「縁すること」

鹿児島校の満園です。

今年の桜の開花は全国的に早いとニュースで知りました。

南国鹿児島の平地でも、2月に2度の積雪に見舞われるほどの厳しい寒さを経て、

通勤途中の車窓から早咲きのソメイヨシノが所々見受けられるようになりました。

これまでの風物詩であった花見についても、

昨年からのコロナ禍で感染拡大防止を踏まえた新しい桜の楽しみ方を

模索せざるをえない現状ではありますが、

これから始まろうとしているワクチン接種に希望の光を見いだせたらと思う毎日です。

 

さて本日10時、地元・鹿児島大学の一般選抜・前期日程の発表がありました。

早速、鹿大医学部医学科への進学を決めたゼミ生が、

入学に際して先輩方に色々聞いておきたいとの希望を受け、

先輩として卒院後も現役生への質問対応で協力して頂いている二人のOGと

フランクに聞きたいことを何でも聞いていいよ、的な懇談する場を設けました。

 

希望に胸膨らませた状態で、大学でのカリキュラムや履修登録に伴う授業の内容、

専門科目である基礎医学の学び方や1年次を含めた学生生活の過ごし方など、

本当に多岐に及ぶ様々な質問に答えてもらいました。

大学入学前に医学科の先輩方と直接縁することができたことで、

今日を境に、入学前の心構えとして、「大学に入ってからが本当に大事であること」、

「ここからが本当のスタート」であることを実感し、不安を払拭でき、

安心感と希望の光を得られた大変有意義な時間になったことだと思います。

 

今日また一人、医師の道を歩むことができました。

その場に携わることができる喜びを噛みしめつつ、

国公立・私立後期試験に向けて取り組む全ての生徒達を全力で支えていきます。