藤田医科大学一般前期入試合格 富士ゼミ生
S・T君（4浪）
一宮西高校
四浪したからこそ伝えたいことがあります。まず、ご両親に感謝し、結果を他人のせいにしないことです。これらを心がければ、きっと合格をつかめるはずです。

私が今年合格した最大の要因は、生活習慣を改善したことと、先生方や両親の助言を素直に受け入れるよう努めたこと、この二点にあると考えています。

私は三浪目まで自分のやり方を貫いてきましたが、結果として合格することはできませんでした。しかし、今年一年間は先ほど述べた二点を意識して取り組んだところ、五つの大学で正規合格をいただくことができました。具体的に言うと、生活面では「朝六時に起床し、八時には学院にいる」「夜は十一時三十分には就寝する」ことを徹底しました。勉強面では「毎朝一時間英単語を音読する」「その週に習った内容を最低三回復習する」といった学習法を実践しました。

自身のやり方を大きく変えることは大変ですが、富士学院では担任の先生や各教科の先生、教務の方々が真摯にサポートしてくれます。「自分だけで勉強を続けられる自信がない」「自分に合った勉強方法を見つけたい」という方には、ぜひ富士学院で学んでみてほしいと思います。

最後に、これから医学部を目指す皆さんへ、四浪したからこそ伝えたいことがあります。 まずは、ご両親に感謝しましょう。浪人して塾に通えることは、決して当たり前のことではありません。この感謝の気持ちが薄れてしまうと、合格をつかむことは難しいと思います。

次に、結果を他人のせいにするのはやめましょう。たとえ先生の教え方が悪かったとしても、別の先生に変えなかったのは自分自身の選択です。すべての結果は、自分の決断の積み重ねであることを忘れないでください。

これらを心がければ、きっと合格をつかめるはずです。精神論なんてばかばかしいと思うかもしれませんし、私自身もそう思っていました。しかし、それを三浪目まで直してこなかったのが、私の結果です。合格のための最後の一点は、このような心構えでつくものだと実感しています。

このメッセージが、誰かの心のどこかに残り、合格の一助となることを願っています。そして、皆さんが悔いのない一年を過ごせることを心から祈っています。