「あしたのひと」vol.4 初夏号を刊行しました。

東京校教務課の三木です。

医学部合格へのサポート情報誌「あしたのひと」のvol.4初夏号を刊行しました。

今回の特集も大学関係各位、富士OB会、関係者の方々にたくさんのお力添えを頂き「AMDAグループ代表、菅波茂氏のインタビュー記事」をはじめ、「医学部訪問レポート」や「医学部合格のための英語基本学習法」など、充実した内容になっています。

「あしたのひと」は、医学部合格を目指して頑張っている受験生にエールを送るマガジンとしてスタートし、創刊号発刊から早いもので一年が経ちました。これまでに全国各地の医学部を目指す生徒・保護者の方々や、多くの高校進路指導担当の先生方より生徒に配布したいとのご要望で、医学部受験予定の人数分のお申込みを頂き、またここ最近では、大学様よりオープンキャンパスにて配布したいとのご要望もあり、お陰様で多方面から反響を頂いております。

無料定期購読のお申込は随時行っておりますので、医学部を目指す方、進路指導ご担当の方、また医療に従事されている方など、お気軽に当サイトよりお申込みください。

さて、富士ゼミが開講してから約2か月が経ちました。毎朝テストや毎週土曜日に週テスト、
面接指導や校外模試が実施されて生徒たちの状況は忙しくなってきていますが、
東京校の生徒たちはヘコたれることなく学習に向かっています。
今まで以上に質問スペースも活気づいてきました。

ただ、この夏に向かって暑くなってくるこの時期は、体調を壊したり、
学習意欲が落ちたりする生徒が増えてくる時期でもあります。
学院では生徒の顔色などを見ながら声かけや励ましなど行うことが日課です。
学校では経験がないくらいの学習量に戸惑ったり、焦ったり・・・。
きっと生徒たちは今まで見たこともない人生史上一番高い壁を越えようとしています。
自分と向き合うことや弱いところを見つめて進んでいかなければならないことは非常に苦しいこと・・・。
そんな状況でも前を向いて進んでいく生徒たちから私もパワーをもらっているように感じる毎日です。

なお、東京校では6月26日(日)に全校舎統一 医学部実力模試を実施します。

本実力模試は、医学部を目指す上での現状の把握と、現段階での自身の立ち位置を知る
またとない絶好の機会になります。来年度の医学部受験をお考えの方はぜひ、この機会をご活用ください。

「ありがとう」の反対語は「当たり前」

東京校の村田です。宜しくお願い致します。

今回、生徒たちが学院の生活に慣れ、5月の面接指導で医師になる覚悟を確認し合い、6月はチーム会議でここまでの学習状況を生徒中心に関わる全ての担当講師・職員で共有し、更なる決意を固めあっていくタイミングで、「自立」について生徒と一緒に考える時間を取りました。

初めに、2017年度より、ほぼ全体の医学部で教育カリキュラムが変更され、臨床実習が倍の2年間になり、基礎医学等の座学時間が減り、医師国家試験の対策時間も今までのように取れなくなる事を話し、現状でも、留年や放校が少なくない中、更に厳しくなるカリキュラムを一つひとつ習得するためには、自立した学習と生活リズムを継続していく力を持っていないと、手取り足取り、誰も助けてくれない事。医師になる覚悟をもって自立していかなければ、6年間続けていく事が難しい事などを話しました。不安をあおるのではなく、現実に受験生時代にその点を成長しておかないと、せっかく合格したにも関わらず不本意な結果に繋がるからです。

「自立」の反対は「依存」。講師・職員の助けを借りながら成長していく事は必要ですが、助けばかりを求めているだけでは自立は出来ません。どうしたら、自立の方向に成長できるのか?年間を通して生徒に関わっていると、医師の姿がイメージできる生徒が日を追うごとに増えていきます。成績はもちろんですが、入学のころとは違う人間的な迫力と言うか言葉で表現するのは難しいのですが・・・ただ、伸びていく生徒に共通している言葉があります。それは、「ありがとうございます」という言葉です。感謝の言葉を素直に出せる生徒は壁にぶち当たった時に先ず自問自答し、そこから改善点を探り、克服するために質問・相談をするといった姿勢が多いです。逆は、自分以外に原因を求め、自らの本質に気付かない状態の生徒です。そういう意味では、自立のスタートは感謝できる心の構築にあるのではないかと感じます。そのうえで何事にも感謝していこうという姿勢は重要だと思いますが、「当たり前」という意識を変える事の方が更に重要だと思います。生徒達は当たり前に何でも準備される時代を生きてきています。そこで、自分の今おかれている環境を一度、客観的に考えることを提案しました。

話の中で、人間として生まれてくる確率を生徒に出題しました。ざわつきながら、それぞれの計算式ですごい桁の数字を言い合っていました。何を基準にするかで確率は変わりますので、そこは問題じゃありません。ものすごい確率だという点に気付けるだけで良いと思いました。ある教授は1億円の宝くじが100万回連続して当たる確率×人間の細胞の数である約60兆と表現されていました。続けて、世界の平均寿命の質問をしました。日本が世界の中で長寿国家としてトップを競っている事は知っていますが、世界には平均寿命が40歳台の国も複数ある事も紹介すると驚いていました。その国の人たちからすると、約2回分の人生の時間を頂ける国に生まれたてきた事に感謝です。現在の天災や戦争等に気持ちを巡らせれば、国内でも世界でも当たり前の日常が一瞬で非日常の世界に変わります。これは誰にでも起こりうることである事等の話しをさせて頂きました。

現在、生徒たちは毎日、大変な学習と生活リズムの中、様々な問題と格闘しながら頑張っていますが、将来の目標達成のために受験の機会を頂いていること自体が「有り難い」ことだと再認識し、先ずはその環境を与えて頂いている親への感謝をあらためて思うところからスタートしていく事を約束し合いました。終了後には、生徒全員が、学習面・生活面で自立できていないと思っている事をまとめて提出してくれました。一人ひとりの生徒が、感謝しながら書いてくれたことを克服していく先に合格も良医への道も続いていると思います。その達成へ向けて、先ずは、講師・職員が生徒と向き合えることに感謝しながら、更なる覚悟をもって応援していきます。