自分自身と向き合うこと

こんにちは。教務課の石榑です。

2020年が始まったかと思えば、もう1月も3分の1が終わりました。まもなく入試がスタートします。受験生の皆さんは順調に受験する大学の出願を済ませられているでしょうか。

ほとんどの大学でインターネット出願が導入されており、以前と比べて受験生の負担は減ったかと思います。ですが、名古屋校の生徒の中には出願に頭を悩ませている生徒が多くいます。理由は「医師志望理由」「大学志望理由」「自分が誇れること」等を入力、または記入することが出願に必要な大学があるためです。名古屋校の生徒に限らず、この点でため息が出てしまう受験生は多いのではないでしょうか。

なぜ自分が医師になるのかを考えること、自分の強みは何かを考え、それを言葉にすること、思っていることを限られた文字数で表現すること。どれも簡単なことではないと思います。
しかし、大学はそれを受験生に求めています。そしてそれは、二次試験の面接で、また、医学部に入学した後にも必要になるものです。自分自身としっかりと向き合い、周りの人の意見も参考にしながら、自分の考えをまとめていってもらいたいです。

先日、東海地区OB懇親会を開催しました。冬休み期間ということもあり、遠方の大学に通っているOBもたくさん参加してくれて、大学や学年の垣根を越えて楽しく、有益な時間を過ごしてもらえたと思います。
OB会では、通っている大学のことや友人のことなどを生き生きとした様子で聞かせてくれるOBたちから、私もポジティブなエネルギーをたくさんもらいました。ですが、そのOBたちも富士学院に通っているときには今の受験生たちと同じように、時に元気をなくしたり、挫折しそうになったりしていました。それでも踏みとどまり、医師になりたい思いを再確認し、受験に向かい、そして合格を手にしています。

今年医学部を受験する皆さんも、最後まで全てのことに対して全力で向かい合い、入試に向かってもらいたいと思っています。すべての入試が終わるまで、富士学院の講師・職員一同、全力で皆さんを応援します。