者はいない』と思って医師を志した。」というお言葉が印象に残っており、生徒の感想にも多数の振り返りがありました。また、準備の大切さについて、受験本番に臨むときはもちろん、医師になってからも準備をいかに綿密に行うかということが大切だというお話もあり、今の受験勉強が医学部に入学するためだけのものではなく、これから先の医師としての道へも繋がっていることを改めて考える言葉も印象的でした。
先生のご講演の後は質疑応答の時間を取らせていただきました。生徒はもちろん、保護者の方からも質問が多数寄せられ、中には何度も手を挙げて沢山質問をしたいという意欲のある生徒もいました。ご多忙の中時間いっぱいまでお答えいただき、大盛況の中終了いたしました。閉会後、参加したみなさんに感想を書いていただきました。一部、ご紹介いたします。

・先生のお話の中で一番印象に残ったことは「準備の大切さ」です。何事も準備が大切だと改めて感じたからです。先生がおっしゃっていた「受験は運ではなく実力でいってほしい」というのも、実力は受験勉強という長い準備を経て身につくものなので、医学部受験にも「準備」がとても大切だと感じました。私は将来「総合診療医」になりたいと考えています。どの科の医師になっても広い知識と技術が必要になりますが、総合診療は様々な科の病気を広く知っている必要があるので、「準備」がとても大切な科だと思います。そのため、大学受験が終わり、大学に入ってからも、早い段階から準備を始め、実際の現場に出る時にはできるだけ完璧に近い状態になりたいと思います。(既卒生)

・本日、天野先生のお話を聞き、最も印象に残った言葉は「自分ほど医師に向く人はいない」という言葉です。私はなかなか自分に自信がもてず、自分は医師に向いていないのではないかと思うこともありました。しかし、先生のお話を聞いて患者も自分が一番だと思っている医師に診られたいと思うと感じました。また、私も周囲の様々な人に支えられて受験をさせてもらっているのだと再認識できました。さらに、今の受験勉強が医学部に入ってからの勉強に活かせるとあまり思っていなかったので驚きました。先生が患者と最後まで向き合っているように、私も目の前の問題一問一問に対してしっかり向き合っていこうと思います。(既卒生)

・今、医学部に入るために勉強することで養っている力が医学部に入ってから、また医師になってからも活きるというお話を聞いて、勉強したいという意欲が強くなりました。医師になりたいと思ってはいるものの、短所をカバーしながら働いていけるのかどうかというところに不安を感じていたので、質問させていただくことができて良かったです。受験勉強や試験と医師の仕事を対比させて考えることで、今までよりも医師について具体的なイメージを持つことができました。自然体で前向きに、一日でも早く立派な医師になるために向上心を忘れずに努力を重ねます。本日は貴重なご講演をいただき、ありがとうございました。(現役生)

・天野先生のお話を聞いて、まだまだ勉強しないといけないと思いました。私は今、高校1年生で学校で年に4回定期考査があります。それに向けて勉強をしていますが、先生のおっしゃっていた「準備」が完璧にできているかと言われると「できています」と言えないと思いました。「勉強と遊び」ではなく、「勉強と勉強」ということを心に留めていきたいです。また、「人の命は地球より重い」という言葉に感動しました。人の命の重みや大切さについてじっくりと見つめ直してみることがなかったので、これから関わることを踏まえて自分の中でももう一度考えていきたいです。(現役生)

・すべて初めて聞く内容だったのでとても衝撃でした。娘たちが目指している医師という仕事はとても奥深く、生命の尊さを扱う責任など考えさせられました。上の娘はゼミ生で、朝から夜遅くまで勉強していますが、この努力が医師になったときに役立つとお聞きした時には、そうなんだと、医学部に入るための勉強だけではないのだと改めて思いました。「人の生命は地球よりも重い」、娘たちの心にもずっと残ってほしいと思います。(保護者)

・医学部合格がスタートでもゴールでもなく、国家試験を合格し、そこからどのような医師を目指すのか、モチベーションをどれだけ高く保っていくのか天野先生の医師として患者を救いたいという思いと、行動がとても分かりやすく伝わってきました。娘はまだ高校1年生ですが、この講演会に出させていただくことができて医師に向かう指針として心に響いたと思います。貴重な体験を親も子どもとできたことに感謝の思いです。(保護者)

いただいた感想文からも参加者全員にとって学びと発見がある貴重な講演会となったことが伺えます。特に、来月から推薦入試が始まり、緊張感のあるこの時期にお話を聞けたことは生徒にとっても刺激になったようでした。天野教授には大変お忙しい中、広島校の生徒のためのお時間をいただきまして、この場をお借りして感謝申し上げます。

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「医学部入試研究会」と「医学部を目指すための面接&小論文セミナー」を開催しました。

こんにちは。広島校の森重です。
さて広島校では9/15(日)に「医学部を目指すための面接&小論文セミナー」、9/28(土)に高校の進路指導ご担当の先生方を対象に「医学部入試研究会」をそれぞれ開催しました。

「医学部を目指すための面接&小論文セミナー」では、広島校国語科講師より医学部受験の傾向から小論文の重要性についてお話させていただきました。小論文は医師になるために必要な資質や倫理観を問われるものが多く、書く面接ともいえます。一次試験合格後に対策をするのでは、大変難しいという話や、対策をせずに受験すると、見たこともないような内容や形式も多く、時間内に対応することは非常に難しくなってきます。だからこそ、早めに対策をしていくことが大切になります。また、広島校教室長より面接の重要性と対策の必要性について、講演をさせていただきました。医学部受験は、「就職試験」に近い意味合いがあり、なかでも面接と小論文は非常に重要な項目となります。たとえ学科試験でよい成績を取れたとしても、面接の成績によっては不合格になる可能性もあり、各大学の募集要項には「面接試験の結果によって学科試験の成績に関係なく不合格になる場合がある」と明記されていることも多く、面接試験が明暗を分けると言っても過言ではありません。富士学院では、「試験に合格するための対策」に留まることなく、「将来良医になるため」という本質を見据えた指導を行っている点を説明させていただきました。医学部を目指すうえで避けて通れない、そのうえ対策が難しい面接と小論文について詳細を知ることができる機会ということで、受験生だけではなく、保護者の方にもご参加いただきました。ご参加いただいた皆様大変熱心にメモを取りながら聞いていらっしゃる姿が印象的でした。その後に模擬面接と個別相談を行いました。模擬面接では入退室の練習から始め、本番の面接さながらの練習を体験していただき、個別相談では生徒毎に志望校について、合わせてアドバイスさせていただきました。

また9/28(土)ホテルグランビア広島にて、広島県・山口県から9校28名の先生方をお迎えして、「医学部入試研究会」を開催致しました。広島校が開校して今年度が5回目となりましたが、多くの先生方にお越しいただき、最新の医学部入試情報を共有させていただきました。今年も無事開催できたことを大変喜ばしく思います。ご多用の中、ご参加くださいました各高校の先生方には改めて御礼申し上げます。

第一部では、学院長村田より、昨年度の医学部入試の総括及び今年度入試の変更点、今後の展望など具体的なデータと共に、医学部受験における面接や小論文の重要性や面接指導のポイント、面接官が重きを置いている点など、具体的な事例と共にお伝えさせていただきました。各高校の先生方も熱心にメモを取りながらお聞きになっている姿が印象的でした。

第二部では、「情報交換会」を行いました。多くの先生方に残っていただき、ご参加いただいた先生方と各校の取り組みや学校での様子、本校でお預かりしている生徒の情報共有など、ご歓談を交え情報交換をいたしました。一旦は20時30分にて閉会しましたが、その後も22時までさらに交流する時間を設けさせていただきましたが、 殆どの先生方が残られ、22時頃まで大変活発なやり取りになり、話が尽きることなく終了時間となってしまい、名残惜しみながらの閉会となりました。ご参加いただいた先生方からも、「合格が難しいと思われる生徒を合格へと導いていただきました。」「2年連続で文系卒の再受験生を、合格に導いてくださって、ありがとうございます」「高校在学時と比較して、人間的に見違えるような成長へと導いていただきました」「医学部入試に関する情報が豊富なので頼っています」「浪人するかもと思っていた生徒を現役合格まで引き上げていただきました」など、大変うれしいお言葉をいただきました。これから私どもも先生方のご期待に沿えるように、より一層の努力を続けてまいります。

第一部で先生方からいただきましたご感想をご紹介させていただきます。

① 他では聞けない受験情報は貴重であった。また、資料が昨年のみではなく2,3年分の倍率等があり、隔年現象がよくわかるものになっている。ありそうでなかなかない資料なので、他の教員とも共有したい内容でした。

② 医学部の最新情報に加え、面接や小論文についての内容などの得られにくい情報やノウハウをたくさん教えていただいた。生徒に還元していきます。機会が合えばまた参加したいです。

③ 面接でどういった点が評価されるのか、実際の面接事例から、どういった力が問われているのか、具体的に教えていただいた。すぐにでも生徒にアドバイスとして伝えられる内容がたくさんあり、学びが多かった。データの分析は頑張ればできるが、具体的な指導は知ることが難しい。自分では手に入れることが難しい情報がたくさんあり、来てよかったと思える研究会でした。ありがとうございました。

④ 自分が担当している生徒が不足している点、有利な点などを考えながら聞くことができました。生徒保護者とコミュニケーションをしっかりしてより可能性の高い受験へと方向性を高めたいと思いました。

⑤ 時間が増えても構わない、もっと時間を増やしてでも詳しく話を伺いたいという内容でした。ありがとうございました。

ご満足いただけたことが伺えるうれしいお言葉を多数いただきました。
高校の先生方、そして、医学部合格を目指して頑張る生徒のみなさんに少しでも力になることを切に願っております。

【広島校イベント一覧】
【10/6】愛知医科大学学校推薦型選抜プレテスト②
【10/20】福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト②
【10/20】久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト②
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

7月は医学部受験セミナー&個別相談会・福岡大学学校推薦型選抜プレテスト・医学部実力模試など盛り沢山のイベントを実施しました!

こんにちは。
広島校の中尾です。
毎日暑い日が続いています。今年の猛暑は特に体調への影響が大きく、調子を崩してしまう生徒も見られます。夏を有意義に過ごすためにも、体調管理には気を付けていきましょう。異変を感じたら無理をせず休みを挟むのも大切な自己管理です。私達教務職員も生徒の様子をしっかり見ながらこの暑い夏を乗り越えていきたいと思います。

さて、夏休みを迎え、広島校でも受験へ向けて密度の濃い時間を過ごしています。
7/14(日)には「夏休みから始める医学部受験セミナー&個別相談会」を実施いたしました。セミナーでは医学部受験を熟知しております、本校の数学科・英語科の講師からそれぞれ医学部受験に向けた学習への取り組み方をお話させていただきました後、希望者の方には個別相談会を実施させていただきました。中学生~高校3年生まで、幅広い学年の生徒さんにご参加いただき、熱心にメモを取られながら聞いてくださっている姿もありました。個別相談会でも、医学部受験について様々な質問もあり、各組1時間以上相談会を実施いたしました。お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。
また、同日「第1回福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト」も実施いたしました。全国直営校のネットワークがあるからこそできる本番仕様のプレテストで、本番さながらの模試を受験することができます。自分の現状を知る事もでき、大変好評をいただいております。10月には第2回福岡・久留米・愛知医科の同プレテストを実施いたしますのでご興味がある方は一度お問合せください。

自分の現状を知る、という点では、7/28(日)に実施いたしました「第1回医学部実力模試」も大切です。こちらは、本学院受験対象学年生徒及び連携高校の医学部志願者生徒が受験者であり、全員が医学部志願者の中で自身の正しい立ち位置を知る事ができる模試となっています。結果を見るだけでなく、今後の学習の指針にできるように、受験者には「個人成績表」と「解説動画」を活用しながら、サポートをして参ります。

しっかり自分の現状を知って、この夏を有意義に過ごしましょう!

2年前に開花した後、鉢の植え替えをいたところ、昨年は花をつけなかった胡蝶蘭。それが今年、見事に大輪の花を再び咲かせてくれました! 8月には「久留米大学医学部学校推薦型選抜プレテスト」や「愛知医科大学医学部学校推薦型選抜プレテスト」も予定しています。推薦入試本番まで残り3か月ほどとなりました。実力を十分に発揮して、この胡蝶蘭のように喜ばしい報告が沢山ご紹介できるよう、引き続き取り組んで参ります。

【広島校イベント一覧】
【8/4】久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト
【8/25】愛知医科大学学校推薦型選抜プレテスト
【9/15】医学部合格を目指すための小論文&面接対策セミナー
【10/6】愛知医科大学学校推薦型選抜プレテスト②
【10/20】福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト②
【10/20】久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト②
【随時】医学部面接指導
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)

ノートルダム清心女子中学・高等学校で医学部進学セミナーを行いました!

こんにちは、広島校の中尾です。

6月15日(土)に、初めてノートルダム清心女子中学・高等学校で医学部進学セミナーを行わせていただきました。これまで何度かセミナー実施をご検討いただいておりましたが、なかなか実現できておりませんでした。しかし、今年はタイミングが整い、ようやく開催させていただくことができました。当日は講堂に約250名の生徒・保護者の皆さんにお越しいただきました。セミナー開催の場を提供いただいたノートルダム清心女子中学・高等学校の先生方、ご参加の皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。
セミナーでは、富士学院学院長の村田から、「医学部入試の心構えと入試動向」というテーマで、共通テストの変更点や医学部入試のポイント、そして最も大切な医師を目指すということについてお話をさせていただきました。今年度の共通テストでは、新科目として実施される「情報」はもちろん、「国語」や「数学」などでも変更点が多々あります。特に、国語の新設問である「実用的な文章」は過去問もなく、対策が難しいと感じるかもしれません。

しかし、試作問題や模試などで問題の傾向を掴み、練習ができれば得点源とできる設問でもあります。受験生の皆様にも、変更点をしっかり把握して対策をする機会にしていただければと思います。また、現段階で開示されている情報をもとにした最新の入試状況も合わせてお伝えさせていただきました。皆様熱心にお話を聞いてくださり、セミナー中メモを取られている方も多くおられました。また、セミナー終了後にも生徒・保護者の方々から多数質問・相談のご希望があり、列を形成するほどの盛況ぶりで一時間ほど質疑応答のお時間をいただきました。お忙しい中ご参加いただき、誠にありがとうございました。

医学部入試で合格を勝ち取るためには、正しい認識と情報が必要不可欠となります。しかし、世の中にはたくさんの情報があふれ、何が正しいのか、どう取り組めばいいのか、個人では取捨選択が難しい状況があります。そのような中で、富士学院では各高校で生徒・保護者対象にセミナーを実施させていただいております。今後も富士学院では各高校の先生方と連携を取りながら医学部入試の正しい情報をご提供させていただきたいと考えております。引き続きよろしくお願いいたします。

【広島校イベント一覧】
【7/14】夏休みから始める医学部受験セミナー&個別相談会(中・高生)
【7/14】福岡大学医学部学校推薦型選抜プレテスト
【7/28】総合型選抜・学校推薦型選抜個別相談会(川崎・福大・久留米)
【8/4】久留米大学医学部推薦型選抜プレテスト
【8/25】愛知医科大学学校推薦型選抜プレテスト
【9/15】医学部合格を目指すための小論文&面接対策セミナー
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