生徒のために「できうることを全力で」

こんにちは、鹿児島校の山田です。
この時期、富士学院では多くの正規合格の喜びに沸き立ちますが、今年も多くの喜びの声が出る一方で、残念ながら結果が出なかった生徒、そして補欠繰り上げ合格待ちの生徒もいます。鹿児島校でも富士ゼミ生で6校の一次合格を勝ち取りながら、補欠繰上げ合格待ちの生徒がいます。東京会場での受験を中心に頑張ってきた生徒です。彼は「もし1次合格が来なかったら一旦、鹿児島に帰ってきます」と言いましたが、うれしい事に帰って来ることはありませんでした。そして先週、九州の医学部2校の2次試験に向かうため、半月ぶりに鹿児島校で面接指導を行いました。
2次面接終了後、本人は「鹿児島に戻るか次の発表で1次合格していればまた東京に向かいます」と言っていましたが、見事に7校目の1次合格が出ました。本人は「医師になる事は大変なことです。その為にはまだまだ修行がたりないという事だと思い頑張ってきます」と言って福岡空港から東京へ。そして本日、補欠通知を持参して元気に教務室へ!2日前の合格発表の大学でも補欠順位を頂いていました。「さっき届きました!補欠です!」
補欠順位は10番台、ここ数年でみると、繰り上げ合格の可能性が非常に高い順位です。
昨日の時点では不合格としかわからなかったので、補欠通知が来るなら本日の午前中と伝えていました。まだ合格ではありませんが、ほぼ確実に繰り上げ合格。最後まで決してあきらめず、ここまで頑張ってきた事に涙でした。

医学部合格に奇跡はありません。しかし「最後まで諦めない」。この気持ちを持ち続けて最後の最後までサポートし続け、また本人自身が頑張った結果、念願の合格通知を手にすることができた生徒達をこれまで数多く見てきました。富士学院では例年、繰上合格速報を更新していますが、昨年は学院生が3月31日まで繰上合格が出ています。

合格に至るまでには様々なドラマがありますが、私達も最後の受験が終わるまで目の前にいる生徒ひとりのために「できうることを全力で」をモットーにしっかりサポートしてまいります。