国公立・私立医学部(推薦・一般)面接セミナーを開催しました!

大阪校の蓮池です。
去る9月29日(日)、国公立・私立医学部(推薦・一般)面接セミナーを大阪校において開催しました。当日は、高校3年生を中心に多くの高校生とその保護者の皆さんに参加していただきました。
セミナーでは、まず始めに当学院の村田校舎統括本部長から「医学部入試の現状について」の講話と全体説明があり、休憩をはさみ、参加者を2グループに分けて模擬集団面接を、最後に模擬個人面接を行いました。

村田校舎統括本部長の講話では、医学部入試における各大学の合否に係る2次試験の重要性を、事例を用いて説明しました。医学部入試は偏差値どおりに合格しないケースが多く、これは単に科目試験の得点だけでなく、2次試験で行われる面接、小論文の評価が重要であるとの説明を参加者は興味深く聞き入ってメモを取られていました。

その後の模擬集団面接においては、グループ討議を行いました。課題文に対して「賛成」又は「反対」の自分の考えをグループで討議するという内容ですが、参加者は活発に自分の考えを発言し、また他の参加者の意見に耳を傾けていました。

そして、最後に実施した模擬個人面接では、参加者各自が実際に個人面接を体験していただきました。面接室の入り方、椅子に座るタイミングなども重要ですが、質問に対して自分の意見に自信をもって話すなどの練習を行いました。特に医師の志望動機はしっかりと説明できるようにアドバイスをさせていただきました。
各大学はアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)を定めており、その定め基づき、各種能力、意欲及び適性等の評価・判定するにあたり、学力の3要素「①知識・技能の確実な習得、②思考力、 判断力、表現力、③主体性を持って多様な人々 と協働して学ぶ態度」を踏まえて総合的に評価・判定されます。これらの能力・態度などの評価・判定は、面接や小論文が行われ、面接方法も各大学様々な方法で実施しています。面接の評価が低くて合格にならないケースもありますので、面接に向けた準備・対策をしっかり行っておくことが重要です。
参加者からは、今回のセミナーで体験した医学部受験の面接を終えて、「大変参考になった、今後もセミナーを受けてみたい」などの意見が多くありました。
医学部受験にあたり受験大学のアドミッション・ポリシーをしっかりと理解して、本日のセミナーで体験したことを参考にしていただければ、大変有意義なセミナーになったものと思います。富士学院大阪校では、今後も各種セミナーを開催いたしますので、ホームページで確認いただきお申込みいただければと思います。

《大阪校の実施イベント》

10/14 兵庫医科大学推薦入試直前対策講座
10/20 私立医学部(推薦・一般)合格セミナー
10/27 関西医科大学推薦入試直前対策講座