東京医科大学の合格を勝ち取った生徒

教務課の清水です。

十条校では今年も多くの生徒が医学部合格を勝ち取ってくれております。

その中の生徒で、東京医科大学に進学することになった生徒がいます。彼は東京医科大学以外にも複数校の大学に合格することが出来ました。その生徒は、今年が二浪目で、一浪目の時は地元である熊本の大手予備校に通っておりました。二浪目を大手予備校ではなく、少人数制の医学部専門予備校に変えた理由として、医師を目指すという同じ志しを持った仲間たちの中で切磋琢磨できる環境に身を置いて勉強に励みたい、少人数制で自分に合った指導を受けたい、医学部の情報が豊富にある予備校に通いたいという理由からでした。

彼は昨年度、一次合格を一校持っておりましたが、正規合格まで至ることが出来ませんでした。今年彼が正規合格を複数校勝ち取った要因として、大きく三つのことが挙げられると思います。

一つ目の要因として、一年間を通して良いリズムで学習に取り組んだことです。

彼は寮から通学する生徒でしたが、遅刻欠席をすることなく、毎朝早くに来院し、校舎内の食堂でしっかりと朝食を取り、朝テストと新聞視写を欠かさずに取り組み、良いリズムで一日のスタートを切っていました。それを最後まで崩すことなく継続していきました。

二つ目の要因として、少人数制の授業の中で、講師から個人に合った細やかで的確な指導を受け、それを素直に聞き入れたことです。数学の講師が言っておりましたが、彼はしっかりと自分で考えた上で質問に来て、その上でもっと最適な解法がないかという質問姿勢を貫いたようです。また、指摘を受けたことは素直に聞き入れ、次々と弱点を克服していきました。

三つ目の要因として、二次試験の面接対策をしっかりと行ったことです。医学部受験は他の学部と違い面接があり、面接対策は重要です。

一年を通して学力を十分に身に付けることが出来た彼ですが、二次試験の面接対策も、各大学の形式に合わせ、教務担当の私や校舎長と自信がつくまで何度も面接練習を行い、本番に臨んでいきました。

そして、東京医科大学発表の日、普段は控えめな彼が嬉しそうに合格を報告してくれた笑顔は印象的でした。
以上の三つのことが今年、見事に正規合格を勝ち取った主な要因だと思いますが、特に二つ目の要因の個人に合った細やかで的確な指導を素直に聞き入れたことが大きかったと思います。

来年度受験する生徒さんは、医学部に進学するためにどのように一年間取り組んでいけば良いか、皆さん真剣に考えていると思います。自分に合った予備校を選ぶことで、結果が変わってきます。富士学院には、医師になりたいという生徒だけが集まり、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる環境があり、また、医学部に関する情報も豊富にあります。そして、8人の少人数制クラスで、細やかで的確な指導を受けることが出来ます。

富士学院は、今年度もこれから医学部受験を目指す生徒のみなさんを講師、職員ともに全力でサポートさせて頂きたいと思っております。