生徒が毎週取り組む「週テスト」を通して

こんにちは。
福岡校教務課の竹本です。
福岡はこのところ、気温が30度まで上がったかと思えば、次の日には20度を下回るなど、体調管理が難しい日が続いています。加えて雨が続き、ついつい気持ちまでどんよりとなってしまいそうですが、生徒共々、職員講師も奮起しているところです。

さて、今回は「週テスト」の取り組みについてご紹介したいと思います。
週テストは、そのクラス(8人クラス、またはマンツーマン指導)の為だけに各科目の担当の先生が作成してくださる週の確認テストです。1週間の授業内容をどれだけ理解しているかを把握する指標になりますし、
全員毎週土曜日の13:00~17:30までの時間で一斉に実施しますので、緊張感を持って試験をする良い機会にもなっています。
(※各種模試やプレテストがある日はお休みです)
答案は、次週の授業内で返却・解説していただき、全てファイリングするように指導をしています。週テストが全て終了するころには、そのファイルがその生徒だけのオリジナルの問題集になるのです。9月末にはすべての週テストが終了しますので、10月からの演習期には、その問題集を振り返ることで、自分がどの単元でどういう問題でミスをし易いのかなど確認することができます。また先生方は、その単元の特に大事な部分を出題してくださっていますので、何度も何度も繰り返し解くことで定着を図ることができます。

今回で、第5回目の週テストが終了しました。
高得点を継続している生徒、科目や単元によって偏りがある生徒、体調が悪く思うように得点できなかった生徒・・
生徒によって傾向はありますが、その都度、科目による学習時間の偏りはないか、予習・復習は追い付いているか、授業についてきているか、生活リズムの確立ができているか・・・等々、随時、担任の先生・各科目担当の先生・教務担当職員によって生徒ひとりひとりに声掛けやアドバイスを行いますので、回を重ねるごとに週テストはもちろん、勉強への向き合い方も変わっていきます。
生徒たちも「クラスで1番を取る!」「満点を取る!」とモチベーションにしてくれています。試験し終わった後のやり直しも大変重要です。高得点を取れなくても、とことんやり直しをし、納得するまで復習した生徒は、大勢が合格していっています!

今日も遅くまで生徒たちは先生にしがみつく勢いで質問をしています。
この調子でこれから来る夏に立ち向かっていきましょう!

【福岡校医学部受験イベント情報】

6月10日(日)久留米大学医学部推薦入試説明会及び医学部教授による特別講義

6月17日(日)福岡大学医学部推薦入試説明会

6月24日(日)第1回医学部実力模試 解説授業

日頃からの訓練「新聞視写」

教務課の友田です。
早いもので4月のゼミ開講から既に1ケ月が過ぎました。ゼミ生達は学院の一日・1週間といったリズムに沿い、それぞれの学習に日々努力を重ねる毎日を過ごしている状況です。

さて学院では随分以前から新聞視写を生徒に取り組ませてきました。『天声人語』『編集手帳』といったコラムから一篇を選び、一文を一度頭に入れて出来る限り本文を見ずに正確に写す、或いは気になる数文を抜きだしコメントを書く、といった指示のもと、分かり易い文章の書き方、言葉の言い回し、文書の中での語彙の書き取りといった練習を繰り返すことで、オーソドックスな文章を書く為の基礎作りを期待してのものでした。
しかし医学部の受験環境や入学後の素養面までを考慮した上で、今年からコラムにかかわらず、医療・政治・世界情勢など注目しておくべき記事なども含め、新聞記事全体から適宜教材を取り上げるように変わりました。

一つには医学部受験では小論文の比重はけっして軽いものではないこと。加えて出願の折の志望動機をまとめるなど、自分の考えをまとめる力がとても要求されます。また二次面接での対応を考えておかなくてはなりません。出題傾向も多岐にわたりますし、広く教養を求められることもあります。医療に関する話題を少し掘り下げて知る事など、医療を目指すものが是非とも関心をもっておかなければならない情報もあります。そうしたことまでを広く考えますともっと掘り下げた記事や時事解説などにも積極的に目を向ける必要があるでしょう。

小論文の授業でもそうした医学部受験生が知っておくべき知識面については従来と同様に講義が行われますが、バックボーンとなる広い情報を得ること、常日頃から考えをまとめる練習をしておくことで、更に授業との相乗効果も期待できるのではないかと思われます。
設題も視写に加え、要約や、字数を設けての所感、指定語句を使った作文など様々です。月曜に課題が配布し、一週間かけてノートに完成させ、提出後は担任講師のチェックを受けます。採用された文章の長さが3〜5倍となってますし、なかなか手強い印象を受ける課題です。1週間をかけて計画的に取り組むことを求めています。

現況5回めのノートが提出されたことになります。見ますと月曜日に配布された課題を日々きちんと計画的に取り組んでいる様子のわかるノートもある一方、土曜日の夕刻に慌てたように課題の用紙をもらい忘れたと言ってくる生徒も数人いました。日曜日にまとめてやるつもりでしょうか。「やっつけ仕事では良い内容は書けないよ。」との注意はしつつも、とにかく頑張って取り組もうという姿勢には励ましています。生徒それぞれが教科学習に追われる中、数分・数十分を間に挟み込むことで、文章を書き写したり、考えをまとめる行為を気分転換にしつつ、ひいては数か月後の入試における自己表現や小論文の強い武器となることを願っております。新しくなった取り組みを見守っていきます。

【福岡校医学部受験イベント情報】

6月10日(日)久留米大学医学部推薦入試説明会及び医学部教授による特別講義

6月17日(日)福岡大学医学部推薦入試説明会

6月24日(日)第1回医学部実力模試 解説授業

5月に入り、思う事

福岡校教務課の高嶋です。
4月も終了し、5月に入りました。世の中はゴールデン・ウィークの最中ですが、受験生にとりましては、「休みはない」と言っても過言ではありません。富士ゼミは4月9日の開講式を受け、翌10日から授業が始まり、3週間が過ぎました。

富士ゼミ生達は、朝登校し、朝食・朝学習・視写課題・朝テスト・朝の会、そして、昼食をはさみ、授業4時限をこなし、夕食、夜点呼後、夜間補習又は添削指導、夜間学習(個人学習・質問)、22:00に帰宅・帰寮という一日の学習・生活リズムに慣れるよう、真剣な面持ちで取り組んでいます。

授業では科目別学力別クラス編成となっておりますが、気の合う友人もでき、クラスの生徒達はお互い切磋琢磨しながら学習を進めています。来春の合格へ向け、決意も新たに力強く学習に取り組もうという意気込みが感じられ、頼もしく感じているところです。土曜日の午後に行われる週テストも2回目が終了しました。クラス担当の先生方がそのクラスの生徒達の為に、その週で指導した分野、単元の範囲を決めて出題し、学習の理解度、到達度を計るテストです。このテストで合格点を取っていけば自然と実力がついていきます。生徒達にはまずこのテストの合格点を取ることを目標に、授業、その予習・復習にしっかり取り組んでいきますよう、励ましています。

また、現役の個人指導生達も真っすぐに勉強に向かっています。日々の学校での授業そして課題に加えて、体育祭などの行事もこなし、夜遅くまで富士学院で個人指導を受け、自宅に帰る現役生達、彼らの現時点で乗り越えるべき壁は一人ひとり違うからこその個人指導。それぞれの指導目標達成に向け、担当講師と共に応援しています。このゴールデン・ウィーク期間中も学校のスケジュールが許す範囲で、集中指導を受講する生徒も多くおります。現時点の自分の学習状況に鑑み、この期間にでき得る限り強化、克服しておきたい科目、単元に絞って学習していきたいと目標・目的をしっかり定めて、受講しています。
なにはともあれ、まずは実り多い5月となりますよう、生徒達共々、成長していけるよう努めていきたいと思う次第です。

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