ゼミ生講座

教務課の中村です。

コロナウィルス感染拡大を受け、名古屋校においても今年度のゼミ授業を5月7日よりまずオンラインで、また5月18日からは感染症対策を講じた上で対面授業をスタートしました。そして9日には本部長村田による「ゼミ生講座」を開催しました。この講座は医師になる心構えや医学部受験の様々な情報だけでなく、本部長自身の体験談を交え、医学部受験に臨む覚悟や、医師になる為の心構え、そして今後より良い人生を歩むために開催されたものです。

一人の医師が生涯で診る患者さんの延べ人数は約30万人ともいわれています。「その患者さん達に対し嘘のない診察を。」本部長の言葉は多くのゼミ生の心に焼き付いた言葉でした。

ここでゼミ生の感想を抜粋して紹介したいと思います。

◇人に“感謝”でき、人の意見を取り入れ、自分の短所と向き合うことができるような人間になれるよう、今年一年一生懸命勉学に励もうと思います。

 

◇「既に医師になった気持ちで何十万人の患者さんが、自分の成長を待っていると思いながら勉強する」という言葉に驚きました。医学部に入学することは決してゴールではなく、厳しい世界に入る、その一歩であることを自覚しました。

 

◇本部長の言葉はとても重く、はっきり脳に焼き付く言葉だった。~中略~

自分のありのままの姿で面接試験に合格するくらいに理想の医師像を追い求めたい。30万人の助けになるために、僕の全力を尽くすことを決意した。

 

受験生の皆さんの中には「本当に合格できるか」そんな先の見えない未来に不安を抱えてる人もいるでしょう。さらに今年はコロナウィルスの影響により、高校が長期間休校になっていたこともあり、高3生の皆さんも学習・受験に向けた不安を抱えている人が多いのではないでしょうか。今回のゼミ生講座は、原点に立ち返り「何の為に、そして誰の為に勉強しているのか」を今一度自覚することで、今年度の厳しい環境を乗り越える礎になったのではないかと思います。受験生の皆さんも将来皆さんが救う患者さんたちのことを考え、この現状を乗り越えていけるよう頑張ってほしいと思います。