高校生活全般が問われる“医学部受験”

12月に入り、冬の寒さが本格化してきました。
受験生の皆さんには、くれぐれも日々体調には気を配りながら受験前の追い込み学習に取り組んで欲しいものです。

さて、11月には多くの医学部で学校推薦型選抜や総合型選抜が実施されました。
また、一般選抜でも私立大学では出願が本格的に始まっています。

その中で、特に現役の高校3年生に多い事で、出願時に初めて志望理由書や自己推薦書の提出が必要な事を知り、また、記入すべき内容を知って
「こんなことを書かないといけないの?」
「もっと学校行事に積極的に参加すればよかった。」
「ボランティアやリーダーの経験があればな~。」
と言った声を聞きます。
そうなんです。自己推薦書の中には、リーダーの経験、ボランティア活動、生徒会活動、部活動などの高校生活全般を通じての活動実績や身に付けられた能力などの記載が求められる大学もあるのです。

従って、医学部入試は、高校生活全般を含めて入試と捉えた方が良いのです。
医学部受験は医師になる為の試験ですから、就職試験に近いのです。
就職試験では必ず「履歴書」を提出することになります。
採用担当者はまず履歴書を見て、その人物の過去の経歴(経験)から能力を図り、採否を決定していく訳です。

高校1年生や2年生の皆さん、今現在出願の真っ最中ですので、多くの大学で出願に必要な書類がネットで見る事ができます。ぜひ、ご自身が志望する大学の出願書類を見てみてくださいね。そして、出願書類に記載が必要だからではなく、自分のPRをしたくてたまらないという状態を受験期には作っておいて欲しいと思います。その為の第1歩は常に身近にあるはずです。体育祭や文化祭の委員会、部活の部長、クラスの係など、ぜひ積極的に立候補や参加をしてみてください。

受験生の皆さん、富士学院の面接指導では出願書類記載の内容も含めながら模擬面接を実施しています。皆さんの経験で楽しかったこと、苦しかったこと、得られた事、身に付いたスキル、感じたこと、大学でどう生かせるかなどは面接でも良く聞かれます。機会があれば、ぜひご利用ください。

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