先輩から後輩へ

こんにちは。名古屋校教務課の石榑です。

もうすぐ4月が終わろうとしています。ということは、来年1月のセンター試験、私立医学部入試まで8か月少々といったところでしょうか。
受験生の皆さんの中には、来年の受験に向けて、すでに焦る気持ちが生まれている人もいることと思います。名古屋校のゼミ生にも、ゼミが始まり、新しい環境や浪人生であるということ、勉強の仕方など、不安を抱えている人が多くいました。

そこで、名古屋校の第一回目のリフレッシュタイムでは、名古屋市立大学医学部3年のOBに講演を行ってもらいました。富士学院で勉強し、合格をつかんだ経験者としての視点で、医学部に合格するための勉強の仕方や気持ちの整え方、医学部生としての日々について話してもらったところ、ゼミ生たちにはとても良い刺激になったようです。講演の後には、何人もの生徒がOBのところへ質問や相談に来ていました。講演が終わってからまだあまり日にちが経っていませんが、多くのゼミ生たちが、周りに流されず先生を信じて継続することの大切さや、受け身ではなく自発的な学習をすることなど、OBが話してくれた合格するために大切なことをきちんと実践できているように思えます。ぜひ入試まで継続してもらいたいです。

ですが、何事も継続するということは簡単なことではありません。更に、受験というものは不安や焦りとの戦いにもなります。今は前向きにがんばれていても、心が折れそうになってしまう時期もあります。そんな受験生と同じように苦しい時期を乗り越えて、現在医学部生や医師となっている多くのOBが、受験生の皆さんを応援してくれています。今のゼミ生と同じように悩み苦しんだ末に合格を勝ち取った先輩のアドバイスや励ましは、きっと受験生にとって大きな支えになるでしょう。今回のように、またゼミ生とOBが交流できるような取り組みを続けていきたいと考えています。