「医学部入試研究会」を実施しました。

京都校の尾崎です。

10月も中旬に差し掛かろうとしています。

この時期は、総合型選抜や学校推薦型選抜の出願に向け、志望理由書や自己推薦書の作成に励む生徒の姿が見受けられます。
志望理由書や自己推薦書は、大学にとって受験生の第一印象を決める書類です。生徒たちは自分の魅力をより伝わりやすい文章にすべく、小論文講師や教務職員にアドバイスを求めながら、日々取り組んでいます。

さて、京都校では10月13日(金)18時より、リーガロイヤルホテル京都にて、「医学部入試研究会」を開催いたしました。京都府内のみならず、滋賀県や奈良県といった近畿圏の多くの高等学校から、12校22名の先生方にご参加いただきました。

第一部では当学院の学院長 村田より、2023年度医学部入試の総括と入試結果・今年度の医学部入試展望・医学部受験における面接の重要性・現役生にチャンスの入試形態についての解説が行われました。

学校推薦型選抜や総合型選抜は「現役のみ」「1浪まで」といった卒業年の制限や出身地域の制限、一定数以上の評定値が求められる大学が大多数であるため、受験資格のある生徒が限定されます。そのため、一般入試よりも倍率が低くなり、現役生にとっても非常に大きなチャンスとなります。

ご参加いただきました先生方へ、国公立大学の学校推薦型選抜ならびに総合型選抜等の出願条件や共通テストの配点、個別試験の内容をまとめた資料をお渡しいたしました。大学ごとに共通テストの配点や、個別試験の内容は異なります。医学部を目指される生徒様のそれぞれの強みを活かした受験ができるよう、進路指導の一助となりましたら幸いです。私立大学につきましても、学校推薦型選抜ならびに総合型選抜の出願条件や個別試験の内容をまとめた資料をお渡しいたしております。

また、成績開示データをもとに、「医学部入試においていかに面接試験が重視されているか」「面接試験で試験官は受験生の何を見て評価をしているのか」をお伝えさせていただきました。

第二部の「情報交換会」では、学院長、京都校校舎長、京都校の講師・職員を交えての情報交換を行いました。現在在籍しているゼミ生や、医学部合格を果たした卒院生をよく知る先生方からは、「実際に生徒を教えている講師陣と直接お話しできるのはとても貴重で、日々熱い気持ちを持ってご指導いただいていることを改めて実感しました」と、嬉しいお言葉をいただきました。

京都校開催の医学部入試研究会は盛会のうちに終えることができました。
お忙しい中ご参加いただきました先生方には改めて、心より御礼申し上げます。

富士学院では、生徒対象のセミナーのほかに、保護者対象の校内セミナーも実施しております。今後も先生方のご指導にお役立ていただけますと幸いでございます。
また、今年度ご都合が合わずご参加いただけなかった先生方におかれましても、来年度のご参加を、職員一同是非お待ち申し上げます。

【京都校イベント一覧】
【11/12】滋賀医科大学学校推薦型選抜直前対策講座 10:00~(対象:高3生・高卒生)
【11/19】医学部を目指すための面接対策セミナー&面接指導 13:00~(対象:中高生・高卒生・保護者の方)
【12/3・10】国公立・私立医学部出願相談会 (対象:高3生・高卒生・保護者の方)
【随時】医学部受験個別相談会&学習相談会 (中高生・受験生対象随時。事前予約制、10:00〜17:00の間)