こんにちは。広島校の山口です。
現役生は夏休みに入り、開校時間をめいっぱい使って自習にくるようになりました。外は参るような暑さが続いていますが、広島校の自習室も毎日熱気に包まれています。いよいよ本格的に受験期に突入したなという印象です。

さて、広島校ではこの7月、広島県内の高校で3回の医学部セミナーを実施いたしました。7月2日と13日に、広島城北高校にて保護者、生徒対象にそれぞれ行いました。城北高校は昨年度もセミナーを開催させていただいたのですが、2度目となる今回は昨年を上回る参加をいただきました。
また、26日には公立校としても初めての広島県立広島高校で1年生から3年生を対象にしたセミナーを実施し、28名の生徒に参加頂きました。どのセミナーでも、医学部入試の現状について理解が深まったとのありがたいご意見を頂戴し、嬉しく思います。また、富士学院に来院している生徒に対しても、高校と連携して指導に生かす場面が増えたことも収穫の一つと考えています。
以下、生徒による感想を一部抜粋して紹介いたします。
・国公立の医学科に合格することが両親の負担を軽減する最善策であると思いこみ、私立を全く検討してこなかったのでとても勉強になりました。まだ高2ということで残っている時間を有効活用して、進路研究に真面目に取り組もうと思います。
・高校2年生になってからの模試は第一志望校の判定がすべてDとEで医学部受験に対して心が折れそうになっていたけれど、受験には学力だけでなく面接などほかの面での勝ち目もあると知って、たくさんのことを頑張っていればそれは自分のためになっていると信じて頑張ろうと思えました。私は今の目標が「医学部に入ること」になってしまっていると感じたので、その先「医師として働くこと」をイメージして自分がどんな風になりたいのか、なぜ医師になりたいのかもっと見つめ直そうと思います。
・私は一般入試のことしか考えて着ておらず、推薦型入試に関する知識が不十分でした。推薦合格者は定員の3割もあり、医学部を目指すうえで推薦も一つの選択肢としてありだと思いました。私は模試の結果に満足したことがなく、不安に思ってきた時期が多かったですが、あまり深く考えることはやめて、医師になるという強い意志を持って勉強に励もうという決心がつきました。
セミナー開催にご協力いただきました各高校の先生方にこの場をお借りして感謝申し上げます。それぞれの生徒さんが置かれた状況、学力は違いますが、「医師になりたい」と、目指す道は共通しています。富士学院ではそれぞれに応じた進路実現と成長をこれからもサポートしてまいります。
【広島校イベント一覧】
7/31 第一回医学部実力模試
8/11 医学部合格を目指すための医学部受験セミナー&個別相談会
9/18 国公立・私立医学部(推薦・一般)進学相談会
医学部受験個別相談会&学習相談会(中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)






さて、広島校では5月28日29日の2日間で1浪から7浪までの既卒生を対象に、今年度初めてとなる共通テスト模試を実施しました。今年は共通テスト、記述、医学部学力模試、各大学対策プレテストなど全9回受けてもらう予定です。まずは現状の学力を知ることを目的とし、自分に足りないもの、課題を見つけ今後の学習につなげていきます。受験前、特に1浪生は浪人後初の模試で緊張した様子でした。
また、受験後は「問題数が多かった」、「時間が足りなかった」などの声があり、自己採点でも一喜一憂していました。ここからしっかりと自己分析し、各々の課題を見つけていくことが大切ですがこの点を理解し、終了後から翌日にかけて取り組めていました。中には悔しさを前面に出した子もいましたが、翌日には立ち直り、早速講師に質問し課題をクリアにしている姿を見ることができました。まだまだ始まったばかりです。1つずつ自分の課題をクリアし、これからの模試も頑張ってほしいです。
また、2年前開校祝いでいただいた胡蝶蘭が昨年は1輪、今年は5輪咲きました!自分たちで素人ながら大切に育て、今年も見守っていたら立派な花を咲かせてくれました。
高校セミナー

こんにちは。広島校の山口です。
さて、今月13日には一般選抜に先駆けて川崎医科大学の総合型選抜の1次試験が行われました。本校からも9名が受験し、うち5名が2次試験に進むことができました。川崎医科の2次試験は15分2回の個人面接です。受験前には毎日それぞれの志望動機、医師志望理由と徹底的に向き合い、面接指導を行ってきました。はじめは入退室もままならなかった生徒たちも、最後には自分の言葉で、しっかりと自分の考えを伝えることができるようになり、全員、自信を持って受験へ送り出すことができました。
そのような中、先日10月3日、富士学院全校舎を対象に順天堂大学のオンラインセミナーに参加させていただきました。普段は勉強ばかりで、医師を目指しているが実際の医療現場に触れる機会がないという生徒たちにとって、現役医師から実際の映像を交えての講義は大いに刺激を受けたようです。興味津々に食い入るように見つめる姿が印象的でした。特に最後の天野教授のお話では、医師としての心構えの話を受け、医師を目指すことの意義と責任を感じ、思いを新たにしたようでした。
面接対策のパートでは富士学院校舎統括本部長である村田がこれまでの富士学院生の入試結果をもとに話をしました。今では医学部全大学で面接試験が行われていますが、その扱いはや評価方法はそれぞれ違います。どれだけ学力試験で点数が取れていたとしても、面接試験で低評価を受けるとその時点で不合格になるという大学もあります。特に現役生においては面接を甘く見て、それほど対策をせずに受験を迎え、結果不合格になってしまうというケースが多々あります。2次試験においては英語、数学の10点と面接の10点の価値は変わりません。面接対策の重要性を深く認識していただけたようです。セミナー後には、集団形式の模擬面接を行いました。頭で考えていても、実際にできるかどうかは別問題です。模擬といっても、本番さながらの形式で進行し、集団討論も行いました。ほかの受験生との知識の差を実感した人、思うように発言できず歯がゆい思いをした人、受講生によって感想は様々でしたが、もれなく「練習できてよかった。」という声を聴くことができたのが何よりでした。このタイミングで面接。小論文について考える機会となったことが良かったと思います。今一度、なぜ医学部を目指しているのかを立ち止まって、考えてみてほしいと思います。
こんにちは。広島校の山口です。
松井校長先生に続いて、校舎統括本部長の村田からコロナ禍における状況変化や、18歳人口減少による影響などをふまえた医学部入試の実態について実際の数字を交えながら説明させていただきました。城北高校では初めてのセミナーということもあってか、保護者の方も大きくうなずかれており、医学部入試について深くご理解いただいたようでした。今回は全学年対象でしたので中学生の保護者の方も多く聴講していただきました。今回のセミナーを受けて医師になる志をさらに高めていただけたらと思います。城北高校関係者の皆様、心よりお礼申し上げます。
教室長の奥田です。
そして、広島校で出会った方々から感じたことですが、今のところ3点。
さて、昨年11月に開校した広島校ですが本格的に新年度を迎え、現在20名ほどの生徒が学習に励んでいます。そのうち半数は高3生、既卒生、社会人などで実際に今年度の入試に挑むことになります。スタートの立ち位置はそれぞれ違いますが、目指すところはみな同じです。医歯薬学部進学、そしてその先の医療人としての未来を思い描き、日々学業に邁進しています。
既卒生の中には今年1年、地元を出て頑張ることを決意し、遠方から入学した生徒もいます。入学当初はなかなか学習習慣がついておらず、ノートやプリントの整理も出来ていませんでした。しかし、最近では毎日開校時間には来院し、最後まで学習に励んでいます。また、苦手としていたプリント類の整理も、自分なりに様々なアドバイスを取り入れて、できるようになってきています。まだ二か月ほどしか経っていませんがその成長ぶりに驚くとともに今後の伸びがますます楽しみです。
こんにちは。広島校の山口です。













