たくさんのドラマが生まれ、そこにまた携われる喜び

3月も後半となり、暖かな日もあれば、寒い日もあり、体温調節が難しい時期ですね。年度末は、いろいろと忙しい時期だと思います。しっかり睡眠はとり、体調管理を怠らず日々お過ごしください。

この時期、富士学院の寮は合格を決め退寮する生徒と、新しく入寮する生徒でピークを迎えます。合格を決め退寮した生徒の部屋は、これまで必死で頑張り栄冠を勝ち取った努力の跡やその想いがひしひしと感じられ、改めてその生徒が学院で日々頑張っていた姿を思い出します。そして生徒が居なくなった部屋を見ると、合格を決めてくれて嬉しい反面、少し寂しくも感じます。

生徒と共に受験を闘い抜いた部屋の机や椅子、壁の張り紙なども今は闘いを終え、静かに休んでいるようです。

生徒が退寮した部屋では、そんな机や椅子に対し、『合格を支えてくれてありがとう』の感謝の気持ちを込めて、ひとつひとつ丁寧に清掃しています。そして新年度に向けて、『また今年も宜しくお願いします』との想いを込めて、一部屋一部屋、新しい生徒を迎え入れる準備をしています。

また今年も、ここからたくさんのドラマが生まれ、たくさんの喜びが生まれていく事だと思います。そこにまた、携われる事に喜びを感じて…

ご卒業おめでとうございます。

校舎長の黒木です。

2/28(火)には鹿児島県内の公立高等学校、
3/1(水)には鹿児島県内の私立高等学校で卒業式でした。

今回、卒業式を迎えた高校3年生のみなさんは、コロナ禍と共に大変な高校3年間を過ごされたことと存じます。
初めてのことがたくさん出てきて、制限されることが多くなった高校生活の中で、ぶつけようのない怒りや悲しみも多かったと思います。しかしながら、仲間たちと過ごした時間は、これからのみなさんの力になるとも思います。

皆さんだけでなく、私たちにとっても、何か特別なことではなく、普段何気なく、当たり前になっていたことに目を向けて、感謝の心を持てる経験にもなったと思いますし、そうでなければならないと考えます。

皆さんは、これからそれぞれの未来を切り拓いていきます。
いつも自分の心の声に気づき、挑戦の日々を送ってもらいたいと思います。

挑戦をすれば、素晴らしい仲間と出会い、最高の景色に立ち会うことができます。

一方で、困難にぶつかり失敗をすることもあるし、傷つくこともあるでしょうし、落ち込んだり、涙を流すこともあるでしょう。あなたを馬鹿にしてくる人がいるかもしれません。挑戦には、必ずついてくるものです。

でも、ネガティブな経験を受け入れ、成長の糧として捉え、試行錯誤を繰り返して、成功に辿りついたとき、あの日の失敗が必要であったことを知ることになります。だから「挑戦」をしてもらいたいです。

私たちも教育機関、そして医学部予備校として、「挑戦」を続けます。

「ご卒業、おめでとうございます」

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