「折角生まれてきたからには人の役に立つ仕事をしたい。探せば他にあるだろうけど、今は考えられないし、やっぱり医者になってへき地医療がやりたい。」
これは、娘が三浪めに突入する時の言葉でした。3回の受験に失敗した彼女は、家庭教師ではよほど優秀でない限り大筋の計画が立てられない、大手予備校では一人に時間を取ってもらえず不消化、まして独学では医学部受験は絶対不可能だと身をもって知らされ、予備校選びを開始。
インターネットで専門の予備校を散々検索した上で、富士学院を選びました。
少人数制のクラス編成、常時質問できる体制に娘は日々満足で、ここに来て本当によかったと連発しておりました。しかし、正直先生との相性が合わず悩んだ時もありましたが、そんな時も真剣に対応して頂き、常に生徒主体に運営されている事に何度感謝したことでしょう。
そして、その度に彼女はパワーアップさせて頂けたと思っています。
しかし、1月に入り、どれだけ頑張っても合格を確約されないことに不安と恐怖で押しつぶされそうになった彼女に、心に響く熱いエールを送り続けて下さった羽原、森山、岡崎、新里の各先生方との出会いは一生の宝物となりました。
努力は決して裏切らない。一途にひたむきにやり抜いたら絶対結果はついてくる。そしてそんな人間には必ず応援して下さる人々が現れる。この富士学院での一年を通して娘は勉強以外でも色々な事を学ばせて頂き、精神的にも成長し、へき地医療に従事したいという夢は今や世界へと目を向け始めています。
人生に無駄はない。この充実した一年があって本当に良かったといまつくづく思います。
ありがとうございました。