万全のコロナ対策で臨んだ「帝京大学直前対策講座」

十条校の荒井です。
いよいよ今年の医学部入試も佳境に入ってきました。
今日は1月25日から三日間に渡って行われた「帝京大学直前対策講座」の模様をお伝えします。

医学部入試が他の学部入試と大きく違うことの一つに、各大学によって又科目毎に難易度や配点が違う上に独自の出題傾向があるため、単なる学力だけでなく、大学毎の正しい入試情報が非常に重要だということが挙げられます。特に今年はコロナ禍で大学側も受験の体制から出題範囲の変更など様々配慮されています。

帝京大学は1月26日から3日間の受験日があり、複数日の受験が可能です。試験日ごとの学科3科目の合計点が最も高い日が採用となり一次試験の合否が決まります。

十条校は帝京大学から歩いて15分程度の所にあるので、13時30分に試験が終わっても14時過ぎには十条校に来ることができます。今終わった試験で出題された問題の聞き取りを行い、過去の出題の分析データをもとに翌日の試験に向けた対策授業を行います。また、試験で分からなかった問題や疑問点もその場で質問ができるメリットもあり、とても重要な講座です。

例年なら富士学院の全校舎から帝京を受験する生徒たちが十条校に一堂に会し、それにあわせて各校舎から職員や講師も十条校に来て、質問対応や様々な対応や応援をしていました。
しかし、今年はコロナの影響で通常通りには行えません。安心安全を第一にどのような形なら行えるのか、細部に渡って綿密な計画が行われました。

先ずはコロナ対策の徹底です。来院した人全員の検温、ドアノブからトイレの蛇口にいたるまでこまめな消毒を徹底し、密を避けた受講や質問ができるように一人ひとりのケジュールに合わせた部屋の割り当てをして万全の体制を整えました。

また、生徒たちの希望を募り、来院せず宿泊先のホテルでも受講や質問がリモートで出来るようにしました。
授業の録画もしているので、授業を受けられなかった場合でも、後から見ることができます。

試験が終わり帰ってきた生徒から、「昨日講義でやっていたのが丸々出ました!!」「先生がやっておいた方が良いと言っていたところを丁度見直して正解でした!」などなど嬉しい声が返ってきました。

過去問の分析と、生徒たちからの聞き取り、今年の共通テストで出た傾向などを基に他校舎の講師とZoomや電話で連携しながら綿密に準備しているからこそ翌日の試験に直結した講義が出来るのです。

そして、こうした講義や質問を行っている間にも、一次入試が終了した大学の一次合格の連絡がどんどん入ってきます。
その都度、しっかりと本番同様の面接練習を行っています。

面接や小論文が重視されるのも、医学部入試の大きな特徴です。

まだまだコロナ禍の中での受験が続きますが、富士学院では常に最新で正確な情報を最大限に活用し、生徒一人ひとりの合格のために全力でサポートを続けて参ります。