【合格者インタビュー】生徒の合格の軌跡です。

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医学部受験合格者インタビュー

合格者インタビュー
藤田保健衛生大学に合格したM・Aさんに話を伺いました。
校舎長
藤田保健衛生大学の合格、および成績優秀者に選ばれたMさん、本当におめでとうございます。今年は富士学院で1浪目を過ごしましたが、現役時代はどのように過ごしましたか?

M・Aさん
高校が進学校だったため、2年生あたりから難関国立大学などの過去問を解いていました。そのため「受験=難しい問題を解かないとだめ」というイメージがあり、理解していないのに、基礎をとばして難しい問題にばかり取り組んでいました。答えを暗記して、何とかテストを乗り切るということもありました。大手予備校に通っていましたが、出身高校の「国立を目指す」というイメージが強く、私立大学医学部の専門の情報が全くわからないまま、偏差値や倍率だけを参考にして受験をしましたが、合格はできませんでした。
私立医学部に関してはセンター利用を考えていたので、化学や生物のⅡ、数Ⅲなどはほとんど手をつけておらず、得意の英語頼みになっていたことや、これまで解答を覚える勉強法だったため応用力もなく、といった状況でした。
校舎長
浪人するにあたり、富士学院を選んだ理由は何でしたか?

M・Aさん
現役時に医学部情報にあまりにも無知だったため、医学部専門予備校に行かないとダメだと思いました。また、自分の性格が、本来はひとつひとつ理解して解かないと何もできないというところがあるので、大手に行ったら、また解答を覚える勉強方法でダメになってしまうと思ったので、医学部専門予備校をいくつかまわりました。それまで、富士学院のことは知らなかったのですが、初めて会った学務の方がものすごく熱い人で、予備校は淡白な感じなところだと思っていたけれど、違うんだと思いました。他のところも含めいくつか検討し、自分が1年間一番頑張って結果が出せそうなところ、自分の努力が実りそうな場所だと思い、富士学院を選びました。
校舎長
4月からの8カ月を振り返って、辛い時期もあったと思います。今振り返ってどう思いますか?

M・Aさん
夏までは、英語と数学に重点を置いて取り組んでいました。特に数学は、「こんなに楽しいんだ」と感じることが多く、心から楽しんで取り組むことができました。先生方も数学を好きなだけやっていいと言ってくれたので、特に時間をさいて取り組みました。けれど、ある時、数学が全然楽しくなくなった時期がありました。答えも合わなくなり、自分で自由な発想ができない。もう嫌だと思った時、担当のM先生から「まだ数学は答えを合わせる時期じゃないから、楽しみなさい」と言ってもらえました。たしかに、数学に時間をかけていくうちに、「答えをあわせなきゃ、あわせなきゃ」と焦っていたことに気が付きました。模試の結果も気にしていたのですが、先生は「点数は気にしなくていい」と言ってくれ、私も信頼している先生がそう言っているんだから気にしなくていいんだと思うことができました。それまで通り、問題量をこなすというよりも、自分がわかるまでひとつのことを追求して考える勉強スタイルを進めていくうち、いつの間にか自分のやりたいことが解答につながってきました。それには自分でも驚きましたが、今ではそれが自信に繋がったと思います。

英語は現役時代から、フィーリングで解けていたところが多かったのですが、文法を一から取り組んだところ、一度成績が落ちた時がありました。その時もすぐに先生に相談したのですが、先生から「今までフィーリングで解いてきたからこそ、知識が増えて、今は混乱している時期。それは学力の低下ではなく、誰にでもあることだから、今は我慢をする時だよ。絶対大丈夫だから」と言ってもらいました。先生のその言葉を信じて、やり続けていたら、その後本当にぐんと成績も伸びました。

理科に関しても、何かあったらすぐに言ってくださいと先生が言ってくれていました。化学は計算が苦手だったのが少しずつできるようになりましたし、生物も自分が理解するまでやるという数学と同じ勉強法にしたら、成績も上がりました。

とにかく、壁にぶち当たって自分でどうしようもなかったり、計画が立てられなかったりしたらすぐに、先生に相談に行っていました。
校舎長
4教科のバランスや担任の先生はどうでしたか?

M・Aさん
4教科のバランスは私は特殊だと思うくらい、数学に時間をかけていたのですが…それくらい数学が楽しくて。これまで数学は才能でやるものだと思っていたのですが、理解すればできるんだということが本当に楽しくて、仕方ありませんでした。途中、数学に時間をかけすぎかなと考えた時もありましたが、担任のT先生も9月まではおもいっきり数学に時間をかけてやってもいい、と言ってくれたので、自分の中でも「これでいいんだ」と安心して取り組んでいました。
担任の先生がいる予備校は少ないと思うのですが、担任のT先生は「もっとできる。こんなんで満足したらだめ」と厳しい言葉が多かったです。そのおかげで自分もおごることなく、まだまだ頑張らないといけないといつも思うことができていました。先生にそう言ってもらえた分、焦ってやれたのがよかったと思います。 担任の先生以外の周りの先生も、相談したらいつも親身になってくれて、それぞれの科目の先生のバランスがよかったと思います。成長しているとほめてくれる先生とまだまだ頑張らないといけないと厳しくしてくれる先生がいたことが、自分の心のバランスが保てていた理由だと思います。
校舎長
藤田保健衛生大学の推薦入試を受けた経緯について教えてください。

M・Aさん
はじめは他大学にも興味があったことから、推薦入試を受けるかどうか悩みました。これまで一生懸命努力をしてきたので、それに見合うところを受けたいという気持ちもありましたが、推薦入試を受験することを決意したのは、医学部は甘くないということをひしひしと感じたからです。私にとって医師になることが一番の目的と考えると、大学名にはこだわらず、チャンスはチャンスとして受け止めればいいと思いました。結果は棚ぼたとして捉え、ダメだったとしてもそれも経験と割り切り、けれど受けるからにはしっかりやろうと言う気持ちで受験を決めました。とにかくチャンスはひとつでも多い方がいいという気持ちで本番に臨みました。
校舎長
推薦入試の対策としては、通常の授業とは別に英数の対策授業や面接指導を実施しましたが、どうでしたか?

M・Aさん
英語は自分のことをわかってくれているM先生がやってくれたということで心強かったです。入試の傾向に沿って限られた時間の中で、いかに精度を上げて解くかという指導をしてもらいました。ただ問題を解くのではなく、試験時間をめいっぱい使って精度を上げる練習をしてもらっていたのは本番で差がつきやすかったのかなと思いました。
数学も今までやってきたことをしっかりやれれば大丈夫と先生が言ってくれたことが大きかったです。これまでも先生は私の解き方を否定することがなかったので、本番でも自分の解き方に自信を持って取り組むことができました。
小論文も春からO先生にはたくさんの知識と、厳しく採点をしてもらっていたおかげで、入試本番では自分の言葉で、大学の求めていることが書けるようになっていました。本番でもプレッシャーなく、知識としてはこういうものがあるし、私はこれが書きたいと思うことを自信を持って書くことができました。うそをつかず本当の自分の気持ち・考えで本番にも臨めたことがよかったと思います。
面接でも自分の中で嘘をつかないことが信条なので、聞かれたら自分の言葉で何でも返すと決めていました。面接までに気をつけていたことは、ニュースなどを見た時にひとつひとつに自分の意見を持つようにしていました。これはこういう理由で、自分は賛成か反対かを考えるようにしていました。
校舎長
富士学院で得たものはありますか?

M・Aさん
一番大きいのは、否定されなかったことだと思います。多くの人の現役時代は、これをやっちゃダメあれもやっちゃダメということが多いと思います。なんで?と言っても答えてもらえず、混乱したまま受験会場に行く人も多いのかなというのが私の印象です。
富士学院では、今振り返っても、自分の解答に関して「だめ」と言われたことがなく、たとえ間違えた解答でも、これをもうちょっと変えたらいいよねとか、ここまで考えられるようになったんだから、すごいねと言ってもらえました。そのように先生方が対応してくれたので、自分の中で「やってはダメなこと」がなく、どの教科も自由に考えられるようになりました。富士学院の一番の良さはそういうところにあるのかなと思います。
校舎長
これから医学部に進学するに向けて、医大生になる抱負を聞かせてください。

M・Aさん
ひとつめは、一人一人に貢献できる医師になりたいなと思います。努力は報われるとこの1年で実感したので、大学に入ってからもしっかり努力して、自分が誰かのために何かをする時に、自分の力不足ということがないくらい、いろんなことをこれからも吸収していきたいと思います。
あとは、富士学院に来てゼミの仲間たちを「みんな優しいな~」とすごく思ったので、私も医学部に入った6年間でそういう優しい人になれたらいいなと思っています。ゼミの仲間は、年齢はそれぞれですが、みんな親身に相談に乗ってくれるし、年上・年下に関係なく、「仲間だから」と言ってくれます。そのような接し方は、できそうでも、なかなかできないことだと思うので、私もこれから優しい人になりたいと思います。
校舎長
では、最後に後輩のみんなへ向けたメッセージをお願いします。

M・Aさん
自分にあった、努力が報われる方法を探すことが大切かと思います。私は現役の時、やみくもにやって失敗してしまったので。どんな人でも先生との相性もあるかと思いますし、私自身、自分の性格を正しく理解していなければ、いくら努力してもだめだったと思っています。ひとそれぞれの性格があるので、あの人がああやっているからああやればいいというのは、ないような気がします。
自分がどんな性格で、自分がどうしたら一番伸びるのかというのを試してみてやってみるということが、遠回りなようで一番近道なのかなと感じます。私は不器用なので、そうやるしかなかったというのが今の気持ちです。 医学部入試は、ただ一生懸命やれば、必ず報われるわけではない厳しい世界なので、正確な自己分析も大切になると思います。
(常に「自分は人よりも努力しないといけない」「努力しなければ結果は出ないから、絶対にさぼってはいけない」と努力を続けてきたM・Aさん、これからも素晴らしい医師になるという目標に向かって頑張ってほしいと思います。)

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