2022年度医学部受験に見事打ち勝ったY・Tさんの合格体験記です。

私は高校生のとき、自宅での学習習慣がほとんどなく、家では勉強ができないと分かったので、月曜日から土曜日までは朝早くから夜遅くまで開いていて、日曜日も夕方まで開いている富士学院を選びました。私は富士学院以外の予備校を知りませんが、まず約一年間過ごして良かったと思う点を挙げていきます。一つ目は授業が少人数で、かつ基礎から丁寧に教えてくれるところです。私は富士学院で授業を受けて改めて基礎ができていないと実感しました。基礎がまだできていない私に対しても、最初から教えてくれるので、授業を受けていくうちに今まで出来ていなかったところができるようになっていきました。加えて、授業が少人数制なので、授業中に分からないところがあってもすぐに質問をすることができたり、また先生方も生徒のことを把握してくれているので個別にプリントを用意してくれたため、基礎からしっかり固めることができました。二つ目は、先生方に加えて教務の人や他の生徒との距離が近いところです。そのおかげで質問や進路相談などはもちろん、その他受験勉強に関係のない話もできたので、私にとってそれが勉強の息抜きにちょうど良かったと思います。三つ目は医師になるために必要な知識を得られるところです。具体的には現役の医師の方のお話しを聞く機会があることや、小論文の授業中に医師や医療に関する知識を得られることです。このように医師や医療について学ぶ機会があったおかげで、自分の将来をより具体的にイメージすることができたので、勉強に対するモチベーションが保てたり、それが面接対策にもつながったのだと思います。またこれは受験勉強とは直接関係はありませんが、四つ目としては食堂の料理がおいしいところです。日々の料理ももちろんですが、月に一度のスペシャルメニューもとても豪華で楽しみの一つとなっていました。以上が富士学院で過ごして良かった点です。参考になるかは分かりませんが、ここからは国立大学二次試験対策について、私自身の経験を基に具体的な勉強方法を述べていきます。まず私は共通テストの自己採点で七割五分程しかありませんでした。私が志望していた島根大学は、二次試験に必要な教科は英語と数学の二教科だけでしたが、対策を始める時期も遅く、私立大学の受験が終わってから二次試験対策を始めました。英語に関しては約一か月の間、和訳や英作文の課題を出してもらい、提出するときに先生に添削をしてもらい対策をしていました。また数学に関しては私専用のプリントを作ってもらい、それをひたすら解いて対策をしていました。以上のように先生方の協力を得ながら、最後まで対策をし続けたことで島根大学に合格することができました。私の成績は決して高いものではなく、記述模試とのドッキング判定では毎回E判定でした。そのため、たとえそれまでの模試の成績が悪くても、また共通テストの点数がギリギリであったとしても、最後まで対策を続けることができれば、合格を手にすることができるので最後まで諦めずに勉強を続けて下さい。最後に、私は富士学院にゼミが始まるギリギリに入学したので、お世話になった期間は他の方よりも少し短いですが、富士学院にいて楽しく過ごせたので、とても良かったと思います。ありがとうございました。