2023年度医学部受験に見事打ち勝ったK・Tさんの合格体験記です。

私は高二の三学期から英語、高三から数学を習い始め、推薦が終わってから理科に本格的に取り組み始めました。しかし、本気になるのが遅く学力が足らなかったため、一般でも不合格で浪人することになりました。
はじめは周りにほとんど知り合いがおらず不安でしたが、同じく浪人した同級生の女子生徒を紹介してくださり、すぐに仲良くなることができました。分からないところを教え合うだけではなく、休憩の時には雑談をするなどして気分転換もできました。授業に関しては、個人指導だからこそ引っ込み思案で人と話すことが苦手な私でも担当の先生に質問することができ、自分に合ったペースで授業が進んでいったと思います。周りの人が宿題よりも自習をしている時間が多い中、自分だけ宿題で手一杯だった時もあり、これでいいのか何度も考えましたが、無事に一般入試で合格することができ、先生を信じてやってきてよかったと思いました。
面接についてもしっかりと指導していただきました。早い時期から月に一回面接の練習があり、面接ノートを書く必要もあったため、思うように勉強の時間が取れず焦る気持ちがありました。当時は今からこんなに面接の練習をする必要があるのかと考えるほどでしたが、受験の時期になると、あの時頑張っていてよかったと心の底から思えました。また、練習を通して医師になりたいという気持ちも強く持つことができ、より勉強にも集中できるようになりました。入試が始まってからも空いている時間に何度も練習してくださり、本番では緊張はしたものの、自信をもって面接に臨むことができました。
このように諦めずに指導してくださった先生方、教務の方々、信じて応援してくれた家族のおかげで合格することができたのだと思います。本当にありがとうございました。