2024年度医学部受験に見事打ち勝ったH・K君の合格体験記です。

私と富士学院との出会いは、川崎医科大学の総合型選抜対策です。岡山校で開催されていた対策講座に参加させていただいたときに、雰囲気がとても明るく、その他の予備校で感じていた近寄り難さもなく、勉強がしやすそうな環境だなという印象を持ちました。その直後に、広島校が開校されたことを知りました。富士学院は私がこれまで見学させていただいた予備校の中でも資料が豊富で情報量の多さも一番だと感じ、「ここで勉強したい」と思い広島校開校後2番目の生徒として入学させていただきました。
富士学院入学時には医学部入試がどれほど難しく、また合格するためにどれほど勉強しなければいけないのか分かっていませんでした。一浪目の時、私は素直になれず、また自分にも甘かったので先生方や教務の方が仰っていることを理解するのにとても時間がかかっていました。例えば、「我流のやり方を貫き通してしまっている」と指摘を受けても、それを自分で判断することが難しく、正しいやり方を理解するのに時間がかかりました。また、苦手な英語を伸ばすことが合格の一番の近道だと言われていたのにも関わらず、英語よりも得意だった数学に時間を割いてしまい、結果として全体が伸び悩んでしまいました。アドバイスを上手く聞き入れることができず、「苦手だから」「嫌いだから」ということを理由に逃げてしまっていたのだと思います。
このことから、二浪目は一浪目の反省を生かして課題から逃げないように、そして素直に頑張ろうと思い、まずは一次合格を掴もうと勉強に励みました。物理は本質から理解し、導出もできるように意識して取り組んだり、化学は一浪目の時に作っていた復習ノートを活用したりしながら理科を安定させるとともに、英語の苦手をなくそうと日々努力しました。その結果、総合型では一次合格、一般選抜では一次合格と補欠をいただくことができました。ただ、二浪目の時は「一次合格を掴む」ことばかり考えて最終合格に至るまでを逆算して考えることができず、合格をつかみ取ることができませんでした。また、一浪時と比べて勉強の効率も上がり、人としても成長することができたとは思いますが、面接の練習については「真剣に取り組んだ」と胸を張って言える状態ではなかったように思います。そのため甘さが露呈することもあり、面接指導では教室長から度々指導を受けました。話し方や質問に対する返答を考えることは日々の勉強と繋がっている部分も多いと身を持って気付かせてもらいました。そういう課題を踏まえながら「これで最後にするぞ」と思い、三浪目を始めました。日々普段の生活を見直しつつ、勉強と面接両方を大切にしながら過ごしていく中で、苦手だった英語もおかげでようやく文法が安定し、文を日本語に訳しながら読む速度も速くなってきました。また、化学や数学も先生が一浪目でおっしゃっていたことをようやく理解することができ、作ったノートの見直し方も効率が良くなり数学や化学の知識を単位時間あたり多く詰め込むことができるようになりました。そのおかげで、数学では記述の時に大きく失点することがなくなり、化学もいろいろな模試で安定して偏差値70前後を取ることができるようになりました。物理では本質の理解について徹底的に教えていただき、他教科の勉強法を元に効率よく成績を上げ、本番でも安定して得点源にすることができました。先生方の支えがあったからこそ、川崎医科大学の本番では350点中300点以上を取れたという確実な手ごたえがありました。また、教室長が面接の苦手な私に一浪目からつきっきりで練習してくださったことで本番でも面接を失敗することなく無事合格することができました。川崎医科大学だけではなく、一次合格を4ついただくこともできました。このような成果が得られたのは広島校の先生方の力があったからだと思います。
富士学院広島校の先生方は入学時勉強のやり方が全く分かっていなかった私を受け入れてくださり、合格まで導いてくださいました。今から受験を考えている方や合格に向けて頑張っている方も、悩んでいることがあればぜひ富士学院を訪ねてみてください。私のような手のかかる生徒でも受け入れてくださり合格まで導いてくださったのできっと力になってくれるはずです。医学部を目指して受験を頑張っている皆様、最終合格できることを影ながら応援しています。