「感謝」を忘れず、目標へひたむきに

岡山校 教務課の高垣です。
5月から始まる面接指導を目前に控えた先日、村田本部長による「医師になるということ」をテーマにお話をして頂きました。
セミナーでは、医学部受験へ臨む覚悟やその先の医師として活躍するための意識付けなど本部長自身の実体験を交えながら内容で、大変興味深いお話ばかりでした。生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。
今回はお話の一部をご紹介させて頂きます。

医学部受験を乗り越える際に、伸びていく生徒達には共通点があります。それは“素直さ”と“感謝の気持ち”を持っていることです。
「感謝」の対義語はご存じでしょうか?答えは「当たり前」です。
自分たちが今当たり前のように過ごしている日常がどれほど恵まれたものであるか、常に感謝の気持ちを持って日々を過ごすことで、大切な一年間の過ごし方も変わってくることでしょう。その中で医学部へ合格し、医師になるというビジョンを明確に意識することが生徒達の自立へと繋がると信じています。
「自立」の対義語は「孤立」です。そして孤立とは、自分が困っている、助けてほしいと誰にも伝えることができないことではないでしょうか。
医学部受験という大きな壁を前に生徒は不安や悩み、孤独な気持ちを抱くのは当然です。そんな時、無理にその気持ちを消そうとし、「孤立」してしまうことが無いよう自分からぶつかっていく、質問能力を向上させていく姿勢を意識してほしいです。その意識の継続がコミュニケーション力にも必ずつながっていきます。そんな皆さんを私たちはチームで一丸となって、しっかりとサポートしていきます。

「医師とは止まりかけた一人ひとりの人生の目標や夢を繋ぎ、前に進めることができる職業です。そして生命全体と直接向き合う尊い仕事です。」

医学部卒業後、1人の医師が約40年間現場で頑張ったとすると、診療科目や地域によって差はありますが、接する患者さんの延べ人数は約30万人にもなると言われています。皆さんの成長を待っている患者さんは大勢います。これだけたくさんの生命と向き合い治療していく基礎学力が受験では要求されるので、難しいのは当然です。目標に向かって全員で頑張っていきましょう。

今回のセミナーを受け、生徒たちは自分自身を見つめ直し、改めて医師になるための決意や自覚を持つことができたようです。各々がどんな医師になりたいのか、これまで以上に真剣に考える良い機会になりました。

セミナー後には、「その時の成績や大学に合格することばかりに気を取られ、医師になった姿を想像できていなかった」「周囲に感謝し、素直にアドバイスを聞き入れようと思う」といった感想が挙がり、自身を省みて今後どう頑張っていくかを懸命に考える姿が見受けられました。私たち職員一同も日々感謝の気持ちを忘れず成長を続け、よりしっかりと生徒達をサポートし、寄り添っていけるよう精進していきます。

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