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医学部予備校に入学するとどうなるのか、1日の生活を紹介

予備校ではどのくらい授業を行っているのか

もし医学部に入学したければ、起きている時間の大部分を勉強の時間に費やした方がいいでしょう。ほとんどの大学で最も偏差値が高い、すなわち難易度の高い学部は医学部だからです。そのため、合格するためにはそれ相応の努力が必要です。
しかし自分で勉強を長時間続けるのは、なかなか大変なことです。1日や2日くらいであればモチベーションを維持できることもありますが、それが1年間続くとなるとモチベーションの維持が難しくなり、結果勉強をあまりしなくなったり嫌になったりする可能性があります。そこでおすすめなのは、医学部予備校に入学することです。医学部予備校に入ってしまえば、授業によって学習スケジュールがある程度拘束されます。
医学部予備校に入学した場合、どのような一日になるのでしょうか。スクールによっても若干変わりますが、基本的に朝学校に行って夜帰宅するまでずっと勉強漬けという生活になります。ある医学部予備校のカリキュラムを見てみると、8時半までに登校して、そこからずっと授業ならびにテストという生活です。そして22時くらいまで授業や個人学習、質問対応の時間に割り当てられています。その間それぞれ1日3食、1時間の休憩があるだけです。これが月曜日から土曜日まで続きます。
日曜日に関しては、時間短縮はあるものの授業は用意されています。しかしそれでも19時前くらいまで教室や自習室の中に入って食事休憩以外は勉強をしなければなりません。これを何か月も自分ひとりで行うのはなかなか難しいですが、医学部予備校に通うことで、勉強できる環境を手に入れることができます。

起きている時間の大半は勉強に充てるべし

医学部予備校の1日の生活スケジュールを見ても分かるように、ほぼ勉強のために時間を充てないと、なかなか難関の医学部に合格するのは難しいです。医学部に入りたければ1日12時間を目標に学習を進めるのがおすすめです。半日を勉強のための時間に充てるのは、過酷ではないかと思うこともあるでしょう。しかしそれほど無理を強いているスケジュールではありません。
例えば1日平均7時間睡眠時間を確保したと仮定します。受験生は20歳前後の方が多くなっていますが、そのような人たちから見れば、睡眠時間7時間はそれほど少ないわけではありません。食事や入浴の時間を2時間程度に仮定した場合、残りの起きている時間は15時間となります。その中で12時間学習のために使ったとしても、残りがまだ3時間あります。自由時間が3時間あるのは、案外余裕のあるスケジュールになるでしょう。
逆に言うと、医学部の受験を突破するにあたって、1日の勉強時間が12時間に満たない生活を送っていると、無駄な時間が多いのではないかと疑われます。もし心当たりのある方がいれば、1日の中でスマホやテレビを見ている時間がどれくらいあるか考えてみましょう。自分ではそんなに長時間スマホをいじったりテレビを見たりしている意識はないかもしれません。しかしちりも積もれば、1年を経過する頃にはかなりの時間の無駄遣いをしていることになります。
医学部予備校に入学して通学することで、このような無駄な時間が管理されてかなり削られます。その分を効率的に学ぶ時間に割り当てることが可能です。その結果成績もアップしますし、次の入試で合格できる可能性も高まります。

体調管理を怠らないこと

できるだけ起きている間は受験勉強のために使った方がよいですが、そのようなスケジュール管理をするためには医学部予備校に通うのがおすすめです。しかしやりすぎはかえってマイナスで、睡眠時間を削って勉強を続けると、体を壊してしまいます。せっかく頑張って受験対策を進めても、大事な本番当日に体調を崩してしまったのでは本末転倒です。医学部受験を突破するためには、勉強することも大事ですが自身の体調管理もしっかり行うことが大切です。医学部予備校でも相談をすれば、このような指導をしてくれます。体調管理と言っても、基本的なことを押さえることだけで十分です。
まずは睡眠をしっかりとることです。寝不足が続くと免疫力も落ちて、病気にかかりやすくなります。また食生活も意識して見直しましょう。適当に好きなものだけを食べていると、栄養バランスが偏って健康を害しかねません。肉や揚げ物などばかり食べるのではなく、時には魚も食べるようにする、野菜もしっかり毎日の食事で摂取するように心がけます。
また満腹になるまで食べ過ぎないようにすることも大事です。腹八分目という言葉が昔から日本にはあります。暴飲暴食をすると、胃腸などを壊しかねません。受験勉強中心の生活だと、どうしても運動不足に陥りがちです。もし高カロリーな食事ばかりしていると、どうしても太りやすくなりますから注意しましょう。さらにインフルエンザなどが秋から冬にかけて流行することもあります。そのような時にはには感染を防ぐために、なるべく外出を控える、どうしても外に出なければならない際にはマスクを着用するなど、健康管理を徹底してください。

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